★今の中国は40年前の日本か?

今年の5月から上海万博が開催されていることもあって、1970年の大阪万博が開催された当時の日本と現在の中国との類似性を指摘する意見をよく聞きます。

確かに、一人当たりのGDPや、東京オリンピック--->大阪万博、北京オリンピック---->上海万博、モータリゼーションの急速な進行など類似点はたくさんあります。

しかし、40年前の日本と現在の中国を比較して大きく違うことがあります。それはライバルの存在です。

40年前の世界では、日本が新興国として突出していて、日本のライバルと言えるような新興国は存在しませんでした。しばらくしてから、フォードラゴン(四つの龍)と言われる、香港、シンガポール、台湾、韓国が登場しましたが、日本の優位性は長い間崩れませんでした。(現在では、このフォードラゴンに追いつかれたり、追い抜かれたりした分野がかなりありますが・・・)

それに対して、現在の中国には多くのライバルがいます。人口の面や経済の発展段階からから言えばインドがその筆頭でしょう。中国は、これまで世界の生産工場でしたが、そのかなりの部分を、安い人件費などを武器に今後インド・バングラディシュ・パキスタンなど南アジアの国々が奪うことが予想されます。

もちろん、その他にも中国のライバルはたくさんいます。

40年前の世界は、現在ほどグローバル化していませんでしたから、コストが安い地域への工場などの移設も今ほどドラスティックではありませんでした。また、世界の約半分が、がちがちの社会主義(共産主義)の国々で、グローバルな市場経済に組み入れられていませんでした。したがって、日本は強力な競争相手とぶつからずに済んだのです。

そのため、日本は1990年のバブル崩壊まで、独走し繁栄できました。

それに対して、現在は、中国・ロシアだけでなく、東欧や中央アジアの社会主義(共産主義)の国々の多くが市場経済を採用し、グローバルな競争に進出しています。どの国も中国同様、貧しさから脱出するために、グローバルな市場経済の中で奮闘しています。

また、40年前には影が薄かったイスラムの国々も台頭してきています。中東の産油国もそうですが、マレーシア・インドネシアをはじめとするアジアの国々や成長著しいアフリカの国々の多くもイスラムです。

つまり、中国はようやく一人当たりのGDPが3000ドルになった段階で、既に多くのライバルと戦わなければならないのです。

中国がこの激烈な競争に勝ち残り、先進国の仲間入りをすり可能性はそれほど多くないと考えています。

★お知らせ★

2010年8月度

◆GINZAX・銀座セミナー◆

【初級者向け講座第2弾!

「知的頭脳ゲーム」としての投資の始め方

~楽しく投資を始めて、世界や経済を深く知る~


日時 : 2010年8月27日(金)午後3時~5時00分

第1部  「知的頭脳ゲーム」としての」投資の始め方(午後3時~3時40分)
 利益のみを追求するのではなく、投資を通じて教養を高め、よりよい人生をおくるためのヒントをお話しします。 
     【講師】株式会社大原創研代表取締役 大原浩

第2部  「知的頭脳ゲーム」を始めるための重要ポイント(午後3時45分~4時30
     分)
GINZAXで勉強を始めたばかりの初級者(日下部淑美氏)が皆様からよくある質問と初級者ならではの疑問を大原浩氏に直接ぶつける対談方式により、皆様の疑問を次々解決していきます
     【講師】株式会社大原創研 代表取締役 大原 浩

第3部 質問タイム (午後4時30分~午後5時00分)
 第1部、第2部の内容に関して、講師の大原氏と日下部氏が皆様のご質問にお答えします。
     【対談】(講師)株式会社大原創研 代表取締役 大原 浩

★講師の大原浩氏と、対談の相手(初級者代表)の日下部淑美さんの、基礎講座レッスンビデオの一部がユーチューブでご覧になれます。
(本ページ左下のお気に入りからもご覧いただけます)

その1
http://www.youtube.com/watch?v=VewvqYEPTFE

その2
http://www.youtube.com/watch?v=iSo_yuCCoKk&feature=related

場所 :東京都中央区銀座6-6-1銀座風月堂ビル5階

    銀座ビジネスセンター 会議室

参加費:3500円(税込)

申込方法:下記アドレスまでメールにて必要事項を記入の上、お申込みください。
    折り返し、振込先をご連絡致します。

     メール宛先:info_virtue@virtue.jp
     記入事項:氏名(ふりがな)、聞いてみたいテーマ、質問

【講師紹介】
■大原浩(おおはらひろし) 株式会社大原創研 代表取締役
 上田短資(上田ハーロー)、フランス国営クレディリヨネ銀行など国内外の金融機関で勤務し、1994年株式会社大原創研を設立し独立。国内外のビジネス・投資に関わり、プライベート投資やファンドでも成功。元・日刊「証券タイムズ(証券新法)」顧問。GINZAXグローバル経済・投資研究会代表。著書「100万円を確実に1億円にする中国株投資術」(講談社)、「韓国企業はなぜ中国から夜逃げするのか」(講談社)、「2012年に日経平均が2万円を超える15の理由」(講談社)、その他多数

★「2012年に日経平均が2万円を超える15の理由」(講談社)の出版を記念して、5月22日に行われたGINZAXセミナーの一部が下記でご覧いただけます。(本ページ左下のお気に入りからもご覧いただけます)

http://www.youtube.com/watch?v=BIT4uM6yLBg

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登録日:2010年 08月 01日 17:02:17

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プロフィール
大原浩
大原浩
(男)
GINZAX  グローバル経済投資 メールマガジン
2月度定例GINZAX・銀座セミナー『本当のバフェット投資』
グルメ投資家おーちゃん
1984年、同志社大学法学部を卒業後、上田短資㈱(上田ハーロー)に入社。

1989年、フランス国営クレディ・リヨネ銀行入行。フューチャーズ・ブローキング・ディビジョン課長などを歴任し、主に金融・債券先物、デリバティブなどを担当。

1994年㈱大原創研を設立し独立。
GINZAX ・グローバル経済投資研究会代表。
元・証券新報顧問

著書には
『韓国企業はなぜ中国から夜逃げするのか』(講談社)
「2012年に日経平均が2万円を超える15の理由」(講談社)
など。
お気に入りリンク
油を売る日々
「2012年に日経平均が2万円を超える15の理由」セミナー動画
投資(株式)基礎講座 大原浩&日下部淑美その2
投資(株式)基礎講座 大原浩&日下部淑美その1
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