2006年 03月

自由・暴動・博愛?

各地で広がるCPEへの抗議活動 - フランス

【パリ/フランス 24日 AFP】23日、政府が提案した若年層対象の初期雇用契約(CPE)への抗議活動がフランス各地で行われた。CPEは26歳未満の被雇用者を、正社員契約を結んでから2年以内は雇用者が自由に解雇できるというものである。写真は抗議集団によって燃やされた車両の鎮火を行う消防隊員。(c)AFP/ERIC FEFERBERG

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 パリが派手に燃えているらしい。昨年は移民差別問題が発端で各地で騒乱が起きたが、ことしは若年労働者の雇用問題が原因と報じられている。ニートやフリーター世代の問題を抱えるのは日本も同じだから、ひとさまの不幸と笑っているわけにはいかない。シラク政権にはお気の毒だが、「自由・平等・博愛」のはずのフランスで、自由と博愛と暴動が燃え広がっているのはなぜなのだろう?……
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登録日:2006年 03月 25日 15:18:53

やっと「N神話」の呪縛が解けた?

<ワールド・ベースボール・クラシック>決勝 日本vsキューバ

【サンディエゴ/米国 20日 AFP】野球の国別対抗戦、ワールド・ベースボール・クラシック(World Baseball Classic)決勝、日本vsキューバ。試合は日本が10-6でキューバを破り、初代王者に輝いた。(c)AFP/Getty Images Donald Miralle

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 王ジャパンの世界一までのドラマは本当に見る人の心を惹きつけた。普段は野球に余り関心のなかった人も、熱いものが胸にこみ上げたはずだ。こんな感動は「ナガシマジャパン」には感じられなかったものだ。むしろ、今回の日本代表チームに「N」神話みたいな影がつきまとっていなかったからこそ、ここまでこれたのではないかしら……?
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登録日:2006年 03月 23日 22:15:33

米国はイラクを見捨てるか

ブッシュ大統領 イラクの米軍支援を求めて演説 - 米国

【ワシントンDC/アメリカ 21日 AFP】21日ワシントンDCにあるホワイトハウスの記者会見室で、ジョージ・ブッシュ(George W. Bush)大統領が記者会見を行った。ブッシュ大統領は、イラクでのアメリカ軍に対する弱い支援を強化するため、また早期撤退への要求を静めるため、演説を行い、質疑応答の時間が組まれた。写真は、ホワイトハウスで行われた記者会見の前に、マクレラン報道官(左)とともに笑うローブ上級顧問(右)。(c)AFP/Mandel NGAN

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 イラク戦争をめぐるブッシュ米大統領の支持率低下がとまらない。それでも、大統領は「世論調査は気にしていない」(ホワイトハウス会見で)と語り、イラクからの米軍早期撤退を求める国内世論にさからうように、「(完全撤退は)次期大統領たちが次期イラク政権と決めることだ」と発言した。この強気はどこからくるのだろう?
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登録日:2006年 03月 23日 16:41:17

「ハッピーですか?」と問われたヒラリーさん

ドバイ・ポーツ・ワールド 米国の港湾管理業務をアメリカ企業に委譲 - 米国

【米国 10日 AFP】ドバイ・ポーツ・ワールド(Dubai Ports World)を所有するアラブ首長国連邦は9日、2国間の関係を維持するために、米国の港湾管理業務をアメリカ企業に委譲すると決定したことが、ジョン・ワーナー(John Warner)米国上院議員が読み上げた声明により明らかになった。
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(c)AFP/Stan HONDA

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 アラブ首長国連邦(UAE)の国営会社ドバイ・ポーツ・ワールド(DPワールド)がついに米議会のイジメに屈した。DPワールドはもともと米国のボルティモア、ニューヨーク、ニューアーク、フィラデルフィア、マイアミ、ニューオーリンズの主要6港の港湾施設管理業務を請け負っていた英国企業を買収しただけだったが、米議会民主党などから「国際テロ対策上、問題がある」「港湾の安全が冒される」などのいいがかりをつけられ、ブッシュ大統領の必死の説得にもかかわらず買収を断念させられたものだ。その背景には、今秋の米中間選挙をにらんだ「何でもアリ」の醜い政争が渦巻いて見える--
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登録日:2006年 03月 11日 18:00:05

偽ドル問題--日本は大丈夫?

北朝鮮、米紙幣を偽造か - 韓国

【ソウル/韓国 23日 AFP】23日、韓国の国会議員が、スターリン主義国家北朝鮮は金正日(Kim Jong-Il)総書記の機密費管理会社を通じ、アメリカ合衆国の紙幣を偽造し流通させていると非難した。写真はソウルで行われた国会で、野党ハンナラ党(Grand National Party)の金文洙(キム・ムンス、Kim Moon-Soo)議員が北朝鮮の偽造したとされる紙幣を見せるところ。(c)AFP/KIM KYUNG-JE

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 北朝鮮の偽ドル疑惑や米国の金融制裁をめぐって3月7日、ニューヨークで開かれた米朝実務者協議は前進なしに終わったようだ。だが、北朝鮮が国家ぐるみで偽ドルを製造している疑いは強まる一方だ。果たしてこの問題はどうなるのか?日本もノホホンとしてはいられないのでは--
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登録日:2006年 03月 08日 19:42:30

「米印vs中露」のグレートゲーム

ブッシュ大統領、ガンジー党首と会談 - インド

【ニューデリー/インド 2日 AFP】ニューデリーで2日、ジョージ・W・ブッシュ(George W. Bush)米大統領が統一進歩連合(United Progressive Alliance、UPA)議長であり、国民会議派(Congress Party)党首であるソニア・ガンジー(Sonia Gandhi)氏と会談を行った。
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(c)AFP/Mandel NGAN

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 日本の大新聞の見出しは、ブッシュ大統領とシン・インド首相が結んだ原子力協力協定を意地悪く批判する論調でいっぱいだ。しかし、もっと興味深いのは両国が進めている軍事・安全保障面での協力の深まりだ。米印協調の隠れた狙いの中に、台頭する中国に対する牽制の意味が含まれているのがこれでさらにハッキリした。核分野の合意も大切ではあるものの、アジアの中心地域を舞台にしたグレートゲームの図式を見るには、こちらのほうが重要ではないか。
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登録日:2006年 03月 04日 19:27:50

やっとわかった?前原さん

小泉首相、「勝ち組」「負け組」論を批判 - 東京

【東京 6日 AFP】小泉純一郎首相は6日、最近の世論調査で自らを中流階級と考えている国民の割合が急落していることを受け、日本国民を「勝ち組」と「負け組」に区別することをやめるように求めた。写真は国会の衆議院予算委員会の審議中、質問に答える小泉首相。(c)AFP/YOSHIKAZU TSUNO

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 「永田メール」事件で、民主党が自民党の公開質問状に対して全面謝罪する文書回答を提出した。疑惑を取り上げた永田寿康議員もほぼ同じ趣旨の書面を提出し、「メールが本物でなかったことを得心している」と述べた。ポツダム宣言ではないが、無条件降伏に近い内容だ。そもそもこの欄で指摘したように、事件の核心にある「メールの真偽」をめぐって「党見解」と「永田弁明」が正面からすれ違っていたことが、問題を長引かせた原因だ。前原さん、やっとわかったようですね。でも、党首としての求心力の低下が心配で……
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登録日:2006年 03月 02日 16:31:38

まだわかってない?前原さん

小泉首相 靖国参拝中止を改めて拒否 - 東京

【東京 22日 AFP】小泉純一郎(Junichiro Koizumi)首相は記者団に対して国会終了後、問題の多い靖国神社(Yasukuni Shrine)参拝の中止を求める中国の要求を改めて拒否する意思を明らかにした。写真は22日、国会で党首討論を行う小泉首相と民主党の前原誠司(Seiji Maehara)代表。(c)AFP

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 靖国問題とか「中国脅威論」はよかったのだが、例の「永田メール事件」での前原誠司・民主党代表の対応はどうにもまずかったんじゃないか。だいいち、メールの真偽に対する党の判断と本人の見解もずれている。これで何を謝ろうってのか?それなのに、党の処分は「6カ月の党員資格停止」。これって、なんだろう--
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登録日:2006年 03月 01日 19:16:59

ブッシュ、中印分断の旅へ

ブッシュ大統領夫妻 インド・パキスタン歴訪に出発 - 米国

【メリーランド州/米国 1日 AFP】ジョージ・ブッシュ(George W. Bush)大統領とローラ(Laura Bush)夫人は28日、メリーランド州アンドリュー空軍基地から4日間のインド・パキスタン歴訪に出発した。南アジア諸国の訪問は今回が初めて。写真はエアフォースワンに搭乗するブッシュ夫妻。(c)AFP/Mandel NGAN

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 インド亜大陸に巨象を追ってワシ(アメリカ)と巨龍(中国)が舞う--ブッシュ米大統領のインド・パキスタン訪問に、そんなイメージが浮かんでくる。台頭するアジアの巨人国・中国とインド。その間に割って入るアメリカ。21世紀の世界戦略をかけた3大国の「グレートゲーム」の背後にどんな思惑がひそんでいるのか?
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登録日:2006年 03月 01日 17:37:56

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プロフィール
多田 格<Tada Itaru>
(男)
■職業:ジャーナリスト
■主な経歴:欧州、北米などで海外特派員を10年以上務め、国際政治・安全保障、軍備管理・軍縮、米国家戦略、日米同盟関係などの分野を多角的に取材、論評している。
■専門分野:国際関係、国連、軍備管理、国家戦略など
■ひとこと:日本の政治は視野を広く持ってほしい。「やればできる」のアメリカ式楽観主義と英国の戦略観をもっと見習っては
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