★日本の明るい10年間と中国・アジアの憂鬱な10年間

日経平均は、1万円~1万1000円程度の狭いレンジで推移していますが、現在は、1万円の底値固めの時期だと考えています。昨年3月の7000円近辺の安値から約50%も上昇していることもあり、ある程度の日柄整理は必要と思われます。

この底値を固めてから、2012年に2万円、2014年に4万円、2020年に10万円と言うようなイメージで日経平均は上昇していくだろうというのが私の考えです。

もちろん、世間で言われているような2番底はもう来ません。長期的にみれば2003年4月が1番底、2009年3月が2番底で、すでに日経平均はチャート的にも40年に一度(20年の上昇サイクルと20年の下落サイクルを合わせて40年)の大相場に向かって走り出しています。

ただ、海外、特にアジアの動向には注意を払う必要があります。1997年のアジア通貨危機以後の10数年間にわたるアジアの発展は目を見張るものでしたが、これからのおおよそ10年間は、そのつけをアジアの新興国が払う時期です。

ですから、現状において、アジアの国々への投資は大変危険だと考えています。特に本年5月1日から6カ月間にわたって上海万博が開催される中国は爆発寸前だと考えています。北京オリンピックはたった2週間でしたが、上海万博は6カ月間。その間、都市機能が止まりかねないほどの統制が政府によっておこなわれます。

もし、アジアの国々に投資をするとしたら、中国での暴動が拡大して、共産党政権が崩壊し、内乱へとつながるような危機に陥った時です。その時には、取引所も閉鎖されて株式を買う(売る)ことすらできないかもしれませんが、たとえば香港が中国から独立するような事態になれば、その状況を見極めて香港に少額の投資を行うかもしれません。

その他のアジアの国々でもベトナムなどの共産主義・社会主義国は大変難しい問題を抱えています。実際、私の知る限り、旧ソビエトを含め、社会主義・共産主義の国で本当の意味での先進国入りを果たした国はありません。

日本に続いて発展した、台湾・韓国・タイ・シンガポールなどの国々は、軍事独裁政権などは経験していますが、共産主義・社会主義国家ではありません。

今後、アジアの共産主義・社会主義諸国でペレストロイカ崩壊のような事態が起こることを懸念しています。

ただ、アジアの中でもインドネシアのようなイスラム圏の国々は、今後しっかりとした成長を遂げるのではないかと思います。また、半分アジアに属するトルコの未来にも大いに期待が持てます。

現在のマスコミの報道は、ほとんどキリスト教国家のメディアから流されるので、その勢いを感じにくい部分もありますが、たとえば米国でも貧しい人を中心にイスラム教徒は着実に増加し、世界におけるプレゼンスもどんどん強まっています。アジアだけでなく成長著しいアフリカにもイスラム国家がたくさんあります。

もちろん、私が今後最も期待を寄せるのは日本です。

世界の中で、これほど政治・経済が安定している国はありません。日本以外の国々の混迷が増すほど、日本の地位は相対的に有利になり資金が流れ込みます。

それだけではありません。

1990年代の初めに、インターネットやITが米国の明るい未来をけん引すると予想した人々はほとんどいませんでした。それどころか、インターネットの存在さえほとんど知られていませんでした。

同じように、2020年に向けて、日本の明るい未来をけん引する産業を、今特定することはできませんが、iPS細、,ロボット工学、バイオテクノロジーなど、その可能性を秘めた産業の息吹がすでに聞こえています。

また、日本人は「追い込まれる」と、とても強い力を発揮する民族です。明治維新や敗戦後の目ざましい躍進で、その力は既に証明済みです。

それには、江戸時代の寺子屋に始まる、国民の(平均的)教育水準の高さや、ことあらば少異を捨てて大同につく文化などが大いに役立っています。

いずれにせよ、日本人は危機になればなるほどその力を発揮するのですから、世界が混乱していても日本の将来を心配する必要はまったくないのです。

【ご案内】

◆GINZAX・銀座投資セミナー◆

日時:2010年3月13日(土)午後3時30分~5時30分
場所:銀座ビジネスセンター 会議室
   東京都中央区銀座6-6-1銀座風月堂ビル5F
参加費:3,000円(税込)

■第1部「これからの日本の黄金時代とバフェット投資」■
 <まだ間に合う投資のチャンス>
 講師) 株式会社大原創研 代表取締役 大原浩

略歴:上田短資(上田ハーロー)、フランス国営クレディリヨネ銀行など国内
   外の金融機関で勤務し、1994年(株)大原創研を設立し独立。
   国内外のビジネス・投資に関わり、プライベート投資やファンドでも成
   功。元・日刊「証券タイムズ(証券新報)」顧問。
   GINZAXグローバル経済・投資研究会代表。
   著書には、「100万円を確実に1億円にする中国株投資術」(講談社)
   『韓国企業はなぜ中国から夜逃げするのか』(講談社)など多数。

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 <初心者の方のベトナム投資入門>
 講師)株式会社マネーライフプランニング 代表取締役 小屋洋一

略歴:金融機関、不動産事業者を経て(株)マネーライフプランニングを設立。
   現在個人を中心にコンサルティング業務を行う。FPや個人投資家向け
   セミナーを多数開催。
   GINZAXグローバル経済・投資研究会主席研究員。
   日本証券アナリスト協会検定会員。

■申込方法

 メールにて下記必要事項を記入の上、お申し込み下さい。
 折り返し、お振り込み先をご連絡いたします。
 メール宛先:oohara0313@gmail.com 
 ご記入事項:氏名、ふりがな
  
●第1部講師大原の昨年末の動画が下記URLより見られます。
 下記からアクセスください。(それぞれ数分程度)
 (億の近道10周年記念セミナーイベントより)

その1「私のスタンスと日本の見通し」
 http://www.youtube.com/watch?v=X9ihQ-kj_gY

その2「エコロジー・電気自動車」
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その3「投資したい企業」
 http://www.youtube.com/watch?v=mymLhTYbEIo
 
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登録日:2010年 02月 27日 13:52:47

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大原浩
大原浩
(男)
GINZAX  グローバル経済投資 メールマガジン
5月度定例GINZAX・銀座セミナー「科学テクノロジーと投資」
グルメ投資家おーちゃん
1984年、同志社大学法学部を卒業後、上田短資㈱(上田ハーロー)に入社。

1989年、フランス国営クレディ・リヨネ銀行入行。フューチャーズ・ブローキング・ディビジョン課長などを歴任し、主に金融・債券先物、デリバティブなどを担当。

1994年㈱大原創研を設立し独立。
GINZAX ・グローバル経済投資研究会代表。
元・証券新報顧問

著書には
「銀座の投資家が日本は大丈夫だと断言する理由」(PHP研究所)
『韓国企業はなぜ中国から夜逃げするのか』(講談社)
などがある。
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