派閥の力強まる新内閣
【8月27日 AFP】安倍晋三(Shinzo Abe)首相は27日、改造内閣の新閣僚を発表した。
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(c)AFP
第二次安倍内閣の組閣が行われ、党三役人事と合わせると、町村外相、高村防衛相、伊吹文科相、麻生幹事長、二階総務会長と五人の派閥の領袖が入ることになった。こうしてみると新しい内閣の特徴は・・・
各派閥の事情による組閣
主流派の派閥の力が復権とまでは行かないにしても強まったという印象をもつ。また山崎派も甘利経産相留任と遠藤農相入閣、古賀派も上川少子化担当相と岸田沖縄担当相の入閣で、入閣した人が領袖が推薦した人であったかどうかは別にして、とりあえず二名を確保したことで最低限のメンツは立った格好である。そして何よりも、鳩山法相、額賀財務相、鴨下環境相を獲得した津島派は笑いが止まらないのではないだろうか。
干される谷垣氏と福田氏
その一方で下馬評に名前が挙がっていながら入閣しなかったのが、谷垣氏と福田氏である。特に、谷垣氏にとっては自分だけでなく谷垣派からの入閣ゼロが続いており、若手に対するメンツが立たないところ。やはり刃向かった者に対しては「武士の情け」はないと言うことか。
派閥の復権?
今回の組閣は、先のお友達内閣に比べて主流派内での挙党態勢ができつつあるが、その一方で、増田総務相と舛添労相でバランスを取ろうとしているものの、どうしても派閥の力が戻りつつあることを感じざるを得ない。有権者がどう判断するのかは、組閣後第一回の結果次第である。
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登録日:2007年 08月 27日 20:02:04
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- 井上玲子
- (女)
- 大阪府出身、海外の大学で研究をした後、現在は日本の大学院で政治学を教える。
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