★『東京金融マーケットはアジア最大のギャンブル市場だ!?』

カジノ受注企業とマカオ実業家の関係を調査 - シンガポール

【シンガポール 11日 AFP】シンガポール政府は、カジノ建設の許可を受けたマレーシアの企業ゲンティング・インターナショナル(Genting International)とマカオ(Macau)のカジノ王、スタンレー・ホー(Stanley Ho)氏との関係に神経をとがらせている。
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(c)AFP/ROSLAN RAHMAN

AFPBB News


 私が、金融機関でディーリングをしていた頃、よく仲間内で『東京金融マーケットは<アジア>最大のギャンブル市場だ!』と言っていました。
 
 当時は、日本がバブルの頂点に向かおうとしていた頃なので、『東京金融マーケットは<世界>最大のギャンブル市場だ!』と言ってもあながち間違いではなかったかもしれません。
 
 実際、一緒に働いていた、『お雇い外国人』達の柄は悪く(今でもあまり変わらないと思いますが・・・)、物好きな日本人の同僚が、ある外人をサンプルにして、一日(当時のマーケットは一日5時間)に何回、F●●Kという言葉を使うか数えたことがあるのですが、100回まで数えたところで、あまりの使用頻度の高さにギブアップしてしまいました。

 多分、世界中のほとんどのカジノのほうが、(その頃の)東京金融マーケットよりお上品でしょう!

 

 それから十数年が経過して香港や上海・深センなどの中国の株式市場の時価総額が東京市場を抜きつつあります。
 
 これからは、『上海・深セン・香港金融マーケット』が世界最大のギャンブル市場になるのでしょう・・・

 実際、掛け金の額で、ラスベガスを抜いて世界ナンバーワンの地位を獲得しつつあるマカオは、賭博好きの中国人によって、大いに活性化されています。

 中国人が、マカオに大挙してやってくるのは、中国(大陸)国内のギャンブルに対する規制の厳しさにも大きな原因があります。

 大陸中国では、一切の賭博がご法度で、日本のような競馬やパチンコのような娯楽もありません。そのため、唯一『ギャンブル』を楽しめる、深センや上海のA株市場には賭博好きの中国人が集まり、証券会社の店頭の雰囲気は、日本の『場外馬券売り場』という感じです。

 ところで、カジノがまったく認められていない国は世界の中では少数派です。

 冒頭の記事にもあるように、トイレの水を流し忘れたり、ガムを道に捨てただけで、厳しい罰金刑が待っているシンガポールでも、リー・シェンロン首相の指揮の下、外国人向けではありますが、カジノ開発が急ピッチで進んでいます。

 日本で、何故カジノが認められていないのか?

 これは、あくまで推測ですが、競馬やパチンコなどのギャンブルが既に巨大な産業になっており、その利権調整が難しいからではないでしょうか?
 
 競馬は、年々厳しさを増す地方公共団体の税収を補う存在として重要ですし、パチンコは、単純な売り上げ規模では数十兆円、すなわち自動車産業などとともに、日本を代表する基幹産業なのです。

 東京や沖縄が『カジノ特区』の候補地として挙げられていますが、いつ実現するのか?大いに興味深いところです。

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登録日:2007年 02月 12日 09:57:12

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プロフィール
大原浩
大原浩
(男)
「証券新報」グローバル投資
なんでも地動説
1960年、静岡県に生まれる。1984年、同志社大学法学部を卒業後、上田短資㈱(上田ハーロー)に入社。

1989年、フランス国営クレディ・リヨネ銀行入行。フューチャーズ・ブローキング・ディビジョン課長などを歴任し、主に金融・債券先物、デリバティブなどを担当。

1994年㈱大原創研を設立し独立。
2003年より証券新報社(証券タイムズ)顧問。

著書には
『韓国企業はなぜ中国から夜逃げするのか』(講談社)
『100万円を確実に1億円にする中国株投資術』(講談社)
などがある。
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