日本にできる国際貢献
【6月10日 AFP】反政府勢力「タミル・イーラム解放のトラ(LTTE)」とスリランカ政府との間で難航している和平交渉の再開を目指しスリランカを訪問していた、明石康日本政府代表(スリランカ復興支援担当、76)は9日、4日間の会談日程を終え「和平交渉の再開にはまだ望みがある」との見方を示した。
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(c)AFP/Mel Gunasekera
スリランカ復興支援の日本政府代表の明石康氏がスリランカ政府と反政府組織の和平のため現地入りした。スリランカは元々、イギリスがインドから撤退する政策の一環で独立した国であり、今でも国内紛争にインドの影響があると言われている。
本来であれば、国連の安全保障理事会が全面的に関わる問題かも知れないが、すでに国連は多くのPKO活動を行っており、その経費拠出が加盟国の反発を読んでいる。しかし、だからこそ、アジアにおける紛争処理に日本が関与する余地があり、しかも平和的な和平交渉再開にこぎ着ければ、自衛隊を派遣せずとも大きな国際貢献となり得るわけである。
明石氏はかつて東京都知事選に出馬したときは驚いたが、地方自治よりも国際紛争処理の方が遙かに似合っているし、これまでの経験や人脈を活かせることになる。スリランカ以外にもバングラデシュなど国内紛争を抱える国はアジアに少なくない。それらの解決に向けて丹念な活動を続けることが、日本が果たすべき役割ではないかと思う。
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登録日:2007年 06月 10日 22:51:39
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- 井上玲子
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- 大阪府出身、海外の大学で研究をした後、現在は日本の大学院で政治学を教える。
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