☆危険水域に突入した新興国・米国市場!☆

注目の中国自動車メーカー、米進出には課題多数

【1月19日 AFP】中国の自動車メーカーが、米国進出に向け着々と準備を進めている。
≫続きを読む…
(c)AFP/Amandine Ambregni

AFPBB News


前回の日記で、日本株市場には、未曾有の投資チャンスが到来していると述べましたが、逆に、新興国(中国・香港・インド・ベトナム・インドネシア等々)の株式市場は、その経済の実態に対して買われすぎで、それほど遠くない将来に、大幅な価格の下落があります。

多くの新興国市場は現在調整局面ですが、例えば上海や深センのA株市場は半値あるいはさらに三分の一、四分の一位まで下げてもおかしくありません。

香港市場については、そこまでで劇的な急落ではないかもしれませんが、H株などを中心に現在の水準よりは相当下げます。高値の半分くらいになることはじゅうぶん考えられます。

特に気を付けなければいけないのは、インド・ベトナム等々の株式市場が未整備な株式市場です。市場が未整備な故に、裁定等が働かず、ワンウェイで株価が上昇を続けてきたわけですが、下げるときも同様な理屈が働きます。

買い手不在のマーケットで一気に価格が下げます。もともと、相場と言うものは、価格が上昇するときにはゆっくりで、下げるときには急なわけですから、ワンウェイの下げとはつまり<暴落>です。

また、中国本土(多分香港は大丈夫だと思いますがあくまで中国のマーケットです)を含めた、新興国の市場では、暴落の際に長期間の「市場閉鎖」が行われる可能性があります。

日本でも、ニクソンショックの直後に為替市場を1週間ほど閉鎖しましたし、米国でもブラックマンデーの直後には、市場閉鎖をかなり真剣に討議しました。

新興国の市場では、数週間市場が閉鎖される事態も充分考えられます。売りたくても売れない(市場が開いていても買い手がいなければ、売れません!)最悪の事態が生じる可能性も充分あります。

また、新興国とは言えませんが、韓国の市場もかなり危険な状態にあり、日本のバブル崩壊以上の打撃を受けて、15年くらいは経済が低迷するはずです。

ところで、米国市場においては、今回のサブプライム問題は乗り切って、過剰流動性などによって、今年のダウ平均は年末にかけてむしろ上昇するかもしれません。

しかし、いわゆる消費者金融も含めた米国の過剰な借金体質を是正(もし出来るのならば・・・)するのに1年や2年と言う期間は短すぎます。少なくとも10年以上、場合いによっては15年から20年くらいかかりますから、長期的観点から見て米国市場に投資をするのは大変危険です。

今年、もしダウジョンーンズが上昇するようだと、2009年の下げは恐ろしいものになるはずです。

日本市場や新興国市場においても、来年=2009年は、かなり厳しい年になりのではないかと考えています。

ただし、中国などの新興国市場が暴落し、「中国が崩壊する」というような話が世の中を覆い、北京オリンピックが何らかのトラブル(人権問題等のボイコット、天安門事件のような・・・)で、通常どおり開催が出来なかったら絶好の投資チャンスの到来です。

私が中国株投資を始めたのは、2003年1月ですが、世界的に株価が低迷している中でも、特に中国の株式市場は低迷していて、利回りが6%でPERが5などというようなバーゲン価格の優良企業がごろごろ転がっている宝の山でした。その当時、世の中では、中国は<図体の大きな発展途上国>程度の認識しかされていませんでした。

その直後にSARS騒ぎが起こり、中国に関する悲観論(それこそ中国はSARSで崩壊するというような・・・・)がまん延する中で購入した中国株(ペトロチャイナなど)は、私の過去の投資の中でも高レベルのパフォーマンスを実現しています。

2008年後半から2009年にかけて、新興国市場への投資の最大のチャンスがやってくると思います。

コメント[1], トラックバック[0]
登録日:2008年 01月 20日 11:52:27

コメント

世界はいつからこんなに病んでしまったの?

樹里 @ 2008年 01月 23日 23:48:58

コメントを追加

Trackback

この記事に対するトラックバックURL:

カレンダー
< 2008年 01月 >


1 2 3 4 5
6 7 8 9 10 11 12
13 14 15 16 17 18 19
20 21 22 23 24 25 26
27 28 29 30 31

プロフィール
大原浩<投資野おーちゃん>
大原浩<投資野おーちゃん>
(男)
「証券新報」グローバル投資
なんでも地動説
株式会社大原創研 代表取締役、 株式会社証券新報社 顧問

同志社大学法学部卒業。上田短資株式会社(上田ハーロー), フランス国営クレディ・リヨネ銀行を経て㈱大原創研を設立。著書に「100万円を確実に1億円にする中国株投資術」講談社、「中小企業のための個人情報保護・プライバシーマーク」サイビズ、「銀行の終焉-近未来マネー論序説-」 「『複雑系』ビジネス-資本主義・社会主義を超える新経済入門-」「代表取締役平社員」(いずれも発行はあいであ・らいふ)などがある。
最近のトラックバック
カテゴリー
検索