2007年 06月 13日

投票行動と政党支持

安倍内閣の支持率、サミット後も低迷

【6月12日 AFP】12日発表された朝日新聞社の最新の世論調査によると、安倍内閣の支持率は34%で、前年9月の就任時の約半分に落ち込んだ。
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(c)AFP

AFPBB News


来月の参院選での投票予定政党で民主党が自民党を上回った。しかし、だからと言って、民主党が支持率で自民党を上回ったというのは正確性に欠ける表現である。恐らく、
投票行動と政党支持の両者を区別しないで書いたものと思われる。

この両者が大きく異なるものであることは、民主党をみれば明らかである。アンチ自民として選挙で投票するのは良いが、ふだん支持するまでではないと考える有権者は少なくない。また共産党や社民党の支持者だけれど、選挙で当選する可能性があるのは、自民と民主の候補者だから、消去法で選挙は民主党に投票する者もいる。このため民主党の支持率は20%に達しないが、投票予定では30%を超えるという現象が起きる。

一方の自民党は、逆に、ふだんは支持するが、年金等の問題があるので、今度の参院選は棄権しようという有権者もいる。このため自民党の支持率は35%になるが、投票予定では30%程度まで下がることが起きる。

このように投票行動と政党支持の関係も、政党によって異なる複雑なものである。そう簡単に両者を一緒にして論じるべきではないと思うのだが。

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登録日:2007年 06月 13日 22:22:50

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プロフィール
井上玲子
(女)
大阪府出身、海外の大学で研究をした後、現在は日本の大学院で政治学を教える。
国内外の政治ニュースの背景にある事情を掘り下げて、わかりやすいく解説します、
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