☆偽善エコロジ―!

動物愛護団体PETA、半裸でKFC不買呼びかけ

【7月14日 AFP】オーストラリアのシドニー(Sydney)にある米ファストフード大手「ケンタッキー・フライド・チキン(Kentucky Fried ChickenKFC)」の店舗前で14日、国際動物愛護団体「動物の倫理的扱いを求める人々の会(People for the Ethical Treatment of AnimalsPETA)」が、上半身裸でおりに入り、不買を呼びかける抗議行動を行った。
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(c)AFP

AFPBB News


歴史を振り返って見ると、投資やビジネスで成功した人々によく見られる特徴は『逆転の発想』では無いかと思います。つまり、世間の常識にとらわれずに「みんなはこう言っているけれども、よく考えてみるとおかしいんじゃないの?」と自分で発想することができる能力です。

ある意味、天邪鬼タイプ・反逆者タイプの人間が、投資・ビジネスの勝者です。

言いかえれば、このブログのタイトルでもある<地動説>を、天動説が支配している世の中で命がけで唱えたガリレオ・ガリレイのような人物が、投資やビジネスで成功するわけです。

さて、最近私が気になるのは「環境」問題です。確かに、「環境を良くすること」に正面切って反対する理由はありませんし、私もささやかながら環境保護のお手伝いをすることがあります。

しかし、環境保護を大義名分に、漁船の乗組員に薬物入りのビンを投げつけて怪我をさせたり、泥棒をすることを正当化するのはとんでもありません。そのようなことを見たり聞いたり、あるいは猫も杓子も大企業も「環境を取上げたり」すると、「何かおかしいんじゃないの?」という、ガリレオ式疑問がわいてきます。

その疑問にすっきりとした答えを与えてくれるのが、

☆ 偽善エコロジー 
  武田邦彦著
  -「環境生活」が地球を破壊する-
  幻冬社新書
  
です。

投資・ビジネスに直接関係する問題で言えば、バイオエタノール。本書でも取上げられていますが、米国でバイオエタノールの生産が盛んになったのは、ブッシュ政権の農業対策のおかげです。長年、米国の農産物の生産は過剰でしたので、その余剰生産物の処理の一つの方法として採用されたのです。

 日本で米の余剰に対する対策として、休耕が奨励され「お米を作らないこと」にお金がばらまかれたのと同じ理屈です。

 実際、米国で生産するバイオエタノールはエネルギー対策としては殆ど意味を持ちません。サトウキビから生産する場合は、もう少し効率が良いのですが、とうもろこしから生産する場合は、「1」のエネルギー量を持つバイオエタノールを生産するのに、おおよそ「1」の原油を消費(輸送エネルギー等も含む)するのです。

つまり、とうもろこしから生産したバイオエタノールを使用しても、同じ量の原油を燃やしているわけですから、環境にやさしいどころか、貴重な食糧を浪費しているだけなのです。

また、一時期猛毒として繰り返し報道されたダイオキシン!この物質が悪者にされてから40年以上たちますが、中毒患者はまだ一人も出ていません。水俣病、川崎病などの悲惨な被害者をたくさん出した公害とは違った問題です。

しかも、ダイオキシンは自然界にごく普通に存在し、焚き火をしても発生し、タバコを6本吸うとダイオキシンの規制値を越すといわれています。

また、焼き鳥からも規制値を越える大変高濃度のダイオキシンが発生しますが、焼き鳥屋の店主が中毒になったという話は聞いたことがありません。

ゴア元副大統領の大ヒットした映画にも言及しています。イギリスでは、子供に教えることに間違いがあった場合、その父兄が訴えることができるようになっていますが、ロンドンの高等法院では、その映画の9つの誤りを指摘し、映画の上映は認めましたが、その上映の前には、かならず教師が「この映画にはあやまりがあり、危険をあおりすぎています」と説明することが条件とされました。

この他興味深い話が満載なので、目次の一部をご紹介します。

★ レジ袋を使わない         -------->ただのエゴ
★ 割り箸を使わずマイ箸を持つ    -------->ただのエゴ
★ ハウス野菜・養殖魚を買わない   -------->ただのエゴ
★ 温暖化は、CO2削減努力で防げる  -------->防げない
★ 冷房28度の設定で温暖化防止   -------->意味なし
★ 温暖化で世界は水浸しになる    -------->ならない
★ 狂牛病は恐ろしい         -------->怖くない
★ 生ゴミを堆肥にする        -------->危ない
★ プラスチックをリサイクル     -------->危ない
★ 洗剤より石鹸を使う        -------->よくない
★ 無毒・無菌が安全         -------->危ない
★ 古紙のリサイクル        -------->よくない
★ 牛乳パックのリサイクル      -------->意味なし
★ ペットボトルのリサイクル     -------->よくない
★ アルミ缶のリサイクル       -------->地球に優しい
★ 空き瓶のリサイクル        -------->よくない
★ ゴミの分別            -------->意味なし

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登録日:2008年 07月 19日 10:05:16

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プロフィール
大原浩
大原浩
(男)
「証券新報」グローバル投資
なんでも地動説
1960年、静岡県に生まれる。1984年、同志社大学法学部を卒業後、上田短資㈱(上田ハーロー)に入社。

1989年、フランス国営クレディ・リヨネ銀行入行。フューチャーズ・ブローキング・ディビジョン課長などを歴任し、主に金融・債券先物、デリバティブなどを担当。

1994年㈱大原創研を設立し独立。
2003年より証券新報社(証券タイムズ)顧問。

著書には
『韓国企業はなぜ中国から夜逃げするのか』(講談社)
『100万円を確実に1億円にする中国株投資術』(講談社)
などがある。
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