派閥重視の党役員人事
【9月24日 AFP】前日選出された自民党の福田康夫(Yasuo Fukuda)総裁は24日、総裁選で福田氏を支持した派閥の会長から党3役を起用し、また選挙対策総局長を委員長に格上げして加えた党「4役」体制の人事を発表した。
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(c)AFP
福田総裁による党役員人事が決まり、伊吹幹事長、谷垣政調会長、二階総務会長、古賀選挙対策委員長の新四役体制がスタートした。しかし、四人ともに派閥の領袖であるだけに、やり過ぎとの見方もある・・・
政権の成り立ちで決まる政権の性格
政権の「性格」は政権の「成り立ち」で決まると言われる。党内少数派でスタートした小泉政権は常に党外に目線が行き、抵抗勢力と戦う姿勢をみせることで党外での支持率を維持し続けた。一方、安倍政権は党内圧倒的多数の支持で成立しただけに、党外より党内に目線が行き、争点についての国民との目線の違いにより参院選で敗北した。
派閥の復権?
これに対して福田政権は、党内八派閥の支持で成立したものであり、今後、派閥の領袖復権になるかどうかに注目が集まっていた。そして、今日の党役員人事で、伊吹派、谷垣派、二階派、古賀派の領袖が起用され、明後日の組閣でも額賀氏や高村氏、町村氏が再任もしくは横滑りして重任されるようであれば、いよいよ派閥政治への回顧になりかねない。その意味でも、明後日の夜は、官房長官とともに財務相、外務省、防衛相に注目したい。
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登録日:2007年 09月 24日 23:40:20
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- 井上玲子
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- 大阪府出身、海外の大学で研究をした後、現在は日本の大学院で政治学を教える。
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