☆「複雑系ビジネス」その1

11月の米小売売上高1.2%増、クリスマス商戦好調

【12月16日 AFP】米商務省が13日に発表した11月の小売売上高は、クリスマス商戦の滑り出しが好調だったことで、専門家による予想の中心0.6%増を大きく上回る1.2%増となった。(c)AFP

AFPBB News


年末まで残すところあとわずかということで、書棚を整理していたところ、1996年にあいであ・らいふから出版した「複雑系ビジネス」という本が出てきました。当時、大原創研で発行していた「徒然草」というレポートを元に、加筆・修正して書き上げた本です。
もう10年以上前に書いた本ですが、今読み返しても、面白い内容だと思いますので、内容をいくつかピックアップしてご紹介します。

☆ 五公五民
江戸時代には年貢が五公五民(50%が幕府や藩=政府、50%が生産者である農民)を越えると一揆が頻発したそうですが、日本の法人税の実効税率はこの水準に近く是正が必要だと書きましたが、あまり改善されていませんね・・・・・
また、コストを下げるために、税務署員をはじめとする役人のリストラを提唱しましたが、実質的には殆ど減っていません・・・むしろ焼け太り?これから日本の人口は減るのですから、大胆に役人の数を減らさなければなりません!

☆ 国家というサービス業
実際の運営面はともかく、国(=政府)が国民にサービスを提供する存在であり、公務員は憲法にも書いてあるように公僕(国民の召使))であるとうことは、徐々に理解されてきているようです。

☆ 廃法院
 法律の制定は立法院で行いますが、出来上がってしまった法律は、特別な時限立法以外は、社会の実態と合わなくなっても、そのまま放置されます。そのため、時々理解し難い法律で、善良な人々が痛めつけられます。
そこで、廃法院というものを常設して、不必要になった法律をどんどん廃棄しようというわけです。

☆ 流血
そういう時代だったのか・・・リストラに関するコメントが多いですね・・・・

☆ 議会生民主主義の限界
 民主主義にも限界があるということを述べています。

☆ クロマニヨン人とコンピュータ
 まだ、パソコン・インターネットの黎明期だったので、霞ヶ関の官庁に生息する人々を皮肉りました。今もそれほど進歩していないようですが・・・

☆ インターネットの反乱
 インターネットとは何か?を論じなければ(説明しなければ)いけない時代でした。
パソコン通信に関するコメントも・・・まだ双方がしのぎを削っていた時代です。
当時騒がれた<500ドルパソコン>(=実際にはホストコンピュータにつなぐ端末)は、今珍しくないですね・・・

☆ OS戦争の敗北
 マイクルソフトの一人勝ちはいまだに突き崩せませんね。当時私はIBMの<OS2 WARP>を使っていましたが、結局現在はウィンドウズです。中国のOS戦略やRINAXに期待したいところです。当然ながら、当時語っていたのはウィンドウズ95です。

(続く)

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登録日:2007年 12月 16日 19:39:11

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プロフィール
大原浩<投資野おーちゃん>
大原浩<投資野おーちゃん>
(男)
「証券新報」グローバル投資
なんでも地動説
株式会社大原創研 代表取締役、 株式会社証券新報社 顧問

同志社大学法学部卒業。上田短資株式会社(上田ハーロー), フランス国営クレディ・リヨネ銀行を経て㈱大原創研を設立。著書に「100万円を確実に1億円にする中国株投資術」講談社、「中小企業のための個人情報保護・プライバシーマーク」サイビズ、「銀行の終焉-近未来マネー論序説-」 「『複雑系』ビジネス-資本主義・社会主義を超える新経済入門-」「代表取締役平社員」(いずれも発行はあいであ・らいふ)などがある。
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