西武ライオンズ、アジアの頂点に!
【11月16日 AFP】野球、アジアシリーズ2008(Asia Series 2008)第7試合、埼玉西武ライオンズ(Saitama Seibu Lions)対統一セブンイレブンライオンズ(Uni-President 7-Eleven Lions、台湾)。試合は西武ライオンズが1-0でサヨナラ勝ちを収め、アジアシリーズ2008を制した。(c)AFP

〈アジアシリーズ2008〉
日本シリーズで巨人との激闘を繰り広げた埼玉西武ライオンズがアジアシリーズも制し、アジアの頂点に立ちました。
2005年にアジアシリーズが始まってから4年連続で日本のチームが優勝しています。
当たり前と言えば当たり前なのですが、一発勝負のこの試合、何が起こるか解りません。
北京五輪のようなことだってあるのですから。
ですから、毎年ハラハラします。
日本の絵野球に関わる者としては、やっぱり日本のチームに勝ってもらいたいですからね!
昨年の中日が初戦の韓国SKワイバーンズに3対6で敗れているから余計に心配です。
すると、今年も初戦のSK(2年連続出場)に3対4で負けてしまったではないですかぁ!!
なので優勝の報を聞いた時には、ホッとしました。
でも、決勝戦も台湾の統一相手に9回サヨナラの1対0で何とか勝ったという状態だったんですけどね。
まぁとにかく、日本の代表チームが勝ってくれて良かったです。
この大会でもシーズンや日本シリーズ同様にデーブ大久保打撃コーチの動きに注目が集っていたようですね!?
中国天津との試合で、待望のホームランを打った中村選手を迎えるおなじみの姿がネットのニュースにも掲載されていました。
*
〈不要論〉
このアジアシリーズ、客席は閑古鳥が鳴いていて、おまけに今年から冠スポンサーが撤退をしたとか…
今年からと言えば、地上波でのテレビ中継もなくなりました。
私の個人的で勝手な意見を言わせてもらえば「アジアシリーズはもぅいらない!」です。
初年度の千葉ロッテ以外のチームは外国人や主力選手を抜いた状態で参加しています。
つまり、他の韓国や台湾に比べてチームのモチベーションが全然低いんですよ。
それに格下との試合ですからファンもあまり注目していません。
ですので私は『アジアシリーズ不要論』を唱えます!
なのに、コミッショナーは「日本がアジアの野球でリーダーシップを発揮できるのもこういうシリーズがあるから!」なんて言って、来年度以降も存続させたい以降を示されました。
「あぁ、こぅだからお役人というか、元外交官はダメだ!!」という言葉が口から出そぅになります。
ファンも期待していない上に、選手もあまりやる気がないのですから開催する必要なんてないと思うのですけど…。
韓国、台湾、中国に対する日本野球機構のメンツだけとしか思えないんですよねぇ。
この時期にアジアシリーズをやるくらいなら、東西対抗戦(特にパ・リーグ)を復活させた方が日本のファンは喜ぶはずです。
そぅ思いませんか?
〈デーブ大久保〉
昨年の26年ぶりのBクラスからの日本一。
開幕時から好調の最大の要因はデーブ大久保コーチの存在で、シーズン終盤になってやっと「大久保効果」が評価されるようになりました。
以前から私はデーブ大久保という人を評価していました。
前回も書きましたが、昨年までされていたラジオの解説を聴いて「デーブさんをホークスのコーチにほしい!」と思ったくらいなんです。
まずは皆さんご存知の、あの明るいキャラクター。
ホークスにはベンチのムードを盛り上げる、こぅいう人物がいないんですよねぇ。
で、ただ明るいだけではないんです。
野球に対する考えがしっかりしている。
さすがはキャッチャーですよ!
私は今シーズンが始まる前に仲間と野球の話をした時には必ず「デーブさんが入ったから、西武は強くなりますよ!」と言っていたんです。(優勝するとは思いませんでしたが)
この発言を聞いた人達は必ずといっていぃほどニヤッと笑って「まさか」という表情をするんです。
「冗談じゃない!失礼な!あんた達よりもたくさん試合を観て、現場に顔を出している人間が言っているんだよ!」と言いたくなる気持ちを抑えるのが大変でした。
フジテレビの『すぽると!』やニッポン放送の『ショウアップナイター』をしっかり観たり聴いたりしていた人達には理解してもらえると思うのですが…。
このような時には「イメージだけでモノ(人)を見る人が多いんだなぁ。」って感じます。
5月7日の北海道日本ハム戦で、片岡選手がダルビッシュ投手からサヨナラヒットを放った時に、喜んでベンチを飛び出し右足を肉離れを起こしてしまったのですが、これも馬鹿にしたような口調で話す人も多いんですよ。
確かに選手以外で、それもコーチが肉離れって可笑しいですけど、ここまで真剣に選手のことを喜んでくれるコーチって他にいますか?
素晴らしいことではないですかぁ。
そぅ思いませんか?
〈躾(しつけ)〉
私がデーブさんにお会いしたのは7月15,16日と福岡ドームで行われた西鉄ライオンズ復活デーの2連戦の時でした。
デーブさんを紹介してくださるということでしたので、ご挨拶代わりに描いて持っていったのが今回掲載のイラストです。
活躍されたシーン、そして私の中でも「デーブ大久保といえばこれ!」という、巨人在籍時に打ったサヨナラホームランの場面を描きました。
これを渡した時のデーブさんが、これまた良かったですねぇ。
「こんなに格好良く描いてもらっていぃんですか!? 皆に見せびらかせてきます!!」と言って、額縁を持って自軍のベンチに行っちゃったんです!
今まで色々な人に喜んで戴きましたけど、こんなにストレートに子供みたいに喜んでくださった人は初めてですよ。
私も感激しました。
だから仕事以外で描くこのイラストがやめられないんですねぇ(笑ゞ
で、この日の練習中に面白い光景を目にしました。
ある解説者がデーブさんと話をしている時に、デーブコーチが西武の某選手を読んだのです。
(デーブ)「おまえ、この人は誰か解っているのか?」
(某選手)「〇〇(解説されているテレビ番組名)の〇〇さんです!」
(デーブ)「バカ! そんなことを聞いているんじゃない!! おまえの大学の先輩だろッ!」
(某選手)「失礼しました!! 〇〇(同じ大学出身の他の選手)も呼んできます!」
と、こんなところからも、西武ベンチの雰囲気が変わって好調になった要因の一つが解ったような気がしました。
このような挨拶は社会人、いや特に体育会系では当たり前のことだったと思うのですが…
最近の選手は出来ていないのでしょうか?
そぅいえば、クライマックスシリーズでパ・リーグを制した試合後の表彰式をラジオの中継で聴いている時にもこのような実況がありました。
MVPの表彰を受けた涌井投手がそのまま引き下がろうとした時にデーブコーチが「(対戦相手の)日ハム側のベンチにも頭を下げろ(挨拶しろ)!」と指示したというんです。
素晴らしいことだと思いませんか?
デーブ大久保という人間に対して、少し考えが変わりませんか?
〈福の神〉
この時の2連戦はホークスの連勝だったのですけれど、打撃練習を見た限りでは西武の選手の方が勝っていました。
ホークスと違い、西武の選手はバットの振りがスムーズで、打球が軽くスタンドへ放り込まれていくんですよ!
バッティングケージの横でバットを持って練習を見ているデーブさんが、たまに素振りをするフォームは現役時代と変わっていなくて懐かしさを感じました。
1戦目は試合後に福岡の名士の方との会食があり、デーブさんもあとから来て盛り上がり、結局深夜まで。
2戦目は12回まで延長だったので集合時間は11時半です。
博多名物の屋台のお店で、私は10年ぶりの屋台です。
7月半ばですけど深夜ですし、海からの心地良い風が吹いてきますので、屋台で外といってもでそんなに暑くはありません。
長時間の試合でおまけに西武がサヨナラ負けとお疲れでしょうに、12時過ぎに駆けつけたデーブさんは着くなり「いぃなぁ! 我が家にみんなを招待しちゃったみたい!!」とご機嫌です。
そして「この店は自分の(馴染みの)店だから!」と言ってごちそうしてくださったんですよぉ!
この時も大きくて思いナップサックを持ってこられていました。
中身を見せて戴きましたら、次から次へと色々なモノが…
やはり試合で神経を使うのでしょう、数種類の胃薬が出てきます。
そしてさすがにプロのコーチ!
色々なデータが書き込まれたメモ帳があります。
よくベンチ内でメモされている姿を見掛けますが、あれです。
そして翌日からの千葉ロッテの投手の画像を録画したDVD。
あとは雑貨で、そのまま何処でも生活できる状態でした。
あの体形に大きな袋。
七福神の布袋さまみたいですよね!
まさに、西武球団に舞い降りた福の神かも知れません(笑)
〈ライオンズ〉
今年のアジアシリーズは日本の埼玉西武ライオンズ、台湾の統一セブンイレブン・ライオンズ、中国の天津ライオンズと4球団中、韓国のSKワイバーンズ以外の3球団がライオンズだったんですよね。
何ともアジアらしいです。
どの国にも獅子舞があり、おめでたい時や厄除けでなどで躍られます。
日本の神社の入り口にある狛犬(こまいぬ)も実はライオンですからね。
昔の朝鮮半島の国、高麗(こま)から伝わってきた犬のようなものということで名付けられましたが、あれもライオンなんです。
中国の紫禁城には大きな狛犬があり、完全に獅子をしています。
これを見た時に狛犬が中国から朝鮮半島を伝わって日本に来ただということがよく解りました。
因みに沖縄のシーサーやエジプトのスフィンクスも狛犬と同様のモノだそぅです!
今大会の韓国代表にサムソンライオンズが出場していたら、全てのチームがライオンズで『ライオンズ・シリーズ』になってしまいましたねぇ。
さて、来年度のアジアシリーズは開催されるのか?
どぅなるのでしょうか?
メンツだけではやってほしくないです。
そんなことよりも、先にやらなければならないことがあるはずなので!
今シーズンはこれで全部の公式行事が終了しました。
来シーズンはWBCから始まります。
ディフェンディングチャンピオンとして恥ずかしくない戦いをしてほしいものです。
北京のようなことにはならないとは思いますが…
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登録日:2008年 11月 17日 05:29:39
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- プロフィール

- 坂井 永年
- (男)
- 1964年07月31日
- ■職業:イラストレーター
■代表作品:ソフトバンクホークスキャラクター「ハリー・ホーク」、新日本&全日本プロレス、各種キャラクター等、ビッグコミック・スペリオール初代表紙
■将来の目標:故手塚治虫氏のアドバイスによる”浮世絵”などの日本的な絵と、現在描いている自分のイラストとの融合したスタイルの完成。
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