2009年 12月 17日

<老子と投資>その27


この連載を初めて読まれる方は、AFPBBニューズブログ「大原浩の金融・経済地動説」の2008年2月8日の日記、(<老子と投資>その1)
http://www.actiblog.com/ohara/52816
を先にご覧ください。


◎<老子道徳経>の上巻は、前回の37で終了し、今回からはいよいよ下巻に入ります。

38、上徳は徳とせず、
○ 徳の高い人は、ひたすらTAO(道)に従うばかりで、自分に身についた徳を徳として意識しない。だからこそ徳が身についているといえる。
○ 徳が充分でない人は、その徳を失わないようにする。だからかえって徳が身につかないのだ。
○ 正義の人は、わざとらしい正義の後を残し、礼儀に十分な人は、非礼な人を見つけると腕まくりをして、正しい礼を教えようとする。
○ 真実のTAO(道が)残念ながら失われた後に、徳が生まれ、徳が失われた後に、仁愛が生まれ、仁愛が失われた後に、正義が生まれ、正義が失われた後に、礼儀が生まれたのだ。だから礼儀(法律・ルール)が尊ばれるような世の中は世紀末だ。
○ 礼儀が尊ばれるということは、人々の真心が薄くなった証拠だから、乱れた世の中になる。
○ 礼とは本来自分の真心を伝える手段。相手から非礼で返されても、相手を非難する理由は無い。
○ 真心の無い非礼な人間は、自然と社会から排除されるから、放っておけば良い。

「客家大富豪18の金言」(甘粕正著・講談社)の第7の金言は、「小さい約束こそが重要なり」です。
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登録日:2009年 12月 17日 14:05:51

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プロフィール
大原浩
大原浩
(男)
GINZAX  グローバル経済投資 メールマガジン
5月度定例GINZAX・銀座セミナー「科学テクノロジーと投資」
グルメ投資家おーちゃん
1984年、同志社大学法学部を卒業後、上田短資㈱(上田ハーロー)に入社。

1989年、フランス国営クレディ・リヨネ銀行入行。フューチャーズ・ブローキング・ディビジョン課長などを歴任し、主に金融・債券先物、デリバティブなどを担当。

1994年㈱大原創研を設立し独立。
GINZAX ・グローバル経済投資研究会代表。
元・証券新報顧問

著書には
「銀座の投資家が日本は大丈夫だと断言する理由」(PHP研究所)
『韓国企業はなぜ中国から夜逃げするのか』(講談社)
などがある。
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