がんばれ!星野JAPAN!!

日本 台湾破り北京で初勝利

【8月15日 AFP】(写真追加)北京五輪第7日、野球・一次リーグ、日本対台湾。試合は日本が6-1で台湾に勝ち、通算成績を1勝1敗とした。(c)AFP

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〈初白星〉
北京オリンピック大会5日目、遂に野球が始まりました。
初戦は強敵キューバ!
通算では大きく負け越している日本ですが、オールプロになってからは前大会のアテネ、そしてWBCと2試合続けて日本が勝利しています。
きちんとした野球をすれば決して負ける相手ではないと思うのですが、相手のペースにはまってしまった感じで負けてしまいました。
2戦目は台湾。
かつてはアマではアジアNo.1と言われ、郭泰源(西武)や郭源治(中日)など日本のプロ球界でも活躍した選手を輩出した国です。
現在はプロ野球も出来て、逆に埼玉西武の渡辺監督のように選手やコーチとして活躍するよになりました。
さすがに身体能力は優れていますし、野球の歴史も古いです、それにメジャーに行くような選手も出ていますから甘く見てはいけません。
とは言っても、日本と台湾の野球にはまだまだ差があります。
普通に試合をすれば負ける訳がないんです。
しかし…
慣れていない国際アマチュアルールで戦わなくてはならないのです。
おまけにシーズン中にチームから抜けて、疲労や故障を持った選手も多くいます。
序盤は選手が硬かったですねぇ。
前日の敗戦を引きずっているかのようでした。
阿部選手の一発で流れが変わりました!
呪縛から解放されたように、いつもの野球が出来るようになったんですから、気持ちというのは怖いものです。
何はともあれ、勝てて良かったぁ!
テレビの画面に映る選手一人一人の顔を見ると、心から「勝ってほしい!」と思ってしまいます。
日本のトップ選手が一生懸命プレーをして、ベンチからは必死に声を出しているんです。
ですから、この時期だけは国内の公式戦はお休みにしてほしいものです。
*

〈キューバ戦〉
初戦では心配していたことが現実になりました。
先発のダルビッシュ投手はイマイチでした。
五輪前の強化試合やオールスターでは短いイニングにもかかわらず点を取られていたんです。
調子が悪いのか時々高目に抜ける球があり、そこを打たれていました。
甘い球を見逃さずにキッチリ打ってヒットにするところがキューバの凄さです。
兎に角、バットを振る時はフルスイングします。
ちょこんと当てるようなことはしません。
そして、国際試合の経験が豊富ということが何よりの強み。
ピッチャーもバッターもストライクゾーンをよく知っています。
キューバ戦での敗因の1つが初回に点を取れなかったことでしょう!?
一番打者の西岡選手がヒットで出塁した時には「これはイケるぞ!」と思い、次の青木選手のデッドボールで無死1,2塁になった時にはWBCの決勝のキューバ戦の初回を思い出しました。
でも、そのあとが…
WBCの決勝で勝てたのは初回のチャンスにしっかりと得点し、尚且つビッグイニングにしたことです。
ワンチャンスをモノにして、勢いづくのが短期決戦では重要です。
その後キューバに先制点を許し、2度同点には追いつきましたが勝ち越せないといった状態で、結局初回のチャンスを逃したことで、最後まで勢いに乗れませんでした。
あと、味方打線に同点にしてもらった次の回に点を取られるのは負けのパターンです。
その2対2と同点とした直後の5回裏のキューバの攻撃で無死2,3塁とされダルビッシュ投手は降板。
成瀬投手に代わるのですが、この状況で成瀬投手はないでしょう!?
防御率こそパ・リーグ7位(8月14日現在)の成績ですが、6勝6敗と昨年の無敗を続けた絶対的な安心感はありません。
この状況で出すくらいなら、思い切ってダルビッシュ投手に代えて5回裏の頭から使った方が良かったのではないでしょうか?
皮肉なもので、その代わりっぱなの先頭打者のタイムリー以外はヒットは打たれなかったんですから。
後手にまわってもいけません。
その前の4回表の攻撃、無死1,2塁で里崎選手に送りバントをさせてこれが失敗し、次の宮本選手はショートゴロでダブルプレー、チェンジ!
バントの構えを見た時に「あぁ~違う!」とこの時も思いました。
里崎選手は次の打席でヒットを打っています。
公式戦でもここぞという時に強い選手なんで、ソフトバンクはプレーオフの最後の最後に彼に打たれ優勝を逃したんです。
WBCでもホームランを打っていますからね!
サードにはキャプテンの宮本選手が入っていましたが、これも「?」でした。
この日はチャンスに2つの併殺打で良いところがありませんでした。
サードには村田選手でもよかったような気がしたのですが、「まだ体調が万全でないのか?」と心配をしてしまいたけど、翌日の台湾戦には先発出場しています。
宮本選手はここぞというバントやエンドランが必要な時の代打要員でも良いのではないでしょうか?
キャプテンという仕事だけでも大変でしょうから!
悪かったところばかり言ってもしょうがないですね。
西岡選手と川﨑選手のWBCから続く二遊間コンビは予想通りに良かったですねぇ!
いゃ、川﨑選手は予想以上でした。
イチロー選手に弟子入りした成果が出ています。
左足の骨膜縁の状態が心配ですが…(台湾戦では欠場しましたが、ベンチ内で一番声を出して仲間に激を飛ばし応援していました。彼のこぅいうところがイィんですよねぇ。)
成瀬投手もランナーがいない回の頭からなら大丈夫でしょう。
それから、良かったのが3番手に投げた田中マー君。
ヒットを1本とフォアボールがありましたが、他の3人全員からは空振りの三振を奪いました。
良いコースに良いストレートやスライダーが決まっていました。
マウンドでも一番堂々として見えました。
彼も高校時代に日本代表として早稲田のハンカチ王子とアメリカ遠征で活躍したという、国際経験がありますからね!
それとも野村監督から何かアドバイスがあったのでしょうか?
それにしてもまだ19歳ですからねぇ。
恐ろしき10代です。
藤川投手は三者凡退に抑えましたが、2つの外野フライと痛烈なセカンドライナーという結果は少々気になります。
試合の状況もあったのでしょうけど、いつもの日本での「絶対に打たれない」という自身みたいなものは見えませんでしたね。
メダルを狙うにはこの次はキューバに勝たなくてはいけません。
この教訓を生かしてほしいものです。
キューバ戦に限って言えば、キューバが苦手意識を持っている松中選手を代表に入れても良かったでしょうね。

〈台湾戦〉
この試合はキューバ戦を引きずっていました。
硬かったぁ!
先発の涌井投手はランナーを出しながらも、6回を1点の抑えてよく頑張ってくれました。
ピッチャー全体に言えることですが、負けてはいけない試合ですので一球一球の間合いが長くなるのは仕方ないですが、何となく弱気に見えるんですよねぇ。
台湾に先制されましたが、直後の5回表のこの日はマスクを被る阿部選手の一発は流れを変えてくれました。
この打席、内角の甘く見える球は見逃していたんです。
「何故あの球を打たないの!?」と思ったのですが、5球目の真ん中低めのカーブを引っ張り打球はライトスタンドへ一直線。
この球を狙っていたかのような素晴らしいバッティングでした。
この一発で日本選手の硬さが一気に取れました。
次の回にヒットで塁に出た青木選手を還す稲葉選手のタイムリーで勝ち越しです。
7回、2番手・岩瀬投手ですが個人的にはとても心配です。
昨年からあまり良い印象がないんですよねぇ。
先頭打者は見逃しの三振に取りましたけど、次の打者にはライト前ヒットを打たれます。
う~ん、心配です。
次の打者が打った打球は右中間へ一直線!
その打球を勝ち越し打を打った稲葉選手が後ろ向きでキャッチのファインプレー!!
で、このあとが凄い。
打球を捕った直後、体勢を立て直すより早く二塁へ返球。
バックアップに入った西岡選手がこの球をすかさず一塁へ送球。
これがそれたものの、一塁手の新井選手が足を伸ばして横に倒れながらキャッチ!
飛び出したランナーを見事にアウトにして岩瀬投手を助けました。
テレビで解説をされていた与田さんの「3人のファインプレーです。」は、まさにその通りです。
腰痛で万全ではない体調ということもあってか、まだヒットの出ていない新井選手ですが、守備でも必死に頑張っています。
早く一本ヒットが出るといぃですね。
四番の重圧に負けず頑張ってください!
8回裏は前日に続き藤川投手が登板。
台湾打線は手も足も出ず、三者連続で空振りの三振に討ち取ります。
でも、やはりいつもの投球と違って、一球一球に間合いを取って丁寧に投げていました。
で、ここで思ったのが「9回は誰が投げるの?」ということ。
もしや… まさか…
9回表、台湾は元メジャーリーガーの曹錦輝投手をマウンドに。
ワンアウトを取った後に村田選手が初ヒット!
次の阿部選手にフォアボールを出したところで大学生の鄭凱文投手に交代。
に日本のプロ相手に学生では荷が重いです。
中島選手と西岡選手の連続タイムリーで4点を追加し、星野JAPANの初勝利まであと一歩。
さて、最後を締めるピッチャーは誰かと思っていたら、今年大不調の上原投手。
凄ーく心配です。
上原投手の不調については昨年から予想していました。
感だけではありません。
それはまたの機会に書きますが…
しかし、投げてみたら日本人ピッチャーの中で一番小気味良いピッチングをするではないですか!
さすがに国際試合無敗というマウンド慣れみたいなものが感じられました。
5点のリードで安心して投げられたことと、相手も戦意喪失気味だったこともあるんでしょうけどね。
でも、自信を持って投げるピッチャーの球は凄いです。
シーズン中には見られなかった球のキレ!
素晴らしいストレートでした。
とは言ってもまだ上原投手に関しては安心出来ませんけどね。

〈頑張れ!!〉
さぁ!これで勢いに乗って勝ち続けてほしいものです。
打順の組替えなど、臨機応変に対応してもらいたい!
1つのこだわりよりも1つの勝ちを大切にしてほしい!!
肉体的にも精神的にも大変だと思います。
前大会アテネでヘッドコーチをされた中畑清さんが言っています。
「我々は全勝して金を目指して失敗した。1次予選では勝ち負けを計算しながら試合をして決勝トーナメントに進んでほしい。」と。
『世界一からの挑戦』が合言葉です。
WBCで世界一になった国なんですから、自信を持って頑張ってください!
水泳平泳ぎ100m・200m金メダルの北島康介選手のような自信と気迫とetc.
あれを真似てほしいですね。
※審判の質の低さが気になります。
ストライク・ボールの判定、ハーフスイング、一塁のアウト・セーフなど…
「選手交代」って言ったら「退場!」ですからねぇ。

カテゴリー[ ベースボール ], コメント[6], トラックバック[0]
登録日:2008年 08月 15日 07:06:01

コメント

星野japanに多くを期待するのはやめました
がっかりしないですむように、期待度を小さくしました(悲)

爺 @ 2008年 08月 21日 15:14:50

星野ジャパン、残念の四位で終わりましたね。
ソフトは、感動しました。ソフトの上野投手の卒業した中学校が当店のすぐ近くにあります。
ただそれだれで、なんだか、嬉しいです。

でんきやさん @ 2008年 08月 23日 17:52:47

爺さん。 そのお気持ちごもっとも!
私ははらわたが煮えくり返ってます。
それでもWBCの監督までやろうとする。
日本人として信じられません!

イラストレーター坂井永年 @ 2008年 09月 09日 02:30:51

でんきやさん。
その上野投手がヤフードームで王監督にご挨拶されていましたね!
私も福岡にいれば行きたかったです。
野球代表の絵を描く必要が無くなった今は、ソフトボールの上野投手を描いてみたい気分ですねぇ。
どぅでしょうか?

イラストレーター坂井永年 @ 2008年 09月 09日 02:36:26

いいですねぇ。
でも、もし描かれるなら、男?らしく描かないでくださいね。
可愛く、かっこよく、で、お願いします。な~んてね。
ホントに、チーム一丸とは、こう言う事なんだと思いました。
ソフトバンクホークスも今日からの楽天3連戦、全勝を願います。

でんきやさん @ 2008年 09月 09日 10:36:47

でんきやさん。
当たり前じゃぁないですかぁ!
女性を男らしくなんて描きませんよ(^^)v

しかし、同じソフトが付いてもソフトバンクホークスはだらしが無い。
ピッチャーが好投する時はバッターが打てなくて、打戦が点を取った時には投手陣がそれ以上に打たれる。
困ったものです。
私は週末からの千葉ロッテとの3連戦に行ってこようかと思っています。

イラストレーター坂井永年 @ 2008年 09月 09日 14:10:10

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プロフィール
坂井 永年
坂井 永年
(男)
1964年07月31日
■職業:イラストレーター
■代表作品:ソフトバンクホークスキャラクター「ハリー・ホーク」、新日本&全日本プロレス、各種キャラクター等、ビッグコミック・スペリオール初代表紙
■将来の目標:故手塚治虫氏のアドバイスによる”浮世絵”などの日本的な絵と、現在描いている自分のイラストとの融合したスタイルの完成。
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