イラストレーター坂井永年の原点
プッシーキャット・ドールズ、レストラン「Cipriani」のチャリティコンサートに参加 - 米国
【ニューヨーク/米国 18日 AFP】ニューヨークのウォール街(Wall Street)にあるレストラン「Cipriani」で行われているチャリティコンサート「Cipriani Wall Street Concert Series」に17日、プッシーキャット・ドールズ(Pussycat Dolls)が出演した。
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(c)AFP/Getty Images Rob Loud

〈Sexy…〉
先日偶然なんですが、このPussycat DollsのプロモーションビデオをYouTubeで観ました。
簡単に言えば、サッカーのスーパースター、ベッカムの夫人のビクトリアがメンバーだったスパイスガールズ風なグループでした。
個人的に言わせてもらいますと、「スパイスガールズよりも美しいような気がします。」
セクシー系です。
でも、“エロかっこいい”とは言ってほしくないですね!
日本の“エロ~”と言われている歌手は全然美しくないじゃないですか!?(歌舞伎町や渋谷のセンター街で見掛けそぅな… その辺が若い人達には親近感があって良いのでしょうけど。)
オーラの美輪さんも私と同じようにテレビで怒っていましたけど、“エロ”なんて下品な言葉を何にでも付けるんじゃないっつうの!(怒)
以前、Sexy系のイラストを描いた時に「エロ可愛いですね!」って言われたことがありますが、とても不快でした。
最近は下品な言葉やアングラな言葉を普通に使おうとしますが、イヤですねぇ。
ここ数年で色々なモノや世界の垣根が無くなってきています。
勿論、良いこともありますけど、ある程度のケジメという意味では垣根って必要ではないかと思います。
どぅでしょうか?
話が変な方向に行ってしまいました。
今回は以前の続きといいますか、私がエアブラシでイラストを描く切っ掛けとなった話を書きます。
*
〈切っ掛けは~〉
それは高校生の頃です。
NHKスペシャルで放送していた『シルクロード』の関連番組を観たのが最初でした。
シルクロードの幻想的なテーマ曲を演奏しているのがシンセサイザー奏者の喜多郎さんで、そのレコードジャケットを描いていた長岡秀星さんの特集番組だったんです。
エアブラシで描かれていて、エアブラシを全く知らなかった訳ではなかったのですが、長岡さんの絵は衝撃的でした。
そして、アメリカ在住でアース・ウィンド&ファイヤーのジャケットも手掛けているということも知り、より一層の衝撃を受たんです!
その番組と連動して長岡さんのイラスト展が開催され、私の地元にもやって来ました。
伊勢丹の催事場に行きましたよ!
生で観るイラストに興奮しました!!
「うわぁ~!」
「自分も描いてみたい!」
そぅ思った私は家に帰って母に話をして、おばあちゃんにねだってエアブラシの道具一式を買ってもらいました。
嬉しかったですねぇ。
でも、それから26年以上も経った現在それを仕事にしているとは、その頃は考えてもいませんでした。
〈エアブラシ〉
エアブラシと言っても、ご存知のない方が多いと思います。
例えて言うと、建物の壁や車のボディーを塗装する時に「シュ~ッ!」って吹き付けているアレの小型版です。
アメリカでは今でもあるようですが、「車に絵を描くアレ。」って言うと道具やイラストのスタイルが解る方がいるのではないでしょうか!?
そして購入してからすぐに何の練習もしないでイラストを描こうとしたんです。
あとから“エアブラシ入門”みたいな使い方の本を買って少しづつ憶えながら、自己流で始めました。
でも1つ問題がありました。
それは空気を圧縮するコンプレッサーの音がうるさいということです。
本当はやってはいけないのですが、コンプレッサーを座布団や布団に包んで使っていました。
空気を圧縮するということは湿気も取り込んでしまうので、ノズルから絵の具と一緒に水が「シャーッ!」って出てきて大変でした。
仕事をするようになってからは水気を取り除く部品を取り付けましたので、今はそのようなことはありませんが。
あと最初の頃はポスターカラーで描いていたので、部屋中に舞う粉塵が凄かったり、マスキング(塗らない部分をカバーするシール状の透明フィルム)が定着しなかったりと大変でした。
何が切っ掛けだったか忘れましたけど、アクリル絵の具というモノを知ってそれを使い始めました。
これは描くときは水彩で使いやすいうえに、乾くと耐水性になって作品の保存の点でも優れているいう最高の絵の具でした。
水彩ですから普通の画用紙では水で紙がヨレてしまいますので、イラストボードというモノを使っています。
これもマスキングを貼ったり剥がしたりを何度もしますから、毛羽立ちにくい紙のモノを探しまくりました。
そんな風に色々と描きながら、現在の方法を見付けたんです。
〈スタイル〉
以前にも書きましたが、現在はレコードではなくCDになってしまったのでジャケットが小さくなってしまいとても残念です。
でも切っ掛けが切っ掛けですからCDジャケットの仕事は嬉しいですね!
プロレスラー『グレート・ムタ』のCDのジャケットを依頼された時には、切っ掛けを思い出していつもと違うスタイルで描きました。
イラストに関しては全く私にお任せの仕事でしたので、自由にやらせてもらったんです。
今回掲載のイラストはそのあとにTシャツ用に描いたモノですが、CDのジャケットもこのような感じのイラストです。
いつもの少しコミカルな感じよりも、プロレスというジャンルに対してスタイル的に合っているからというのが一番の理由です。
それとココだけの話ですが、もう1つ理由があるんです。
たまに業界関係者の中で「いつものスタイルしか描けない。」と思っている人がいるんです。
商品などでご覧になる一般の方々なら良いのですが、そういう関係者がいると「業界人のくせに、この絵を描くのに基礎がなくて描ける訳ないだろう!」「だったら見せてやる!!」って思ってしまうんですよ(笑)ゞ
てな訳で、たまぁ~に違ったスタイルで描いてしまうんです。
でも相手から(軽い感じで)「違ったスタイルで描いて!」って言われても絶対にやりませんけどね。
今描いているイラストは何年も掛けて作り上げた(というかまだ途中ですが)スタイルです。
そこだけは頑固に「私の絵のスタイルはコレです。」って!
〈四半世紀〉
高校時代の師、美術の石山潤先生から「池の中の蛙になるなよ!」と言われた言葉と、先輩たちの優れた画力を目にしたことで、「上には上がいるんだなぁ。将来、普通に絵を描いても生活は出来ない。自分にしか出来ないモノで勝負しよう!」と思ったこと。 そして、エアブラシとの出会いがが現在のスタイルになる切っ掛けだったんです。
ですから、「そぅ簡単には!」って気持ちが強いんです。
先日、東京の部屋で資料を探していたら、エアブラシ初期の頃のイラストが出てきました。
今のスタイルの元みたいなイラストもありました。
勿論、王選手の一本足打法(当時は助監督でしたが)。
それと、メジャーのスラッガーで巨人に来たレジー・スミス。
これは当時の巨人軍の方々に大ウケしました。 1983年10月の作品と書いてありました。
それと3頭身で顔は少しリアルに描いた中畑選手と原選手。
これは四半世紀前の’82年、18歳の誕生日前だった高校生の時の作品です。
改めて見て驚いたのは、選手が使用しているスパイク・シューズやバッティング・グローブ(手袋)のメーカーのブランド・マークを現在のようにちゃんと描いていたことです。
この頃からこだわっていたとは… 忘れていました。
これ全部、本人のサイン入りですから宝物です!
プロレスの仕事をしている時にこの頃を思い出して、仕事とは別にレスラーのイラストにサインを貰うことを趣味にしました。
ご存知のように今ではプロ野球選手や芸能人など、どんどん広がっていってます。
たまに古い作品を見直すと「ここは進歩した。」とか「あの頃から成長してないんじゃなのか?」などと、とても勉強になります。
〈ご報告〉
この度、ベースボールマガジン社からの依頼でイラストを描きました。
5月19日発売の週刊ベースボールの別冊誌に掲載されます。
この号は監督特集ということで、4人の監督を描いています。
書店にお立ち寄りの際は、是非ご覧ください。
それともぅ1つ。
プロレス・ファンの皆様、お待たせ致しました。
久しぶりにプロレスのTシャツのイラストを描きます。
これは6月10日あたりに発売されると思います。
以前から私の頭の中にアイディアがあったモノですが、偶然にそれの依頼が来たんです。
感の良いファンの方なら解るかも知れませんね!?
宜しくお願い致します。
※最近、YouTubeでスペクトラムというバンドの映像を見ました。
’79年から2年間だけの活動だったのですが、インパクトがありました。
プロレスラーのスタン・ハンセンの入場テーマ曲もそぅです。
少しアース・ウィンド&ファイヤー的な雰囲気もあって、今ならジャケットを描いてみたいんですけどね!
カテゴリー[ アート ], コメント[4], トラックバック[0]
登録日:2007年 05月 17日 05:59:10
コメント
『テキサスロングホーン』ですね。
あの頃のテーマソングってインパクトありましたね。
ブロディの『移民の歌』でしたっけ?あれも。
でもレスラーがテーマソングを使い出したのは
マスカラスの『スカイハイ』なんでしょうね、きっと。
昔のホーガンのテーマソングを着メロで
探しているんですけど見つからないんですよ。
まだ『1番』トランクスをはいていたときのです。
僕も絵というかデザイン関係の仕事に
憧れていた時期がありました。
今は全く違う仕事に就いています。
「いつか、きっと」なんて思っているだけでは
どうにもならないんですよね。
家庭を持った今、冒険のできない自分に
腹立たしさも感じたりしています。
レオン @ 2007年 05月 17日 21:25:03
レオンさん、お久しぶりです。
スタン・ハンセンのテーマ曲は『SUNRISE』です。
原曲には歌が入っていますが、演奏の部分はとても優れた曲だと思います。
またこれが、“不沈艦”と呼ばれたハンセン選手のイメージにピッタリだったですね!(仰る通り、パートナーでありライバルだったブロディの『移民の歌』も良かったです。)
ブログの文字の部分をクリックすると曲に繋がりますので、是非聴いてみてください。
プロレスラーのテーマ曲の元祖は確かに『スカイハイ』です。
これは当時の日本テレビのスタッフの方がマスカラスの来日にインパクトを与える為に選曲したそぅです。
以前、ブログに書いたと思いますが、その選曲された方はジャイアント馬場さんと親しかった方でしたので、現在「ノア」という車のCMに『スカイハイ』が使われていることを快く思っていないらしいです。
『夢』は「いつか、きっと…」と思いながら、実現させることを忘れずにいれば何とかなってしまうものです。
確かに家庭を持ってしまうと、なかなか難しいでしょうけど!
「この道を行けばどぅなることか、危ぶむなかれ、危ぶめば道はなし。」
ではないですけど、家庭生活に支障のない程度に行動を起こしてみるのもイイんじゃないですか?(笑)
※ハルク・ホーガンの当時の曲のテープを持っていたはずなんですけど…今、何処に。
イラストレーター坂井永年 @ 2007年 05月 18日 23:29:38
そうそう『SUNRISE』でしたね。
今週、久々に「週プロ」買いました。
高校の頃から10年以上毎週買っていたんですが
いつの間にか買わなくなってました。
ムタも段々派手になっていきますね。
レオン @ 2007年 05月 19日 22:15:52
レオンさん。 そぅですねぇ!
私もプロレスの仕事をやらなくなってからは、専門誌を買っていません。
ライバル誌の「週刊ゴング」が廃刊になった今は、プロレス週刊誌が1誌だけになってしまい、何となくパワーダウンしてしまったような気がします。
ムタも少々マンガっぽくなりすぎのような…
しかし、6月に発売される私のイラストのプロレスTシャツは面白いですよ!
期待してください。
「週プロ」と同じ出版社から出ていますベースボールマガジン7月号に掲載されているイラストも是非ご覧くださいね!
※明日の晩から福岡へ行ってきます。 また何か報告が出来れば良いのですけど。
イラストレーター坂井永年 @ 2007年 05月 20日 23:31:01
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- プロフィール

- 坂井 永年
- (男)
- 1964年07月31日
- ■職業:イラストレーター
■代表作品:ソフトバンクホークスキャラクター「ハリー・ホーク」、新日本&全日本プロレス、各種キャラクター等、ビッグコミック・スペリオール初代表紙
■将来の目標:故手塚治虫氏のアドバイスによる”浮世絵”などの日本的な絵と、現在描いている自分のイラストとの融合したスタイルの完成。
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