スロバキアとチェコ

初の欧州議会選挙実施、与党が圧倒的優位か - ブルガリア

【ソフィア/ブルガリア 20日 AFP】ブルガリアで20日、初の欧州議会議員を選出する選挙の投票が実施された。初めて行われた非公式出口調査によると、汚職事件で欧州連合(European UnionEU)の厳しい調査を受けているものの、与党社会党が勝利することは間違いないとみられている。写真は20日、ソフィア(Sofia)の中心街にはられた選挙ポスターと、その前を通り過ぎる女性。(c)AFP/BORYANA KATSAROVA

AFPBB News


 先日の神宮ロータリークラブの例会に、スロバキア・日本商工会議所・会頭のボホフ・ペーター氏が遊びに来られました。会頭と言っても、20代とお見受けする若い方です。

スロバキアで日本語を話せる人間は10人ほどだそうですが、ペーター氏はロータリークラブの青少年交換留学生制度で高校生の時に日本に来たのがきっかけで、大学生のときに国費留学生として、再来日しました。
 
 以来、日本とスロバキアの間を取り持つビジネスを積極的に推進してきたのですが、ペーター氏のお話を聞いて、スロバキアには投資対象としての魅力があると感じました。

 

チェコとスロバキアは、民族も言語もほとんど同じですが、1000年の間にわたって両者は別々の道を歩んできました。誤解をおそれず簡単に言えば、チェコはドイツの一部、スロバキアはハンガリーの一部として歴史を歩んできました。
 そして、プラハ大学の教授であったマサリクの活躍により、1918年、オーストリア―ハンガリー帝国からチェコスロバキアが独立したのです。
 そのチェコスロバキアが、チェコとスロバキアに分離したのが1993年ですから、もう14年の歳月が流れています。この分離は、流血をまったく伴わない平和的なもので、一種の協議離婚と言っても良いものでした。

その後、チェコもスロバキアもEUに加盟して、発展を遂げたのですが、まずはチェコ共和国の基本情報を紹介しましょう。

チェコもスロバキアももヨーロッパの中央という絶好のロケーションに位置していますが、それゆえ大国の餌食になることが多かったわけです。

<チェコ共和国>
面積:78、866キロ平方メートル
人口:1030万人
首都:プラハ(人口120万人)
1999年、NATO加盟。2004年EU加盟、
失業率:9%-11%
税率:24%

ちなみに、プラハの旧市街は1992年にユネスコ世界遺産に登録されています。

次にスロバキアですが、チェコよりも経済発展が遅れた小ぶりな国です。

<スロバキア共和国>
人口:540万人
失業率:14.3%(2004年)
税率:19%。(EU加盟25カ国中3番目に低い)
2004年、EU加盟。また同年NATOにも加盟。
2009年に通貨をユーロに切り替える予定。

GDP成長率は、2002年(4.6%)、2003年(4.5%)、2004年(5.5%)、2006年(5.6%)<予想>、2007年(5.7%)<予想>と順調に伸びています。

また、CPI(消費者物価指数)は2002年(3.3%)、2003年(8.5%)、2004年(7.5%)、2005年(2.7%)、2006年(2.5%)<予想>、2007年(2.2%)<予想>。

失業率は、2002年(17.8%)、2003年(15.2%)、2004年(14.3%)、2005年(11.6%)、2006年(11.0%)<予想>、2007年(10.0%<予想>と大幅に低下しています。

また、各国の給与水準(月給:カッコ内は雇用主が負担する社会保険の比率))は、以下のとおりです。


スロバキア:448ユーロ=約 71、000円(35.20%)
チェコ  :639ユーロ=約102,000円(,35.00%)
ポーランド:592ユーロ=約 94、000円(20.12%)
ハンガリー:671ユーロ=約107、000円(33.50%)

また、1時間あたりの労働コスト(2004年)で見ると、
ドイツ       27.1ユーロ
EU加盟国平均  20.5ユーロ
クロアチア    5.0ユーロ
ハンガリー       4.8ユーロ
チェコ        4.8ユーロ
ポーランド        4.1ユーロ
スロバキア       3.0ユーロ
ルーマニア       1.8ユーロ

また、スロバキアの教育は、大学卒(15.2%)、専門学校卒(38.7%)、高校卒(41.0%)、小学校卒(5.1%)と比較的高い水準にあります。

現在スロバキアに進出している主な日本企業は、ソニー、松下、矢崎産業などです。

なお、2010年のスロバキアの自動車生産台数は100万台になる見込みで、すなわち、一人当たり自動車生産台数において、世界ナンバーワンの国になります。

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登録日:2007年 05月 27日 11:36:50

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プロフィール
大原浩
大原浩
(男)
「証券新報」グローバル投資
なんでも地動説
1960年、静岡県に生まれる。1984年、同志社大学法学部を卒業後、上田短資㈱(上田ハーロー)に入社。

1989年、フランス国営クレディ・リヨネ銀行入行。フューチャーズ・ブローキング・ディビジョン課長などを歴任し、主に金融・債券先物、デリバティブなどを担当。

1994年㈱大原創研を設立し独立。
2003年より証券新報社(証券タイムズ)顧問。

著書には
『韓国企業はなぜ中国から夜逃げするのか』(講談社)
『100万円を確実に1億円にする中国株投資術』(講談社)
などがある。
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