パナマ運河サムライ!

<MLB 06プレーオフ>タイガース リーグ優勝決定シリーズ進出に王手 - 米国

【ミシガン/米国 6日 AFP】MLB・06プレーオフ、ア・リーグ地区シリーズ、デトロイト・タイガース(Detroit Tigers)vsニューヨーク・ヤンキース(New York Yankees)第3戦。
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(c)AFP/Getty Images Elsa

AFPBB News


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〈アキラメナイ!〉
勝ちました!!
2004年から採用された、パ・リーグの変則プレーオフの第1ステージ。
この2年間、ホークスはシーズンを1位通過しながら敗退して優勝を逃しています。
3度目の正直となる今年はどぅなることか?
「2度ある事は3度ある。」なんて言葉もありますが、それは当てはまりません!
今年は、今までのように1位通過をしていないんですからね(笑)
10/7(土)の初戦、エース斉藤和巳投手の好投に打線の援護なく完封負けをした時には、「あぁ、ダメかぁ!?」と半分覚悟をきめていたんです。
しかし、2戦目での猛打爆発! と言うか、松中選手の一発でホークスが勢いづきました。
結果的には”パナマウンガ侍”フリオ・ズレータの2試合連発で第1ステージ突破です。
このズレータ選手がホームランを打った時の、「パナマウンガ・サムライ、ヨカロウモン!」の言葉のあとや、ヒーローインタビューでよく「アキラメナイ!」と言います。
この『あきらめない』はWBC、夏の高校野球と、今年の野球界のキーワードかも知れませんね!
※初戦の完封勝ちの西武・松坂投手。 これが日本球界でのラスト登板になってしまったようです。
*

〈復活〉
プレーオフになると主砲の松中選手は打てなくなってしまい、昨年は千葉ロッテが優勝を決めた最終戦での二塁打1本のみ。
三冠王を取った全日本の四番バッターが… 信じられない結果です。
ですから、この二塁打が出た時の福岡YAHOO!ドームのファンの歓声は、安堵と喜びが混ざった凄いものでした。
「短期決戦に弱い!」こんな呼び方をされるようになってしまいました。
今シーズンは首位打者にはなったものの、ホームランがたったの19本。 毎年40本以上も打つ選手がです。
初戦で松坂投手から2本ヒットを打っても、味方が点を取られた次の回の反撃をしなければならない打席で三振。 そしてチームは完封負けと、周りに与えた印象は最悪でした。
第2戦では逆転のチャンスにセカンドフライ。 イヤなムードです。
しかし、若手選手の活躍で一気に4対1と大逆転。 そのあと1点差まで追い上げられた次の回にやっと、相手を突き放すようなタイムリーヒットが出ました! これでプレッシャーから吹っ切れたのか、次の打席でもタイムリー!!
2打席連続と良い雰囲気になってきましたが、ファンにはまだ何か足りません。
ホークスの押せ押せムードの9回表にまた打順が回ってきて…
遂に、高めの直球を見事にセンターバックスクリーン右横のスタンドに叩き込みました!
完全復活を思わせる豪快な3ラン!! ファンの盛り上がりは最高潮! ホークス・ファンはこれを待っていたんです。

〈涙〉
松中選手は普通の選手と違ったレベルで戦っています。
師匠である監督の王さんの現役時代もそうでした。
普通のヒットやツーベースでは観客は満足してくれないのです。 特に世界記録756号の年は、チームの勝利よりも王選手のホームランだけが注目されて!
でも、その年の巨人はぶっ千切りのリーグ優勝でしたけどね! ここでもっと凄いのは、世界記録を破った翌日の試合でサヨナラ・ホームランを打っているところです。
監督にお会いした時に「私が子供の頃に観戦すると、必ず王さんはホームランを打ったんです!(正確には1試合だけ打ちませんでしたが…)」と言いましたら、「じゃぁ、もっと観に来てもらえば良かったねぇ。」と…
他球団よりもチームの優勝を義務付けられている中で、尚且つ誰よりもホームランまで期待されている四番バッターなんですから大変だったと思います。
同じ状況で戦っている松中選手には、この2年間のプレーオフでの成績はとても辛かったんでしょう。
ヒーローインタビューでの涙に、その全部が表れていました。
プロですから、成績を残すのは当たり前です。 だからこそ、結果が出せないということほど辛いことはないと思います。
その思いが伝わり過ぎて、コチラまで涙が… 最近涙もろくてダメですねぇ。

〈自然の演出〉
翌日のスポーツ紙一面の写真は良かったです。 芸術的と言っても良いでしょう。
インボイス西武ドームは、ドーム球場と言いましても密閉されてはなく屋根を付けただけですから、周りから自然の風が入るようになっています。
ですので、この時期はその開いている部分から西日が差し込んできます。
9回表の松中選手の打席に、それが丁度バッターボックス辺りを照らして。
スポーツ紙のカメラがホームランを打った瞬間を捕らえているんですが、絞り(露出・明るさ)を松中選手に合わせているので後方スタンドの観客席が真っ黒に写っているのです。
まるで舞台俳優をピンスポットのライトが照らしているようでした。
肉眼ではそのようには見えません。
まるで、松中選手が苦悩してきたことに対して労ってくれたかのような、自然が作った最高の演出です。

〈侍Spirit〉
王監督が認めるもう1人のチーム・リーダーがズレータ選手です。
”パナマウンガ・サムライ”のパフォーマンスに、ヒーローインタビューのお立ち台での日本語。
キャラクターばかりが目立ってしまいますが、ゲーム中の彼をよく見ていてください。 印象が変わりますよ!
ピッチャーがピンチの時など、どの野手よりも真っ先にマウンドに駆け寄ってピッチャーに声を掛けています。
それで助けられて立ち直って、バッターを抑えきる。 そんな場面が幾度もあります。
昨シーズンはテレビ中継でも取り上げていましたが、1打席毎に相手のピッチャーの投球内容をメモしていました。
そのように、190cmの体からは想像も出来ないくらいに繊細な一面もあるんです。
お立ち台での日本語で話すあの言葉はパフォーマンスではなく、彼の本当の心からの言葉でしょう。
彼こそ本当の侍です。

〈決戦〉
セ・リーグは阪神の猛追を振り抜き、中日ドラゴンズが優勝しました。
あの落合監督が涙の優勝インタビューです。
パ・リーグはプレーオフ第2ステージ。 ホークスは札幌ドームで待ち受ける北海道日本ハムとの戦いです。
今年から1位通過のチームに1勝のアドバンテージが与えられますので、不利な戦いです。 新庄選手の引退で盛り上がってもいるようです。
しかし11・12日が札幌で14・15日が福岡と、日ハムが連勝しなければYAHOO!ドームに帰ってこれるんです。
そして、この2年間は第1ステージから勝ち抜いたチームが、その勢いで優勝し、日本シリーズも制して日本一になっていますからね!
さて、どぅなるか? 取り敢えずは1勝して、福岡に戻れることを決めましょう!!!
8日の松中選手の言葉、「最後は福岡で森脇監督代行、そして頑張ってくれた斉藤和巳、そして病気で頑張っている王監督を絶対胴上げする…」
その言葉が現実になった時、私はまた泣いてしまうかも知れません(笑)ゞ

カテゴリー[ ベースボール ], コメント[1], トラックバック[0]
登録日:2006年 10月 11日 06:01:44

コメント

万歳!です。とりあえず、第一ステージは。
で、ズレータ選手のやさしさをこのプレーオフで実感しました。普段のテレビ中継では映らなかったと思います。今回はチラチラと普段見れない選手たちの姿がテレビに映っていたと思います。
そして昨日、15日のチケットを引き取りに行って来ました。三塁側なのですが、主人は張り切ってます。
中日がセ・リーグ優勝し、選手たちが日本シリーズも「勝つ」と言っているのを聞き、「今言っている事を後悔させてやる」と言いながら張り切って仕事に行きました。
今日から仕事を夕方までに終わらせるそうです。
まずは福岡に帰って来てほしいです。

でんきやさん @ 2006年 10月 11日 10:08:17

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プロフィール
坂井 永年
坂井 永年
(男)
1964年07月31日
■職業:イラストレーター
■代表作品:ソフトバンクホークスキャラクター「ハリー・ホーク」、新日本&全日本プロレス、各種キャラクター等、ビッグコミック・スペリオール初代表紙
■将来の目標:故手塚治虫氏のアドバイスによる”浮世絵”などの日本的な絵と、現在描いている自分のイラストとの融合したスタイルの完成。
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