毎度馬鹿バカしいお噺
【10月30日 AFP】コロラド・ロッキーズ(Colorado Rockies)を4連勝で降し、3年ぶりにMLBワールドシリーズを制したボストン・レッドソックス(Boston Red Sox)の地元ボストンで37人が逮捕された。
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(c)AFP

〈お祭り騒ぎ〉
アメリカ・メジャーリーグのワールドシリーズはボストン・レッドソックスが4連勝で優勝しました。
メジャー1年目で世界一なんて、松坂大輔という選手は本当に運が良いというか、素晴らしい星の下に生まれてきた人なんですね!
高校で甲子園制覇、プロでも西武で日本一、そして昨年のWBCで世界一と…
凄いですねぇ。
シーズン後半からは絶好調というピッチングではありませんでしたが、ワールドシリーズでも日本人初の勝ち投手になるんですから、やっぱり彼は特別な人間なんですよ。
さてさて、前回から言っていますように、来シーズンにどのようなピッチングをするかが気になります。
最後の2試合は打たれてしまいましたが、岡島投手も頑張りました。
15勝した松坂選手よりも印象度は高いです。
そのレッドソックスのファンですが、相変わらず過激ですねぇ。
テレビで見た感じでも、コロラド・ロッキーズのファンとの違いは一目瞭然でした!(コロラドのファンが上品に見えましたよ。)
逮捕者37人ってどぅいうことですかぁ?
以前からNBAの優勝チームの本拠地で暴動が起きたという報道を目にしました。
負けて怒った上での行動なら理解が出来るのですけれど、勝利の喜びの分かち合い方が暴動とは…?
アメリカだけでの出来事だと思っていたことが、ある時から日本でも起こるようになってしまいました。
道頓堀川へのダイブと言えば解りますね!?
阪神タイガースの優勝からですよ。
嬉しくてやってしまうファンもいるのでしょうけど、何かを切っ掛けに騒ぎたい人が集まって集団心理なのか暴動にまで発展してしまうのですから、考えてみれば恐ろしいことです。
お祭り騒ぎってこのようなことなんでしょうか?
お祝い事なのに逮捕者を出すなんて、馬鹿馬鹿しい話です。
「毎度、馬鹿馬鹿しい…」と言いますと、落語の最初の文句。
先日、落語芸術協会の『芸協らくごまつり』が盛大に行われました。
寄席演芸界と縁が深い私ですが、こういう機会でもないとお会い出来ない大師匠に接触する最大のチャンスと、イラストを描いて行って参りました。
その大師匠とは、人気テレビ番組『笑点』で御馴染みの落語芸術協会会長・桂歌丸師匠でございます。
*
〈世襲〉
あのボクシングの問題もそうでしたが、毎日のニュースを見ていると落語よりも馬鹿馬鹿しい話ばかりです。
本当にイヤになってしまうことが多いですね!
ですからでしょうか、このところ寄席を含めたお笑いのブームがしばらく続いています。
最初はバラエティー番組やM-1などからブームになりましたが、テレビドラマを切っ掛けに落語や寄席にも興味を持つ人が増え始めたようです。
テレビ文化の台頭で一般に縁遠くなった歌舞伎の世界が、十二代目・市川団十郎の襲名から注目を浴びるようになり、その後、松緑、藤十郎、勘三郎などの大看板の襲名で一気に人気を取り戻しました。
それにあやかってか、落語界もこの機を逃してはと、こぶ平師匠がお祖父さんの名前である正蔵を継ぎ、襲名披露興行を盛大にやって寄席演芸界を盛り上げました。
世襲制の歌舞伎界を真似るのには、お祖父さん、お父さんが人気落語家だったサラブレッドのこぶ平さんしか出来なかったことです。(志ん朝師匠がご存命なら、名人だったお父さんの古今亭志ん生を襲名したのでしょうが…)
それから9月から行われている、林家木久扇&木久蔵、親子W襲名も連日盛況とだ聞いていまして、私もどこかの寄席にお祝いに行かなければと思っています。
落語家さんも世襲制でいぃんじゃないですか?
落語という世界も歌舞伎と同様に古典芸能でもあります。
今の時代に着物での所作を普通に出来る人達なんて、そぅはいません。
おまけに落語家さん達って、噺の登場人物ののような人達なんですよ。
ですから、子供の頃からそんな中で育ってきている人が一番落語家向きだと思います。
個人的な意見ですが、政治家だって特殊な生活をしている人達ですから、後を継ぐ人がしっかり修行を積んでいるのであれば世襲でも良いような気がします。
〈らくごまつり〉
その落語人気ですが、最近は浅草演芸ホールや新宿・末広亭の前を通っただけでも活気が伝わってきたので少しは感じていたのですけど、今回の『芸協らくごまつり』で現実に目にすることが出来ました。
11月28日に東京は西新宿の芸能花伝舎で行われなした。
歌丸師匠以下、小遊三師匠、昇太師匠と笑点の面々や、米助師匠、鶴光師匠など落語芸術協会の全員が参加されています。
ココは元々が淀橋第三小学校の跡、体育館では落語会、校舎のそれぞれの教室では落語、漫才、コント、切り紙、講談、太神楽などの体験教室が開かれていました。
面白いのでは、落語家さんが登場する時の出囃子を習う、鳴り物体験教室なんていうものもありました。
運動場にもステージを作って、芸協バンドが演奏を、そして回りには色々な屋台があって落語家さん達自らが営業しているんです。
寄席文字の師匠が実際に書いていたり、富くじなんてのも売ってました。
歌丸師匠とプリクラが撮れるブースは超人気でした。
思っていたよりも数多くのお客様の来場に、「落語人気って本当なんだなぁ。」って驚かされました!
自分が落語好きということもありますけど、若い頃に係わったというかお世話になった世界だけに、とても嬉しかったですよ!!
で、何故そのイベントに行ってきたかと言いますと、親しくしている若手落語家の瀧川鯉朝師匠に誘われたということもあるのですが、実は私の高校の先輩に柳亭楽輔という師匠がいまして、この先輩が静岡おでんの屋台を出すというので、冷やかしではなく賑やかしに行ってきたのです。
〈静岡おでん〉
静岡市役所の先輩から聞いて駆けつけた(とは言っても、何もお手伝いしていませんが…)訳なんです。
この“静岡おでん”は昨年のキリンビールのCMで紹介され、東京でも少しづつ人気が出てきました。
あのCNでモデルとなったお店が静岡市内にあるんですよ。
子供の頃から食べていますけど本当に美味しい店で、開店の夕方5時に入らないとすぐに満席になって(10人も入れば超満員ですけど)9時半には閉店という超人気店です。
静岡のおでん文化というのは少し変わっていて、東京のもんじゃ焼きに似ているところがあります。
会社帰りに飲みながらという店もあれば、子供や学生が駄菓子屋の奥でおやつに食べたりもするんです。
勿論、ご飯のおかずに買ってきたり、家で作ったりもします。
静岡おでんは独特でして、スープは牛スジで出汁を取って醤油ベースの真っ黒。
そこで肉も卵もジャガイモも練り製品もそれぞれ全てが串に刺された具が煮込まれて、鰯粉に青海苔を混ぜたものを掛けて食べるんです。
練り製品も静岡特有なモノがあるのですが、なんと言っても一番は“黒はんぺん”
鰯で作ったはんぺんで、これは食べて戴く以外には味を説明することは出来ません。
美味しいですよ!
最近は東京駅のキヨスクで缶詰になって売られています。
〈歌丸師匠〉
今回のイベントには静岡の天神屋さんが全面協力ですから味に心配はありません。
おでんは勿論、屋台から人員まで提供してくださいました。
お陰様でこの日一番の人気で、あっという間に完売してしまいました。
私も食べたかったのですけれど、残念ながら…
「市役所の先輩から…」と先程も書きましたが、静岡おでんの知名度を広める為にと静岡市役所の東京事務所もお手伝いして、おでんを買ってくださったお客様に抽選で静岡の物産品が当るということまでやってくださったんです。
という訳で楽輔先輩も鼻高々で、打ち上げの席でもご機嫌でした。
で、私はイベント中にちょいとした隙に、忙しそうにしていた(前出の)鯉朝さんを見付けて、持参した胃イラストを片手に「歌丸会長を紹介して…って無理?」と聞いてみました。
「よろしいですよ!」と言ってすぐに控え室に連れて行ってくれたんです。
鯉朝さんが私のことを紹介してくださり、ご挨拶をして、いつものようにサインを戴き~記念撮影という流れに。
テレビと同じで上品な方でしたねぇ。
このようなキレイな喋り口調って大好きで、憧れます。
以前から描きたかった方でしたので、この機を逃すまいと必死で描いていったんです。
額縁に入れたイラストをプレゼントしますと、「よろしいんですか? 貴重なモノをありがとうございます。」と言ってくださり、とても恐縮してしまいました。
でも感激です!
またまた早速、自慢のメールを友人達にして、イラストを楽輔先輩に見せますと、「いぃねぇ! 来年はコレを売ろうか!?」という話にまでなってしまいました。
落語家シリーズも描きますので、実現するかもしれませんね (笑)ゞ
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登録日:2007年 10月 30日 20:39:53
コメント
こんにちは。
今度の日曜日に落語を聞きに行きます。
と、私の主人はなぜだか、「ブッチャー」と呼ばれています。
お客さんも、同級生も、後輩も・・・みーんな、そう呼んでいます。
社会人になる前からのあだ名だそうですが、本物の「ブッチャーさん」の方がいい男ですよぉ。
でんきやさん @ 2007年 10月 31日 13:38:55
でんきやさん。
そぅだったんですね!
「『ブッチャー』の謎が解けました。」とご主人にお伝えください。
今月、また来日します。 頼まれたイラストを何とか間に合わせたいと思っているのですが…
ある人が言っていました。
「落語は背景がない中で1人で何役も演じるものなので、聞く側が想像力を働かせなくては理解出来ない。 つまり、頭が良くなくては面白さが解らない。」と…
頭が良いとかは解りませんが、確かに想像力を発達させるのに落語は良いかも知れません。
私の場合、職業柄とでも言いましょうか、落語を聞いていますとその情景が映画を観ているように頭の中にビジュアルとして描かれています。
上方の小米朝さんが米団次、東京の一平さんが三平と、まだまだ大きな襲名が続きます。
とても楽しみです!
※ここ数日、ネットが繋がらないところにいましたもので、お返事が遅くなってしまい、すいません。
イラストレーター坂井永年 @ 2007年 11月 04日 00:34:27
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- 坂井 永年
- (男)
- 1964年07月31日
- ■職業:イラストレーター
■代表作品:ソフトバンクホークスキャラクター「ハリー・ホーク」、新日本&全日本プロレス、各種キャラクター等、ビッグコミック・スペリオール初代表紙
■将来の目標:故手塚治虫氏のアドバイスによる”浮世絵”などの日本的な絵と、現在描いている自分のイラストとの融合したスタイルの完成。
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