平成の怪物
<MLB>松坂 レッドソックスの入札を受けて渡米前に記者会見を行う - 千葉
【千葉 15日 AFP】ポスティングシステム(入札制度)でMLB挑戦を目指す西武ライオンズ(Seibu Lions)の松坂大輔(Daisuke Matsuzaka、中央)は、ボストン・レッドソックス(Boston Red Sox)が最高額約5111万ドル(約60億円)で30日間の独占交渉権を落札したとの発表を受け、渡米前の成田空港で記者会見を行った。この会見で松坂は「スタートラインから一歩踏み出した感じ。プレッシャーもあるが、好成績を挙げ、敵地でブーイングを受けるようになりたい」とメジャー移籍へ向けて意気込みを語った。(c)AFP

〈最後の日〉
とても旬な人物に会うことが出来ました。
11月23日(木) 勤労感謝の日、所沢のインボイスSEIBUドームにて『2006年西武ライオンズ・ファン感謝の集い』が行われました。
この日が“平成の怪物”と言われた松坂大輔投手の西武ライオンズでの最後の日になってしまいました。
ファンの方たちにとってこんな大事な日に、天気予報は雨!
ドーム球場とはいえ、雨では人出に影響が出ます。
何とか雨は降らなかったのですが、西武ドームは近くに湖がある山の中。 この時期はとても寒いのです。
先週の千葉マリンの海風とはまた違った寒さ。 おまけにあれから10日も経ってこの曇り空。
コートを着ていても芯から冷える寒さでした。(緊張しているから余計に手が冷えたりして…)
ポスティングでのメジャー移籍金が、予想を上回り過ぎる60億円。
一般のニュースでも取り上げられるほどの話題になり、いつも以上のマスコミの数でした。
ということもあってか?、西武球団では松坂・戒厳令が布かれているような雰囲気だったんです。
取締役の方でさえも「ずっと会えない状態で…」と言っていました。
今回は無理かな? あまり無理を言うのは良くないし…
でも、こういう時になると、必ず私の中に“ナポレオンの辞書”が出てくるのです。
*
〈WBC〉
このブログをずっと読まれている方はご存知だと思いますが、今年は仕事に関係なく『WBC・王JAPAN』で活躍したメンバーを描き続けています。
王監督から始まり、ベイスターズの多村選手、ホークスの川﨑選手、マリーンズの西岡選手と今江選手、そしてファイターズからFAで巨人へ行く小笠原選手と…
肝心な人が1人足りませんよね!?
そうです。 MVPの松坂選手です。
人物を描いたら必ず額装したモノを本人にプレゼントする。 ここ数年はそうしています。
ですが、だからと言って私自身が常に有名な方や選手に会える立場にある訳ではありません。
少しのチャンスがあれば、そこから何とか!てな具合にやっているのです。
いつもの年でしたら、シーズンオフに私の地元の静岡で行われる『パシフィック・リーグオールスター東西対抗』に松坂選手は出場されるのですが、今年はメジャー移籍のこともあって出場されません。
チャンスがあるとすればファン感謝デーかな?
今月5日に行われた東西対抗で西武の黒岩球団代表にお目に掛かったので、松坂選手がファン感謝デーに来られることを確認して、イラストを持って行きたいことをお願いしておきました。
しかし!!
〈60億〉
松坂選手のポスティング移籍は、誰もがニューヨーク・ヤンキースが落札することと思っていたでしょう。
が、以外にもヤンキースのライバル球団、ボストン・レッドソックスが落札しました。 それも松坂選手本人ではなく西武球団に支払う移籍金だけで『60億円』。
これこそが予想外です!
両チームともに優勝を狙っていて、ベーブ・ルースの頃からのライバルということで、「ヤンキースへ入れさせない為にここまでした!」とまで言われています。
このことは日米のスポーツ・メディアで一番の話題となり、日本では普通にニュースでも報道されています。
1つだけ気になったのが、金額面などでのイチロー選手や松井選手との比較。 ゴシップ週刊誌では、また意地の悪いことを書いています。
イチロー選手はメジャーの中でもトップ中のトップの選手。
松井選手だって全米で一番知名度がある球団で活躍している選手ということで、アメリカでも知らない人がいないほどです。
ワールド・シリーズで優勝したホワイトソックスの井口選手やカーディナルスの田口選手を知らない人は大勢います。 でも、ゴジラ松井は有名です。
松坂選手はWBCやオリンピックで最強と言われるキューバに勝ったという実績もありますけど、イチロー選手や松井選手の活躍があってそれだけの評価をされていることだけは解って戴きたいです。
〈救いの神現る!〉
という訳で、今や時の人。
ファン感謝デーというのに、外には各テレビ局の中継者が!!
ワイドショーまで来て、生中継をしているんですから!
球団も神経を使うのはよく解ります。
当日は黒岩代表までもが「まだ選手にも会えない状態なんですよ!」と仰っています。
さすがに無理かな?とも思いましたが、下駄は履くまで…いや、脱いで「ただいま!」と帰宅して家の中に入るまで解りません。(確か以前に長嶋監督がそんなことを言われたような…?)
取り敢えず、選手サロンに行ってみました。
私のWBCイラストには最強の協力者がいます。
フジテレビ『すぽると!』でお馴染みのテレビ西日本・解説者の池田親興さんです。
今年5月の交流戦の時にお会いしてから、私のイラストを気に入ってくださって、それ以来親しくさせて戴いています。
何と、その池田さんが前日に西武ライオンズの赤田将吾選手に「こういう人がイラストを持って行くから!」と連絡していてくださったのです。
これこそ神の助け!
そう言えば、池田さんは昭和60年の阪神優勝時の背番号18で有名ですが、ホークス時代はリリーフ・エース(守護神)でした。
私にとっても守護神ですね!
〈平成の怪物現る!〉
プロ野球の世界は各チームとも球団(フロント)が仕切っていますが、それよりも選手間やOBからの方が話が早かったりするんです。
それでわざわざ奥の手を使ってくださったようなんです。
こちらからお願いした訳ではないのに、そっと気が利いたことをしてくださる。その心遣いに感謝感謝です。
ファン感謝デー午前中の選手会主催の少年野球教室のあとの休憩時間に赤田選手が間を取り持ってくださいました。
お礼の代わりと言っては何ですが、赤田選手のイラストも描きますので、西武ファンの方はお楽しみに!!
以前にこのブログに載せた、土井正博ヘッドコーチの現役時代のイラストの額縁を先に渡してきてくださいました。(掲載してあるイラストはサインして戴いたモノに変更しました。)
「とても喜んでいましたよ!」と伝えられ、その言葉に「もうこれだけでもいいかな?」なんて思ってしまった程です。
そのくらい、このピンクのユニホームには思い出があるんです。
そんな感じで喜んでいましたら偶然、松坂選手が現れたではないですか!
早速、赤田選手が紹介してくださり、お話することが出来たのです。
〈奇跡〉
まさに奇跡です。
松坂選手はテレビで見る印象と違って、とても丁寧な話口調です。
好青年という感じ。
小さな頭に童顔な顔つき、それと反比例したようにガッチリした身体付き。
来シーズン、メジャー選手をバッタバッタと討ち取る姿に、「“スクールボーイ”と呼ばれた沢村栄治が、ベーブ・ルース達から三振を取った時ってこうだったのかなぁ?」と想像することでしょう。
私の弟がオリジナルで作ったレッドソックス・バージョンの千社札に、「もうちょっとしたら使わせてもらいますね!」と。
そして、イラストにサインを戴いた時には、「日付はどぅしましょうか?3月20日にしましょう。」と言って、優勝したキューバ戦の日付を書いてくださいました。
日付入りは王監督のモノと2つだけです。
このイラストはそのキューバ戦を描いたモノですから格別です。
実はこのシリーズを描く時は、特に細部の小道具までこだわって描いています。
横浜の多村選手の時は韓国戦の大ホームランを描いたのですが、準決勝と決勝戦だけ履いているスパイク・シューズが違ったんです。 その辺を喜んで、ご本人のブログで書いてくださっていました。
松坂選手もそうですが、本人に喜んでもらえるのって本当に嬉しいです。
快感です!
レッドソックスのユニホーム姿のD-MAT(これからメジャーで使うらしい、松坂選手の愛称)も描きたくなってしまいました(笑)ゞ
カテゴリー[ ベースボール ], コメント[4], トラックバック[0]
登録日:2006年 11月 25日 03:27:24
コメント
こんばんは。ライオンズファンとしたら堪らない
数々のお話・・・。
レッドソックスのユニホーム姿も楽しみにしていますよ。
OH-HO @ 2006年 11月 25日 21:27:03
この時期に松坂選手に会えるなんて、自分自身でも驚きです!
周りの方々への感謝を忘れてはいけないと、改めて思いました。
ここだけの話、確実に会えるって解っていれば、無理してでもボストンのユニホーム姿を描いていきました(笑)ゞ
でも欲張ってはいけませんね!
イラストレーター坂井永年 @ 2006年 11月 26日 23:23:33
はじめまして!
『ULTRA+HAWKS』でここ知りまして来ました。
ここを見させていただき「やっぱり!」と思いました。
私はホークス(野球)ファンであると同時に
プロレスファンでもあります。
特に新日本プロレスが好きで
坂井さんのイラストはかなり前から
見させていただいています。
そうですね、
レッドソックスの松坂のイラスト見たいですね!
レオン @ 2006年 11月 28日 03:17:41
レオンさん、コメントありがとうございます。
うわぁ~!嬉しいですねぇ!!
新日本プロレスの頃からですかぁ。
あの頃はプロレスに勢いがあって、楽しかったですね!
当ブログではホークス中心の野球の話や、たまにはプロレスのことも書いていきますので、また覗きに来てください。(勿論イラストも掲載します。)
こちらへもドンドン書き込んでくださいね!
イラストレーター坂井永年 @ 2006年 11月 28日 14:33:30
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- 坂井 永年
- (男)
- 1964年07月31日
- ■職業:イラストレーター
■代表作品:ソフトバンクホークスキャラクター「ハリー・ホーク」、新日本&全日本プロレス、各種キャラクター等、ビッグコミック・スペリオール初代表紙
■将来の目標:故手塚治虫氏のアドバイスによる”浮世絵”などの日本的な絵と、現在描いている自分のイラストとの融合したスタイルの完成。
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