2006年 12月

「フセイン時代」は終わったが……

フセイン元大統領の死刑が執行される - イラク

【バグダッド/イラク 30日 AFP】政府系テレビ局、アルイラキーヤ(Iraqiya)は30日、サダム・フセイン(Saddam Hussein)元大統領が絞首刑に処せられたことを確認したと伝えた。
≫続きを読む…

AFPBB News


 死刑判決が確定していたサダム・フセイン元イラク大統領(69)に対する絞首刑が30日実施された。70年代末から独裁政治で権勢を振るった「フセイン時代」が終わったとはいえ、判決確定からわずか4日のスピード処刑が国際社会に多くの疑問や批判を残したことも否定できない。新生イラクの治安確立はまだ難行苦行の状態にあり、フセイン元大統領が仕切ったと言われるイラン・イラク戦争中の戦争犯罪や、自国住民に対する非人道的な毒ガス使用問題などの解明は闇に葬られることになった。
 ... 続きを読む

コメント[0], トラックバック[0]
登録日:2006年 12月 30日 16:20:12

中東は核時代に向かうのか

<イラン核問題>大統領国連決議を「紙切れ」と一蹴 - イラン

【テヘラン/イラン 24日 AFP】マハムード・アフマディネジャド(Mahmoud Ahmadinejad)大統領は24日、欧米諸国はイランの核開発を受け入れるべきだと述べ、国連(UN)の制裁決議については「紙切れ」にすぎないと一蹴した。FARS通信社が伝えた。

「好むと好まざるとにかかわらず、イランは核技術を持つ国であり、イランと同盟関係を持つことは有益なのだ」と演説。「紙切れによってイランの国民の団結を乱そうとしている」と決議を非難した。
 
 写真はテヘランで演説するアフマディネジャド大統領。(c)AFP

AFPBB News


 国連安全保障理事会は12月23日、イランの核開発問題に関する初めての制裁決議を全会一致で採択したが、イランのアフマディネジャド大統領は「制裁決議など紙切れに過ぎない」(24日)と述べ、あくまで核開発の道を突き進む意志を表明した。この問題に関連して、10日開かれた親米穏健派のアラブ諸国で構成される湾岸協力会議(GCC)首脳会議は、核平和利用を「石油代替エネルギー」と位置づけて共同開発研究に本格的に着手するとの声明を出している。国際社会がイランの不透明な核開発を止められないと、中東・湾岸一帯で不気味な核開発が広がる懸念もある。安保理はこの危険な流れを逆転できるのだろうか?--
 ... 続きを読む

コメント[0], トラックバック[42]
登録日:2006年 12月 27日 17:57:07

いつまで続く?北朝鮮のカン違い

6か国協議、何ら進展ないまま閉幕、次回開催も不透明 - 中国

【北京/中国 22日 AFP】北京で開催されていた北朝鮮核開発問題をめぐる6か国協議は、22日午後に閉幕した。
≫続きを読む…
(c)AFP

AFPBB News


 1年1カ月ぶりに北京で再開された6カ国協議が成果なく閉幕せざるを得なかった最大の原因は、北朝鮮が「米国の金融制裁が解除されるまでは討議に応じない」という態度を終始改めなかったためだ。北朝鮮は来月、ニューヨークで再開される米朝金融制裁協議で、何らかの妥協を米国から引き出せると思っているのかもしれない。だが、「金融制裁と核協議は別物」とするブッシュ米政権が、そう簡単に金融制裁を緩めると見る意見はほとんどない。時間稼ぎを重ねれば重ねるほど、北朝鮮の立場が悪くなることが未だにわかっていないようだ。
 ... 続きを読む

コメント[0], トラックバック[41]
登録日:2006年 12月 22日 20:44:48

切り札欠く「イラク報告」

ブッシュ大統領、「イラク国内の状況は悪い」との認識 - 米国

【ワシントンD.C./米国 8日 AFP】ジョージ・W・ブッシュ(George W. Bush)大統領が7日、ワシントンD.C.での記者会見で「イラク国内の状況は悪い」との認識を示した。超党派諮問機関の報告書がイラク情勢について「深刻で、悪化しつつある」と厳しく表現したことを受け、ブッシュ大統領は圧力にさらされている。同大統領は、訪米中のトニー・ブレア(Tony Blair)英首相との会談後に会見を行った。写真は同日、ブレア英首相との共同記者会見に臨むブッシュ大統領。(c)AFP/Mandel NGAN

AFPBB News


 米国の超党派による「イラク研究グループ」(ISG)が提出したイラク政策提言を受けて、ブッシュ米大統領はクリスマス前にも包括的な政策見直しを発表する見通しとなった。ISG報告は79項目にのぼる改善案を挙げており、成功すれば08年第1四半期(2008年3月)にも米軍の戦闘部隊を削減できるとしているが、いずれも事態の打開に決定的な切り札が明示されたとは言い難い。米軍を含む多国籍軍からイラク軍への治安権限移譲、国民和解、経済復興、周辺諸国との対話--など、基本的考えは間違っていないが、具体的な対策となると難しいものばかりだ。イラクが自立国家として平和と安定の道へ向かうことができるのか、ブッシュ政権の外交力が大きく問われる正念場を迎えようとしている。
 ... 続きを読む

コメント[0], トラックバック[41]
登録日:2006年 12月 09日 16:26:48

カレンダー
< 2006年 12月 >





1 2
3 4 5 6 7 8 9
10 11 12 13 14 15 16
17 18 19 20 21 22 23
24 25 26 27 28 29 30
31





プロフィール
多田 格<Tada Itaru>
(男)
■職業:ジャーナリスト
■主な経歴:欧州、北米などで海外特派員を10年以上務め、国際政治・安全保障、軍備管理・軍縮、米国家戦略、日米同盟関係などの分野を多角的に取材、論評している。
■専門分野:国際関係、国連、軍備管理、国家戦略など
■ひとこと:日本の政治は視野を広く持ってほしい。「やればできる」のアメリカ式楽観主義と英国の戦略観をもっと見習っては
最近のトラックバック
カテゴリー
お気に入りリンク
検索