★コバンザメ投資法!
【9月11日 AFP】(9月12日一部修正)フランクフルト(Frankfurt)で今月中旬に開幕する第62回国際モーターショー(International Motor Show、IAA)に、独自動車大手のBMWが自社のモデルに酷似していると非難している中国自動車メーカー、双環汽車(Shuanghuan)の四輪駆動車「CEO」が出展されることが明らかになった。
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(c)AFP/Bill Ickes
企業の優劣は、もちろん売り上げ高や従業員の規模の大小によって決まるものではありません。
ジンベイザメの方が、コバンザメより図体が大きいから優秀だというわけではなく、むしろジンベイザメのエネルギーを活用して(ピタリと吸い付いて)楽々移動しているコバンザメの方が賢くて優秀だと言えるでしょう。
実は、私が投資企業を選択するときにも、このコバンザメ的発想をしばしば活用します。
つまり、大企業の子会社・関連会社・系列会社の中に非常に魅力的な投資対象があるということです。
例えば、2~3年前に私がペトロチャイナ<香港H株0857>に続く魅力的な投資対象として紹介していた企業にデンウェイモーターズ<香港レッドチップス0203>があります。
なぜこの会社が魅力的なのか?
中国の自動社会社は、今でも技術力・運営能力は日本の自動車会社に比べてかなり見劣りがしますが、当時はもっとひどい状況でした。ですから、中国の自動車会社に投資する気はまったくありませんでしたが、日本の自動車メーカーの中国現地法人となれば話は別です。
もちろん、例えばホンダの中国現地法人にだけ投資することは出来ません。あくまでグローバルに展開するホンダのすべて(東証に上場している本田技研工業の株式)に投資するかしないかを判断することになります。
ところが、デンウェイに投資をすることは、実はホンダの中国現地法人(広州ホンダ)に投資するのとかなり近い効果を得ることが出来たのです。
中国では自国の産業を保護するために、自動車産業では、外国資本の比率を49%以内にとどめる政策を取っていますが、大雑把に言えば(実際には他の事業も行っていますが・・)
残りの51%を保有するためにデンウェイが存在します。
したがって、デンウェイに投資する事によって、ホンダの中でも抜群の利益と成長率を誇る中国現地法人(広州ホンダ)に間接的に投資することが出来たわけです。
また、最近良く取り上げるCHINTAI(HC2420)もエイブル(JQ 8872)の恩恵を最大限に受ける高収益企業です。CHINTAIとエイブルは親子関係にあるわけではありませんが、ビジネス上密接なつながりがあり、エイブルの全国ネットの店舗網のメリットを受けています。(詳しくは別の機会にお話します。)
その他には、イオン(東証1637)のグループ会社であるイオンファンタジー(東証4343)に注目しています。イオンはアジアを中心に海外にも積極展開する勢いのある小売業ですが、基本的に薄利多売のビジネスで、私にとっては、あまり魅力的な投資対象ではありません。それに対して、イオンファンタジーは、イオングループのビジネスの中でも高収益のものに特化しており、なおかつテナント企業としてイオングループの積極的な店舗展開の恩恵が多大に与えられます。
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登録日:2007年 09月 12日 19:09:22
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- プロフィール

- 大原浩<投資野おーちゃん>
- (男)
- 「証券新報」グローバル投資
- なんでも地動説
- 株式会社大原創研 代表取締役、 株式会社証券新報社 顧問
同志社大学法学部卒業。上田短資株式会社(上田ハーロー), フランス国営クレディ・リヨネ銀行を経て㈱大原創研を設立。著書に「100万円を確実に1億円にする中国株投資術」講談社、「中小企業のための個人情報保護・プライバシーマーク」サイビズ、「銀行の終焉-近未来マネー論序説-」 「『複雑系』ビジネス-資本主義・社会主義を超える新経済入門-」「代表取締役平社員」(いずれも発行はあいであ・らいふ)などがある。
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