2008年 10月
バイオプリンティング インクジェット・プリンターの技術から生きる臓器を
【10月27日 AFP】図は、インクジェット・プリンターの技術を利用して臓器など3次元の生体組織を作製する新技術、「バイオプリンティング」について解説したもの。(c)AFP
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図は、インクジェット・プリンターの技術を利用して臓器など3次元の生体組織を作製する新技術、「バイオプリンティング」について解説したもの
家庭やオフィスにある単純なインクジェット・プリンターの技術を応用して人間の臓器を作製する――。富山大学(University of Toyama)大学院理工学研究部の中村真人(Makoto Nakamura)教授はその可能性を追っている。
中村氏は、インクジェット・プリンターの技術を利用した「バイオプリンティング」と呼ばれる新技術で、3次元の臓器の作製
を試みている。
仕組みはこうだ。細胞の配列が表面に現れるように臓器を水平に切断する。プリンターから細胞を1つずつ正確な位置に打ち出し、層を重ねて3次元の臓器になるまで繰り返す。通常のプリンターが色を選ぶ
ように、バイオプリンティング装置も異なる種類の細胞を正確に配置する。
中村氏はすでに、生きた細胞で2種類のチューブを作製することに成功している。その際に使用されたのが、神奈川科学技術アカデミー(Kanagawa Academy of Science and Technology)で中村氏のチーム
が3年がかりで開発し今年初めに完成した、インクジェット式の3次元バイオプリンティング装置だ。
この装置では、1000分の1ミリメートル単位
で細胞を配列し、2分間で3センチメートルの速度でチューブを作製することができる。
最終目標は心臓の作製だ。開発には20年かかると中村氏は言うが、実現すれば移植を待つ患者のために、患者自身の細胞を用いた拒絶反応のない
「健康な心臓」を大量生産することも可能になる。
■小児科医から研究者へ
中村氏が研究を続ける動機は簡明だ。必要とする人々に対し十分な
臓器がないなら、科学者はそれを作るべきだという。
小児科医として心臓疾患を抱えた子どもたちを日夜診療していた中村
氏は、従来の治療法が合わなかったり、症状が重くて治療できない子ど
もがいることに気付いた。だが、「彼らが死ぬのを見ているしかなかった」
という。将来は医療が進歩しより多くの命を救えるとの望みに掛けていたが、
「待つべきではない」と医師を辞め、技術発展に貢献しようと研究者になった。
一方、脳や新しい生命の作製については否定している。
■始まりは1台の家庭用プリンター
中村氏は人工心臓の研究に数年費やしたが、エネルギーやホルモンを自ら生み出せず、感染への耐性がないなど、
移植用臓器としては適していなかった。
2002年のある日、中村氏はインクジェット・プリンターから打ち出されるインク粒子の大きさが人間の細胞とほ
ぼ同じだと気づいた。エプソン(Epson)の家庭用プリンターを購入し、細胞を打ち出そうとしたがノズルが詰ま
ってしまった。同社のカスタマーサービスに電話をかけ、細胞をプリントしたい意向を伝えると、オペレーター
の女性に丁重に断られたという。
中村氏はあきらめなかった。最終的にたどりついたエプソンの幹部は中村氏の考えに関心を示し、技術支援に
同意してくれた。
■幹細胞でのバイオプリンティングも
2003年、中村氏は装置から打ち出された後も細胞が生き延びることを確認し、世界で初めてインクジェット技術
による生きた細胞での3次元構造の作製に成功した。
この技術は、将来的には幹細胞を使用したバイオプリンティング、つまり健康な新しい臓器の作製もに道を開く
可能性もあると中村氏は指摘している。
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登録日:2008年 10月 29日 15:31:24
日本の4氏小林、益川、南部、下村氏にノーベル物理学賞と化学賞
【10月7日 AFP】スウェーデン王立科学アカデミーは7日、2008年のノーベル物理学賞を小林誠(Makoto Kobayashi)高エネルギー加速器研究機構(KEK)名誉教授(64)、益川敏英(Toshihide Maskawa)京都産業大学教授(68)、南部陽一郎(Yoichiro Nambu)米シカゴ大名誉教授(87、米国籍)の3氏に授与すると発表した。
≫続きを読む…
(c)AFP
スウェーデン王立科学アカデミーは7日、2008年のノーベル物理学賞
を小林誠(Makoto Kobayashi)高エネルギー加速器研究機構(KEK)
名誉教授(64)、益川敏英(Toshihide Maskawa)京都産業大学教授
(68)、南部陽一郎(Yoichiro Nambu)米シカゴ大名誉教授(87、米
国籍)の3氏に授与すると発表した。
南部氏は、素粒子物理学の「自発的対称性の破れ」理論を、
小林、益川両氏は、物質の最小単位である素粒子のクオークが6種類
あることを予言した「小林・益川理論」を発表し、素粒子物理学の
発展に貢献し評価された。
時事通信(Jiji Press)によると益川氏は、今年は南部氏が受賞する
チャンスがあると思っていたと述べ、素粒子物理学で先人である南部
氏の受賞を喜んだ。南部氏は1921年生まれで、今回のほかの2人の受
賞者よりも約20年年長にあたる。
小林氏が所属する東京の高エネルギー加速器研究機構でも、受賞が祝
された。同広報の森田洋平(Yohei Morita)氏は「KEKにとっても素晴
らしいニュース」だと述べ、3人の業績をたたえた.
また8日、2008年のノーベル化学賞
を米ウッズホール海洋生物学研究所・元上席研究員の下村脩
(Osamu Shimomura 、80)氏(日)と、マーティン・チャルフィー
(Martin Chalfie)氏(米)、ロジャー・Y・チエン(Roger Y. Tsien)
氏(米)の3氏に授与すると発表した。
同アカデミーは下村氏が解明した「緑色蛍光タンパク質(GFP)」
について「現在の生命科学分野で不可欠な“道具”となっている。
GFPによって、脳内神経細胞やがん細胞の広がり方など、
それ以前には見えなかった過程を目視する方法が開発された」と評価した。
2008年ノーベル賞受賞者
2008年10月07日
ノーベル物理学賞 小林誠、益川敏英、南部陽一郎氏に
発信地:ストックホルム、
2008年10月08日
ノーベル化学賞 下村脩氏ら日米3人に
発信地:ストックホルム/スウェーデン
2008年10月09日
ノーベル文学賞 仏のル・クレジオ氏に
新しい出発、詩的冒険、官能的エクスタシーの作家であり、支配された
文明社会やそれを超えた人間性の探求者
発信地:ストックホルム/スウェーデン
2008年10月10日
ノーベル平和賞 アハティサーリ元フィンランド大統領に
約30年間続いた紛争で1万5000人の犠牲者を出したインドネシア政府と
独立派武装組織「自由アチェ運動(Free Aceh Movement、GAM)」間の戦闘を、
2005年の和平合意で終結に導いた
発信地:オスロ/ノルウェー
2008年10月13日
ノーベル医学生理学賞 バレシヌシ氏、リュック・モンタニエ氏に
1983年にエイズ(HIV/AIDS)ウイルスを発見したことが評価されて受賞
発信地:パリ/フランス
2008年10月13日
ノーベル経済学賞 ポール・クルーグマン氏に
自由貿易とグローバリゼーションの影響を明らかにし、世界的な都市化
の進展を説明する新理論を生み出した業績
発信地:ストックホルム/スウェーデン
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登録日:2008年 10月 29日 14:43:59
日本の4氏小林、益川、南部、下村氏にノーベル物理学賞と化学賞
【10月7日 AFP】スウェーデン王立科学アカデミーは7日、2008年のノーベル物理学賞を小林誠(Makoto Kobayashi)高エネルギー加速器研究機構(KEK)名誉教授(64)、益川敏英(Toshihide Maskawa)京都産業大学教授(68)、南部陽一郎(Yoichiro Nambu)米シカゴ大名誉教授(87、米国籍)の3氏に授与すると発表した。
≫続きを読む…
(c)AFP
スウェーデン王立科学アカデミーは7日、2008年のノーベル物理学賞
を小林誠(Makoto Kobayashi)高エネルギー加速器研究機構(KEK)
名誉教授(64)、益川敏英(Toshihide Maskawa)京都産業大学教授
(68)、南部陽一郎(Yoichiro Nambu)米シカゴ大名誉教授(87、米
国籍)の3氏に授与すると発表した。
南部氏は、素粒子物理学の「自発的対称性の破れ」理論を、
小林、益川両氏は、物質の最小単位である素粒子のクオークが6種類
あることを予言した「小林・益川理論」を発表し、素粒子物理学の
発展に貢献し評価された。
時事通信(Jiji Press)によると益川氏は、今年は南部氏が受賞する
チャンスがあると思っていたと述べ、素粒子物理学で先人である南部
氏の受賞を喜んだ。南部氏は1921年生まれで、今回のほかの2人の受
賞者よりも約20年年長にあたる。
小林氏が所属する東京の高エネルギー加速器研究機構でも、受賞が祝
された。同広報の森田洋平(Yohei Morita)氏は「KEKにとっても素晴
らしいニュース」だと述べ、3人の業績をたたえた.
また8日、2008年のノーベル化学賞
を米ウッズホール海洋生物学研究所・元上席研究員の下村脩
(Osamu Shimomura 、80)氏(日)と、マーティン・チャルフィー
(Martin Chalfie)氏(米)、ロジャー・Y・チエン(Roger Y. Tsien)
氏(米)の3氏に授与すると発表した。
同アカデミーは下村氏が解明した「緑色蛍光タンパク質(GFP)」
について「現在の生命科学分野で不可欠な“道具”となっている。
GFPによって、脳内神経細胞やがん細胞の広がり方など、
それ以前には見えなかった過程を目視する方法が開発された」と評価した。
2008年ノーベル賞受賞者
2008年10月07日
ノーベル物理学賞 小林誠、益川敏英、南部陽一郎氏に
発信地:ストックホルム、
2008年10月08日
ノーベル化学賞 下村脩氏ら日米3人に
発信地:ストックホルム/スウェーデン
2008年10月09日
ノーベル文学賞 仏のル・クレジオ氏に
新しい出発、詩的冒険、官能的エクスタシーの作家であり、支配された
文明社会やそれを超えた人間性の探求者
発信地:ストックホルム/スウェーデン
2008年10月10日
ノーベル平和賞 アハティサーリ元フィンランド大統領に
約30年間続いた紛争で1万5000人の犠牲者を出したインドネシア政府と
独立派武装組織「自由アチェ運動(Free Aceh Movement、GAM)」間の戦闘を、
2005年の和平合意で終結に導いた
発信地:オスロ/ノルウェー
2008年10月13日
ノーベル医学生理学賞 バレシヌシ氏、リュック・モンタニエ氏に
1983年にエイズ(HIV/AIDS)ウイルスを発見したことが評価されて受賞
発信地:パリ/フランス
2008年10月13日
ノーベル経済学賞 ポール・クルーグマン氏に
自由貿易とグローバリゼーションの影響を明らかにし、世界的な都市化
の進展を説明する新理論を生み出した業績
発信地:ストックホルム/スウェーデン
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登録日:2008年 10月 29日 14:43:59
- プロフィール
- クリーンクルー
- (男)
- 社会は狂ってはいけないのに、歯車はかみ合わないことが多い。
なんて、でも------大丈夫かな?
なんて
時々、よく心配になります。そんな心配を吹き飛ばすニュースがほしいな。
なんて、
クリーン、フレッシュ、ライテャスなことがだいすきなひげ男。
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