サポーター達のフェイスペイント!
<06サッカーW杯>サポーターに挨拶をするオランダ代表の選手たち - ドイツ
【シュツットガルト/ドイツ 16日 AFP】06サッカーW杯・グループリーグC・第2戦、オランダvsコートジボワール。試合はオランダが2-1でコートジボワールを降し、グループリーグ2連勝を飾った。この結果、2連勝で勝ち点6としたオランダとアルゼンチンが決勝トーナメント進出を果たし、セルビア・モンテネグロとコートジボワールのグループリーグ敗退が決まった。写真は、試合終了後にサポーターに向かって挨拶をするオランダ代表の選手たち。(c)AFP/ROBERTO SCHMIDT

〈元祖フェイスペイントとは?〉
前回のブログで書きましたメキシコ戦のことを日曜日のスポーツニュースのダイジェストでやっていました。
やはり、メキシコ・プロレス”ルチャ・リブレ”のレスラーの覆面を被ったサポーターが何人もいましたよ。
その中に、前回掲載しましたイラストのレスラー”ドクトル・ワグナーJr.”のマスクを被ってる人もいたんです。
イラストは白いマスクですが、赤白緑のメキシコ国旗色バージョンのマスクでした。
皆、色々な格好で応援していますが、特に各国の美女たちのコスプレ姿には目がいってしまいますね!
今回のW杯ドイツ大会は、いつもよりも顔にペイントをして応援しているサポーターが多いような気がします。
このフェイスペイントの元祖って、何だと思いますか?
以前にある人から、こんな話を聞きました。
*
〈その人は〉
Jリーグが発足した頃の話です。
その頃、私は新日本プロレスのポスターやTシャツなどのイラストの仕事をしていました。
ファンの方ならご存知でしょうが、当時の新日本プロレスは、今のK-1も比べ物にならないほど勢いがあり、東京ドームで行う興行はいつも超満員で、グッズの売り上げだけで1日で一億円位は売れていました。
プロ野球よりも何よりも、プロレスのイベントでのグッズが一番売れていたんです。
グッズ商品部門の責任者は、アントニオ猪木全盛時に、現在は報道ステーション・キャスターで実況をされていた古館伊知郎さんとのコンビで名解説だった、山本小鉄さんがされていました。
小鉄さんは話好きで、このされる話がテレビ以上に面白く、私と会うと立ち話でも軽く10分20分という感じでした。
そして、アイディアマンでもあり、いつも商品の新しいアイディアを話してくださいました。
打ち合わせをしている時です。
「永年さん!(小鉄さんは私のことをいつも名前で呼びます。) 今、サッカーのJリーグで応援団がやっている顔のペイント。 あれって、元は何だと思いますか?」
と、突然言われたんです。
〈東洋の神秘〉
私が、「もしかして…」と言うと、
小鉄さんが、「そうですよ!プロレスが元祖ですよ!! 今、ウチの武藤もグレート・ムタでやっているけど、元祖は高千穂のグレート・カブキですよ!」(グレート・カブキとは、歌舞伎の装束で登場し、顔には隈取のようなペイントを、そして口からは緑や赤の霧を吹き、”東洋の神秘”と呼ばれ、あのジャイアント馬場以来、全米でドル箱人気となったレスラーです。)
(私)「あぁ、そうですよね。 カブキさんがアメリカで人気が出て、その後にロード・ウォリアーズとかのペイントレスラーが出てきたんですよね!」
(小鉄)「ねっ!プロレスのほうが先にやっているんですよ。 それで、Jリーグでは応援用のペイントのセットを売っているじゃないですか!? ウチもやらなくてはいけないと思ってね。」
(私)「それはイイですねぇ。 みんな、ムタのまねをしたいでしょうから。」
(小鉄)「でしょ!ウチも武藤がムタでペイントしてるんだから!!」
なんて会話だったんです。
そして、実際に売り出しました。 Jリーグと同じものを、パッケージを変えて…
〈メイクアップ〉
これって、肌が荒れないように化粧品で出来ているんですよ。 だから、取るときには化粧落しがないときれいに落ちなっかたみたいですけどね!
実際にレスラーが使うモノとは、違っていました。
レスラーが使っていたモノは、試合中に相手に触れたり、本人が汗をかくと、ベラベラっと剥がれるんです。
これがまたファン達の間では、「何だろう?」ってことになったんですけどね!
実は私がペイント・レスラーを描くときに、ペイントの部分は本物と同じモノで塗っています。
これにも1つ面白い話がありまして、最近よくテレビに出演されている、”鬼嫁”こと北斗晶さんのご主人のプロレスラー・佐々木健介選手。 彼のもう1つの顔が、パワー・ウォリア-というペイント・レスラーなんです。
ある日、健介さんに、「今使っているモノよりも、このタイプのほうが滑らかだから、顔への乗りがイイと思うよ!色は全く同じだから…」と言うと、「本当に!? じゃぁこれから、それにするよ!」なんてことがあったんです。
まるで、女性のメイクアップの会話みたいに…
何だか、あとから考えると、ちょっと間抜けだなぁと思ったりして、これも懐かしい思い出です(笑)ゞ
※これを書いていて思い出しましたけど、’94年の福岡ドーム大会でパワー・ウォリアー&ホーク・ウォリアーのヘルレイザーズがリングに登場する時に、女性を連れて一緒に花道を歩くことになったんです。
そして大会当日、突然演出家から、「女の子にも同じペイントさせたいんだけど!」と!! しかし描ける人がいない!!
結局、私が描きました。 あの頃に人気があったメイクアップ・アーティストのトニー田中になった気分でね!
カテゴリー[ スポーツ ], コメント[3], トラックバック[0]
登録日:2006年 06月 22日 06:01:40
コメント
坂井さん
こんばんは。我々、プロレスファンとしたら嬉しい作品
ばかりですね。
特にこのムタは良いです。
Tシャツのイラストですか?
Love@格闘技フィギュア
OH-HO @ 2006年 06月 29日 20:56:17
OH-HOさん、いつもコメントありがとうございます。
そうです。これは2年前に発売された、全日本プロレスでの2作目のTシャツのイラストです。
この他に全日本版ムタ・4種類を1枚に描いたモノがあり、昨年秋に発売されました。
いつも、ムタは自信作です。
なんたって、日本で一番最初に公式にグレート・ムタを描いたのは私ですからね(笑)ゞ
そして、このイラストも目の周りなどペイントしている部分は、本人使用と同じモノで塗っています!
イラストレーター坂井永年 @ 2006年 06月 29日 22:19:57
坂井さん
お返事有難う御座います。
日本で一番最初に公式にグレート・ムタを描かれた事、
イラストも目の周りなどペイントしている部分は、本人使用と同じモノで塗られているとは驚きました。
今後のご活躍も期待していますよ。
Love@格闘技フィギュア
OH-HO @ 2006年 06月 30日 07:02:06
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- 坂井 永年
- (男)
- 1964年07月31日
- ■職業:イラストレーター
■代表作品:ソフトバンクホークスキャラクター「ハリー・ホーク」、新日本&全日本プロレス、各種キャラクター等、ビッグコミック・スペリオール初代表紙
■将来の目標:故手塚治虫氏のアドバイスによる”浮世絵”などの日本的な絵と、現在描いている自分のイラストとの融合したスタイルの完成。
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