2007年 12月 18日
故郷に帰るか?ローマの古美術アフロディーテや勝利した若者が
古美術品の回収進めるイタリア、米国から返還された68点を公開
【12月18日 AFP】盗掘により国外に流出した古美術品の回収を進めるイタリアのローマ(Rome)で17日、米ロサンゼルス(Los Angeles)のJ.ポール・ゲッティ美術館(J.Paul Getty Museum)などから返還された古美術品68点が公開された。
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(c)AFP/Gina Doggett
古美術品の回収進めるイタリア、米国から返還された68点を公開
盗掘により国外に流出した古美術品の回収を進めるイタリアのローマ(Rome)で17日、米ロサンゼルス(Los Angeles)のJ.ポール・ゲッティ美術館(J.Paul Getty Museum)などから返還された古美術品68点が公開された。
会場となった大統領官邸クイリナーレ宮(Quirinale Palace)で記者会見を行ったフランチェスコ・ルテリ(Francesco Rutelli)文化相は、「不正取引や論争は終わり、協力の時代に入った」と晴れやかな表情で語り、個人収集家からの返却も進んでいることに言及。古美術品界の新時代を歓迎した。
■注目されたゲッティ美術館からの返還
今回最も注目を集めたのは、約2年におよぶ激しい論争を経てゲッティ美術館から返還された42点の古美術品だ。ボストン美術館(Boston Museum of Fine Arts、MFA)やメトロポリタン美術館(Metropolitan Museum of Art)と交わしたものと同様の契約がローマ市とゲッティ美術館の間で取り交わされ、それに基づき返還された。契約には、作品の長期貸し出しや展覧会の共催も規定されている。ただし、紀元前5世紀の作品とされる「アフロディーテ(Aphrodite)」の返還は2010年となる。
所有権をめぐり激しい論争となっていたもう1つの作品、「Statue of a Victorious Youth(勝利した若者の像)」については、協議を延長することで双方が合意している。「ゲッティ・ブロンズ(Getty Bronze)」とも呼ばれるこの作品は、紀元前4世紀に制作され、現存する古代ギリシャ時代の最も素晴らしいブロンズ像の1つといわれている。ゲッティ美術館はこの像を、1977年に約400万ドル(約4億5200万円)で入手した。像はイタリア人漁業従事者により海中から発見されたとされるが、イタリア政府当局はこれを違法に国外に流出したと主張。これに対し同美術館は、盗掘品と知りながら購入することは絶対にないと反論している。
同美術館は、問題となっている美術品の多くを、スイスのジュネーブ(Geneva)を拠点に活動するイタリア人ディーラー、ジャコモ・メディチ(Giacomo Medici)被告を介して入手している。メディチ被告はイタリアで、美術品の不法取引に関して10年の禁固刑を言い渡され、上訴している。さらに被告と取引を行っていた同美術館の元学芸員Marion Trueも、ローマで係争中だ。
今回の展覧会のため、ゲッティ美術館からギリシャに返還された紀元前6世紀の大理石の少女像もイタリアに貸し出されている。
■そのほかの美術館からも多数返還
ボストン美術館からは、2世紀に作られた大理石のローマ皇后像「Vibia Sabina」を含む12点が返却された。Vibia Sabinaは今回の展覧会の目玉のひとつ。またメトロポリタン美術館からは6点、ニュージャージー(New Jersey)州のプリンストン大学美術館(Princeton University Art Museum)からは1点がそれぞれ返還された。返還された美術品は、21日から2008年3月2日まで一般公開される。(c)AFP/Gina Doggett
古美術品 回収 イタリア 米国 返還 ゲッティ美術館 ボストン美術館 ローマ
ジャコモ・メディチ 所有権 論争
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登録日:2007年 12月 18日 23:07:57
世界最大の古代遺跡共同発掘が続く
【動画】フランスとエジプトの共同発掘が続く、世界最大の古代遺跡カルナック神殿
【12月17日 AFP】世界最大の古代遺跡カルナック神殿は、人気の観光地でもあり、考古学者が現在でも研究を続けている豊富な遺物が残る調査地でもある。フランスとエジプトの学者が共同で作業を行って、今年で40周年になる。記念すべきこの年に、エジプトの学者たちはこれまで以上に力を発揮する機会を模索している。(c)AFP
<AFP動画ニュース一覧へ>
【動画】フランスとエジプトの共同発掘が続く、世界最大の古代遺跡カルナック神殿
人気の観光地でもある
世界最大の古代遺跡カルナック神殿は、考古学者が現在でも研究を続けている豊富な遺物が残る調査地である。フランスとエジプトの学者たちが共同で作業を行って、今年で40周年になる。記念すべきこの年に、エジプトの学者たちはこれまで以上に、力を発揮するチャンスを模索しているといわれている。
1967年に発見されて、以来40年にわたって掘削、改修が行われていると言う。
エジプトだけでなく、世界人類にとっても、貴重な世界最大の古代遺跡だという。
発掘の共同チームも、フランスのイニシアチブから、今後は、同等にエジプト人が自国の
遺産のために重要な役割を果たすようになるだろうと期待されている。
フランス エジプト 共同発掘 世界 最大 古代 遺跡 カルナック 神殿
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登録日:2007年 12月 18日 22:47:27
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