★<老子と投資>その5
核戦争の最大の懸念は放射能ではなく紅茶不足、50年代の英公文書
【5月5日 AFP】もし核戦争が起きたら政府は何について最も憂慮するべきか――答え、紅茶不足。
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(c)AFP
☆ この連載を初めて読まれる方は、本ブログの2008年2月8日の日記、<老子と投資>その1を先にご覧ください。
14、これを視(み)れども見えず、名付けて夷(い)という。
○ 人間が「この目で見たもの」は、眼球の水晶体に写ったイメージにしか過ぎない。
○ 夷(い)=見えない形の無いもの
○ 希(き)=音の無い聞こえないもの
○ 微(び)=感じることが出来ない微小なもの。
○ 人間界も含めた宇宙は上記の三つの条件を満たした、原子・電子・素粒子などで構成されている。三つのものはそれ以上に分解することは出来ない。
○ この三つがTAO(道)の中心。
投資において、人間というのは目の前の「値動き」に翻弄されやすい存在です。たしかに、コンピュータ・スクリーンで点滅している数字は、目に見える現実です。しかし、マーケットに参加している投資家は、コンピュータ・スクリーンを点滅させたくて、売買をしているのではありません。あくまで、投資で収益をあげようとして売買を行うわけです。
ですから、目の前のスクリーンの数字の点滅を見ていても、投資で成功することは出来ません。その背景にある「目に見えない投資家の行動原理」を理解することがとても大事です。
15、古の善く道を為す者は、微妙玄通、深くして識るべからず。
○ 何もしない勇気。
○ 人間は何かをして失敗するよりも、何もしないで失敗した方がより深く後悔するから、何もしないことは難しい。
○ デイトレーダーと長期投資家。長期投資家は、なにもしないことが仕事。
○ 何もしないで、一杯にならないからこそ、万が一失敗してもやり直す力が残る。張り切った糸は切れてしまう。
投資において、「何もしない」ということは、とても難しいことです。損をして、手元の現金が無いときは別にして、充分な資金があるのに、相場の動きをじっと眺めているのは辛いものです。
『人間は何かをして失敗するよりも、何もしないで失敗した方がより深く後悔するから、何もしないことは難しい』というのが、基本的人間心理といえるでしょう。
しかし、相場の値動きを朝から晩まで見る必要はありません。その時間を、世界経済・日本経済や個別企業の研究などに費やせばよいのです。『もし、自分が相場を見ていない間にとんでもないチャンスがやってきたらどうしよう』と考えているようでは、投資の成功はおぼつきません。
あなたに投資の才能があれば、次の投資のチャンスでもうければいいのです。中途半端に勉強をせずに、相場に手を出すことほど危険なことはありません。次のチャンスががやってこないことなどありえません。投資の才能が無ければ、きっぱり『投資』というものから足を洗ったほうがよいでしょう。
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登録日:2008年 05月 05日 17:52:14
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- プロフィール

- 大原浩<投資野おーちゃん>
- (男)
- 「証券新報」グローバル投資
- なんでも地動説
- 株式会社大原創研 代表取締役、 株式会社証券新報社 顧問
同志社大学法学部卒業。上田短資株式会社(上田ハーロー), フランス国営クレディ・リヨネ銀行を経て㈱大原創研を設立。著書に「100万円を確実に1億円にする中国株投資術」講談社、「中小企業のための個人情報保護・プライバシーマーク」サイビズ、「銀行の終焉-近未来マネー論序説-」 「『複雑系』ビジネス-資本主義・社会主義を超える新経済入門-」「代表取締役平社員」(いずれも発行はあいであ・らいふ)などがある。
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