2007年 06月 23日
吉と出るか凶と出るか、会期延長
【6月22日 AFP】衆議院は22日午後の本会議で、今国会の会期を7月5日まで12日間延長することを自民、公明両党の賛成多数で可決した。
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(c)AFP
投票日先送りの効果
国会の会期1週間延長で、参院選投票日が7月22日から7月29日に延期になった。このため投票日までの時間が長くなるので、年金問題のほとぼりが冷めることと、夏休みに入っての投票日であるために投票率が低下することで、無党派層に依存する割合が高い民主党の票が伸び悩むのではと期待する与党支持者もいる。
地方税増税とボーナス手取り減額の影響
しかし、その一方で今月と来月の二度にわたり、25日付けの給料をもらって驚くサラリーマンは少なくない。何と言っても地方税の大幅な増額であり、所得税減額と相殺しても、手取りが減ることを実感する者は数多い。さらには、今度はボーナスから差し引かれる年金保険料が増えて、夏のボーナス支給で一層、怒るサラリーマンがいることも否定できない。
焦点は民主党の対案提示
結局、与党に向けられた怒りを吸収できるのか、それとも政治に諦めて棄権して行楽に行ってしまうのかは、野党が年金改革や社保庁改革に関する対案を出せるかどうかにかかっている。今のままでは「野党能力」を示すことはできたとしても、「与党能力」を示すには至っていない。アンチ与党をプロ野党に転換させるためには、野党自身の政策能力を有権者に提示できるかどうかが問われている。
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登録日:2007年 06月 23日 15:19:35
- プロフィール
- 井上玲子
- (女)
- 大阪府出身、海外の大学で研究をした後、現在は日本の大学院で政治学を教える。
国内外の政治ニュースの背景にある事情を掘り下げて、わかりやすいく解説します、
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