★アジアをコントロールする客家(はっか)!

北京五輪の空をコントロール

【8月12日 AFP】図は北京五輪に向けて行われている、人口的に雲を分散させて特定の地域の降雨を防ぐしくみを示したもの。(c)AFP

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AFPBB News


最近、2008年3月に行われる台湾総選挙の候補者たちが相次いでシンガポールを訪問し、客家の実力者であるリー・クアンユー顧問相に挨拶をしています。

リー・クアンユー氏といえば、<シンガポール奇跡の発展>を牽引した『シンガポール建国の父』として有名ですが、客家のリーダーとして、南洋客族総会の永久顧問を勤めています。

そもそも、客家とは何者なのか?鄧小平、孫文、リー・クアンユー、タイのタクシン元首相などの大物政治家はもちろん、香港の大財閥の総帥、タイガーバームの創業者、タイ最大級の金融機関であるバンコック銀行の創業一族など経済界で活躍する人々も客家です。

現在世界中で活躍する華僑には、人口の多い順に広東系、福建系、海南島系、満州系、それに客家系の五つがありますが、客家系の人口は全体の1割にもなりません。しかしながら、経済活動の規模では全体の3割を支えるといわれています。

つまり、華僑の中でも客家は特別な存在で、<東洋のユダヤ人>といわれることもあります。

ベトナム、やタイを初めとするアジアの国々の多く(特に経済)が華僑(客家)に支配されていることは、良く知られていますが、その中でもシンガポールと台湾はもっとも成功した客家(華僑)国家といえるでしょう。

現在、本土中国の圧力などからシンガポールと台湾は正式(外交上の)な国交が無いため、総裁に当選した後に台湾からシンガポールを訪問するのは難しいから、その前に訪問するのは、ある意味合理的かも知れません。

しかし、最大野党である国民党の馬英九・前主席が6月に、与党・民進党の謝長廷・元行政院長(首相)が7月中旬に相次いで、客家の実力者リー・クアンユー氏を訪問したことは、台湾の政治(代表者)を決定するのは、台湾国民というよりも客家の実力者達ということを如実に示しています。

シンガポールでも、台湾でも経済や政治を実際に操っているのは、ごく少数の客家です。
米国の政治や経済を、ごく少数のユダヤ人が操っているのと同じ現象と言えるでしょう。

また、台湾に対しては(一つの中国政策により)厳しい態度を取る中国政府も、台湾政府の要人が、シンガポールの客家の実力者を訪問することについては気にとめません。何故なら、それは国と国との外交ではなく、<客家一族の同族会議>のようなものであるからです。

大陸中国の、鄧小平を初めとする支配者の多くも客家ですから、広大なアジア地域を含めた大中華圏は、客家のネットワークによって既に一つになっているといえます。ですから、一族の台湾とシンガポールの客家同士が何をしようと、それは身内の中の話にしか過ぎません。

ちなみに、文化大革命によって疲弊・荒廃していた当時の、中国の『改革・開放政策』にいち早く手を上げ、投資を始めて現在の中国大陸の繁栄を導いたのも台湾・シンガポールを中心とした客家たちです。

ですから、大陸中国政府も、外交上の建前は別にして、彼らを軽々しく扱うことはできないというわけです。

コメント[1], トラックバック[0]
登録日:2007年 08月 14日 12:04:36

コメント

偶然発見させていただきました。
ためになりました。
そのことをお伝えしたくて、書き込みました。
また、時々お邪魔させていただきます。

yama @ 2007年 09月 07日 12:59:38

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大原浩<投資野おーちゃん>
大原浩<投資野おーちゃん>
(男)
「証券新報」グローバル投資
なんでも地動説
株式会社大原創研 代表取締役、 株式会社証券新報社 顧問

同志社大学法学部卒業。上田短資株式会社(上田ハーロー), フランス国営クレディ・リヨネ銀行を経て㈱大原創研を設立。著書に「100万円を確実に1億円にする中国株投資術」講談社、「中小企業のための個人情報保護・プライバシーマーク」サイビズ、「銀行の終焉-近未来マネー論序説-」 「『複雑系』ビジネス-資本主義・社会主義を超える新経済入門-」「代表取締役平社員」(いずれも発行はあいであ・らいふ)などがある。
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