新作“博多人形”

ミス・ユニバース日本代表の宮坂さん、斬新な衣装で世界に挑戦

【7月23日 AFP】「ミス・ユニバース(Miss Universe)世界大会」に出場する日本代表、宮坂絵美里(Emiri Miyasaka)さんの壮行会が22日、都内で開催された。宮坂さんは世界大会で着用するナショナル・コスチューム姿で登場。最終選考会は8月23日にバハマで開催される。(c)AFP

AFPBB News


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〈美の追求〉
ここ何年間の内の私の作品の中で一番評判が良いのは以前にこのブログにも掲載しました“花魁(おいらん)”の絵です。
その絵のモデルの月島紅さんが「描いて戴いたお礼を、まだしていなかったから!」と言って、最近も『笑っていぃとも』などに出演されたりと忙しい中、福岡のイラスト展の会場にわざわざ来てくださいました。
今回のイラスト展では全部で45点の作品を展示致しましたが、その約半分が今回に合わせて描いた新作なんです。
4月半ばから、ほとんどこれらの制作ばかりに取り掛かっていました。
で、昨年秋頃から「描きたいなぁ!」と思っていた作品がありまして…
それが“博多人形”という作品です。
博多織の着物姿の人形と人間との愛を描いた、紅さんがショウで躍られたナンバーの一つなんですが、前回がど派手な花魁の姿を描きましたので、それとは違った粋な艶っぽさと言いますか、日本ならではの色気を描いてみたかったんです。
実はそれを表現するのって、とっても大変なんですよ!
見た目だけではない、内面の美しさを表現しなくてはならない。
美人画を描くことの大変さを改めて感じると共に、「美人画を描くには遊ばなくては駄目だ!」ということも勉強させられました。
冗談抜きで過去の美人画の巨匠たちは浮名を流していたそぅですから。
そんなことよりも、いたずら好きの私ですから、勿論描いていることは本人には内緒です。
せっかく、博多でイラスト展をやるのですから、その為に博多人形を描いて、博多で本人に初めて見ていただく。
それが実現出来るなんて、何と贅沢なことでしょう!
これを見た紅さんはとても喜んでくださいました。
彼女は絵心があるから、その反応が普通の人と違うんです。
そしてその後、会場に絵と同じ姿で登場してくださったのですが、会場は一気に紅ワールド。
ホテルのお客さんも驚いたり、一緒に写メを撮ったり!
記念にその絵と共に撮影したのが、今回掲載の写真です。
他にも、私の作品のハリーホークやハニーちゃんと私の絵のモデルの紅さんが納まるという、私にとってとても贅沢な一枚もあるんです。(それはこちら)
まるで絵から飛び出してきたような…
夢のような空間がそこにはありました。
紅さんのブログには本人の感想が書かれています。(こちら
*

〈究極の美とは〉
美しさって、人によって好みなどもありますから一概には言えないのかも知れませんが、このような仕事をさせてもらっている以上は一般的にいう“美しさ”は解っているつもりです。
で、言わせて戴きますけど…
ミスユニバースって何ですかぁ!
特にここ数年の日本代表。
ハッキリ言って、見た目、特に顔は美しくありません。
世界一に選ばれようが、入賞しようが、美人ではないです。
口の悪い人は「ブ○ユニバース」なんて言ったりしてるとか。
美人コンテストではないのは解っていますが、今までの各国のミスたちって日本人の我々が見たって美しいじゃぁないですかぁ。
しかし、日本代表はなぜ?
「日本人の美しさって、こんなのじゃないけど…」
そぅ思われた方も多いのではないでしょうか!?
今回の絵を描いたことで、余計にそぅ思ってしまいました。
究極の美の追求。
これは私のような仕事をする者の宿命なのかも知れません。
〈日本の美〉
この『なぜ?』について、誰かトンチンカンな人がいるのではないか?と私は思っていました。
外国人には日本の美が解らないのか?
いや、そんなことはないと思います。
日本の美を理解している人もいるはずです。
映画“ラストサムライ”なんて日本人以上に日本、そして日本の美が描かれているではないですか!
そんなことを常日頃考えながら、私の絵のスタイルと『和(日本)』の融合を目指しています。
先日あるテレビ番組を見て思わず叫んでしまいました。
「コイツが戦犯かぁ!」
叫んだといっても、口には出さず、心の中で叫んだんですけどね!
ミスユニバース・ジャパンのプロデューサーだかディレクターとかいう女性。
よくテレビや雑誌などで見かける人です。
番組では美の仕掛け人みたいな感じで取り上げていました。
グランプリや入賞者を続けて出していますから、大きな態度に写ります。
で、聞いていると「私が最初に来たときの日本の女性は…」という感じで話しているのですが、私にしてみれば「おまえに言われたくないよ!」です!
言われている意味が解らないではないですけど、「その結果がコレ?」と言いたくなります。
番組ではレッスンの様子も紹介されていましたが、その中にも「美しくない」とハッキリ解る女性がいましたねぇ。
あのぉ~、出るのは自由ですけど、ご自分でも多少判断されてらいかがでしょうか?
毒舌ですみません。
〈伝統〉
何でこんなにキツいことを述べるかと言いますと、私も日本の美をどぅ表現するかということをやっている以上、あれは許せないんです。
日本の美は、そのようなものではない!
そして「どぅも日本を理解していないように思われるその人に荒らされたくない!」と思って言っているのです。
そんな中、遂にその日がやってきました。
ミスユニバース日本代表が世界大会で着用するナショナルコスチュームを発表したのですが、これが何とも×△■☆…
「あぁ~、とうとうやってしまったぁ!」
「世界の場であのようなモノを日本と思われたくない。」
そんな思いでした。
こういう時に、関が原以前から続く侍の血、旗本の血がそぅさせるのです。
「伝統を壊したい」という人がよくいます。
が、しかし…
伝統というものは、良いものだから今まで伝わってきたんだと思います。
まぁ、継承する人がいなかったり、必要がなくなったりで、良いモノでも無くなってしまうものがありますけど。
先日のプロデューサー女史さんも日本についてそのようなことを言っていました。
良い伝統は壊さず、傷つけずに、どぅアレンジするか。
私はそぅいう考えです。
アレンジしなくて良いモノは、そのままでも良いんです。
実際にミス・インターナショナル・クィーン2007の世界大会のナショナルコスチュームで、紅さんは花魁の衣装でNo.1になりましたからね!
変てこりんなアレンジ無しでですよ。
良いモノは良いのです。
〈日本〉
ミスユニバースの変な衣装のことを忘れかけていたら、このようなニュースが!!
“過激すぎるミスユニバース日本代表の衣装に、抗議、批判、非難”
詳しくは言いません。 こちらをお読みください。
抗議、批判、非難… 当たり前です。
制作に携わった帯び職人や呉服関係者は怒りをあらわにして、抗議をしているとか。
その気持ち、解ります。同感です。
デザイナーさんや、プロデューサー女史さんは釈明しているようです。
いろいろ仰っていますけど、良くないから批判されているんです。
斬新過ぎでも奇抜でも良いものなら、いぃんです。
日本人の頭が固いようなことも仰っていますが、アメリカの専門サイトも「世界中のファンが…」という形で批判しているんです。
プロデューサー女史さんは自身のブログ内で「保守主義者や流行遅れの“恐竜”たちは…」と書かれているようですけど、私から言えば「あなたは日本を侵略しに来た“悪い宇宙人”」です。
それから、恐竜は人気がありますが、悪い宇宙人は退治されなくてはダメなんです。
江戸時代末期に日本に来た黒船に乗ったペリーは、シーボルトが書いた『日本』という本を読み尽くして、日本人が何たるかを勉強して交渉したということでした。
見習って戴きたい!
負けを認める潔さも日本の美学なんですよ。
まぁ、今回のコスチュームは「保守主義者や流行遅れ…」云々よりも、単に下品極まりないということなんですけどね!
秋葉原辺りの何かのキャラクターのコスチュームっぽいとも言えるかも知れませんが…
でも、いただけません。
なんて、人の作品にケチを付けた以上、私は人から文句を言われない作品を作らなくては!!
あぁー、大変だァ!!
自分のスタイルと和の融合。
この探求はまだまだ続きます。
手塚治虫先生から「和が描ければ、世界に通用するよ!」とアドバイスを戴いているんですから!!
それに、近くに素晴らしいモデルも存在していることですし。

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登録日:2009年 07月 29日 01:29:49

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プロフィール
坂井 永年
坂井 永年
(男)
1964年07月31日
■職業:イラストレーター
■代表作品:ソフトバンクホークスキャラクター「ハリー・ホーク」、新日本&全日本プロレス、各種キャラクター等、ビッグコミック・スペリオール初代表紙
■将来の目標:故手塚治虫氏のアドバイスによる”浮世絵”などの日本的な絵と、現在描いている自分のイラストとの融合したスタイルの完成。
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