積極的に進む中国の国家戦略パートナー作り
【ニューデリー/インド 17日 AFP】インドを訪問中の中国の戴秉国外務次官(Dai Bingguo)は17日、インド側の首相特使である同国安全保障担当顧問のM. K. ナラヤナン(M. K. Narayanan)氏と、中印間の国境をめぐる議論の収拾へ向けて協議した。
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(c)AFP/RAVEENDRAN
ベルリンの壁崩壊以降、米ソ超大国時代は終焉し、各国が他国との協調体制作りに入っている。中国もその例外に漏れず・・・
中国もその例外に漏れず、長年にわたるロシアとの国境紛争に終止符を打ち、2005年あきに国境確定合意に調印した。
進む中国の国家戦略パートナー作り
日本のG4共同提案にASEAで賛成した国が一つもなかったことに現れているように、中国によるASEAへの影響力は増大している。また韓国政府の中国より政策を考えると、「ASEAN+3(日本、中国、韓国)」の枠組みでは、日本が孤立化しかねない。
このため日本としては、インド、オーストラリア、ニュージーランドまで加えた枠組みにしたいが、ASEAN諸国の中にはオーストラリア、ニュージーランドの参加に異論を唱える者もいる。すると、今後の経済成長も含めてインドが重要な鍵を握ることになり、中印間での人事交流が急速な勢いで進んでいる。
そして今回、長年の中印国境紛争に終止符を打つようであれば、ますます中国の国家戦略パートナー作りが進展することになる。
日本の戦略パートナーは?
その点、日本の戦略はどうなのか? 米国や欧州各国との関係強化も国連においては需要であるが、それと並行して足下のアジア各国との戦略パートナー作りを進めなければ、
将来のアジア経済ブロックができた際に、はじかれてしまうことになる。安倍首相の課せられた課題はあまりに大きいのだが。
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登録日:2007年 01月 18日 11:47:11
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- 井上玲子
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- 大阪府出身、海外の大学で研究をした後、現在は日本の大学院で政治学を教える。
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