サッカーW杯 ”ビバ!メヒコ !!”

<06サッカーW杯>イエローカードを貰うアンドレ - ドイツ

【ハノーバー/ドイツ 16日 AFP】06サッカーW杯・グループリーグD・第2戦、メキシコvsアンゴラ。試合は両チームとも得点を挙げられず、スコアレスドローに終わった。写真は前半44分にイエローカードを貰うアンゴラのアンドレ(Andre)。(c)AFP/ALEXANDER JOE

AFPBB News


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〈陽気な人々〉
太陽の国、ラテンの血。この国の人達は明るいというイメージが強いですよね!?
以前にメキシコに半月程滞在したことがありますが、実際にそうでした。
ピラミッドなどの観光地は勿論ですけど、何処に行ってもニコニコ愛想が良いんです。
愛想が良いのは結構なんですが、道を尋ねた時に行き方を知らなくてもニコニコ笑顔で適当な道を教えてくれるんです。それには困りましたけどね!
メキシコ人って、日本人に対して友好的な人が多いんですよ。
私も夜に飲みに行ったお店で、初めて会った見ず知らずの人に、「日本人だから!」という理由だけで、テキーラをご馳走になったりしました。
これって、メキシコ人が大嫌いな(カリフォルニアを奪い取った)アメリカに日本が二次大戦で戦ったかららしいです。
歴史と文化があり、サッカー好きで、野球も強い(WBCではアメリカを倒して、日本の優勝への援護をしてくれました。)。おまけにプロレスも盛んと、日本と共通点がありますね!
*

〈インディオ〉
しかし淋しい目をしている人も多く見ました。経済的に大変な国でもありますからね。
生活の為に、交差点で赤信号で停車している車に物を売ったり、フロントガラスを拭いたりしてお金を得ていました。大道芸までしたりして…
それも子供がなんです。市内を走る地下鉄の中にも、物を売りに入ってきていました。
街のあちらコチラでは路上販売を… 皆、母親と子供です。
何も考えずに観光気分で見れば、お祭りの露天商っぽく見えますけどね!
街の中心のソカロという所では、先住民のインディオたちが大勢来て、手作りと思われる独特の刺繍がされたテーブルクロスやバッグなどを売っていました。
その中の1つ、インディオの衣装の女の子の人形が私のお気に入りで、たくさん買ってきたんですが、その時の忘れられない思い出があるんです。

〈目〉
滞在中にソカロへは何度も行きました。ある日の夕方に行き、また「出来の良いインディオの人形はないか?」と色々な店(露天販売)を覗いていました。
陽も暮れてきたので、何軒かが片付け始めました。
その頃、良い人形を売っている店があり、「あっ!イイな!!」とは思ったんですが、それまでにたくさん買っているので「もう止めておこう。」と同行した親戚の買い物に付いて行きました。
そして、そこで売っている物を眺めていると、まだ日本なら幼稚園か小学校1年生くらいの1人の少女が来て、目で訴えるんです。
子供をダシに、「引っかかったんだぁ!」と思われる人もいるかも知れませんが、それが何とも言えない”目”をしているんです。
「わかったよ!今行くからね!!」と日本語で言って、その子に付いて行きました。
そこは子供達だけで商っていました。勿論、またたくさん買いました。
本当に何と表現したら良いか解らない、でも私の中では”素晴らしい目”でした。
今でも忘れられないくらいですからね!

〈ルチャ・リブレ〉
メキシコではプロレスも立派な文化の1つです。
戦後の力道山から昭和40年代半ばまでの日本と同じだと思ってください。
最近もテレビCMで流れている”スカイハイ”が入場テーマ曲のミル・マスカラスを代表的にメキシコのレスラーはほとんどが覆面を被っています。
これは、死者に仮面を被せたりした、メキシコの歴史的な背景や影響があるようです。
ですから、覆面やコスチュームにアステカやマヤのデザインを取り入れたモノが多いです。
メキシコではプロレスのことを、ルチャ・リブレと言いますが、これは”自由の戦い”という意味で、これにも歴史が影響しています。
悪役は征服者、つまりスペイン人ということのようです。
メキシコのレスラーは副業でやっている人が多いというのも特徴でしたね!それも、医者や弁護士などとエリートもいるんです。
これも経済的な問題で、なのでしょうか?

〈EL SANTO〉
日本に来たメキシコ人レスラーには何人かに会いました。
身長は170cm代で、覆面を取るとレスラーとは思えないような人達です。
ドクトル・ワグナーJrいう選手は眼鏡を掛けているので、素顔だと絶対にレスラーには見えません。学者や商社マンでも通用しそうでした。
ですから、メキシコで私が覆面を被っても、レスラーに間違えられます。
しかし、「レスラーだっ!」とか、その覆面の選手の名前を呼ぶのではなく、ほとんどの人が「エル・サント!」と言うのです。
”エル・サント”とはメキシコの力道山とでもいうべき伝説のレスラーなんです。
日本でレスラーを見て、「力動山!」と呼ぶ人はいませんよね!
あっ!でも、太ったスキンヘッドの黒人を見て、「あっ!ブッチャーだっ!!」って言った人はいたかも…

〈スカイハイ〉
先程のミル・マスカラスのスカイハイですが、あれがプロレスラーの入場テーマ曲の元祖でした。
昭和51年頃にマスカラスの来日を盛り上げる為に、日本テレビの全日本プロレス担当の方が選び出し、入場のテーマ曲として付けたそうです。
その後、ファンク兄弟や他のレスラーにも曲が付くようになり、アメリカでも入場時に選手のテーマ曲を流すようになりました。
最近、”ノア”という自動車のCMで流れているのですが、”ノア”というのはジャイアント馬場さんが亡くなった後に、馬場さんの団体の全日本プロレスを辞めて出て行った選手が作った団体の名前と同じなんです。
なので、今でも馬場さんを愛するその日本テレビの方は、このCMの選曲に「なぜ、そういう事をするのか!?」と腹を立てたそうですよ。

〈ビバ!メヒコ !!〉
今回のアンゴラ戦では優位に攻めていながら、0対0の引き分けでした。
次の試合まで、決勝トーナメント進出はお預けです。
「頑張れ!メヒコ !!」 私にとっては良い思いでの大好きな国ですからね!
野球のWBCのように、サッカー・ワールドカップでもメキシコが同じグループにいれば、日本チームを助けてくれたかも…
そんな訳ないですね! (笑)ゞ

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登録日:2006年 06月 18日 01:26:49

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プロフィール
坂井 永年
坂井 永年
(男)
1964年07月31日
■職業:イラストレーター
■代表作品:ソフトバンクホークスキャラクター「ハリー・ホーク」、新日本&全日本プロレス、各種キャラクター等、ビッグコミック・スペリオール初代表紙
■将来の目標:故手塚治虫氏のアドバイスによる”浮世絵”などの日本的な絵と、現在描いている自分のイラストとの融合したスタイルの完成。
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