<老子と投資>その7
米軍収容施設は「法のブラックホール」、米弁護士グループが批判
【7月24日 AFP】米国の人権派弁護士らは20日、米軍基地内の収容施設が「法のブラックホール」の中にあり、米軍がイラクやアフガニスタンで「人びとを黙らせておくために」ジャーナリストを拘束しているとして非難した。
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(c)AFP
☆ この連載を初めて読まれる方は、本ブログの2008年2月8日の日記、<老子と投資>その1を先にご覧ください。
17、大上は、下これあるを知るのみ。
○ おみこしに担がれるマネージメントが大事。(過去の日本型マネージメント。会社で新聞を読むのが部長の仕事でもかまわない。)
○ 信頼すれば信頼される
○ 大勢の人々を永遠に騙すことは不可能。
○ 小手先のマネージメントはしないで、部下がすべて自分の手柄だと思うくらいにすればうまくゆく。
私は、よく「悪貨が良貨を駆逐する」という表現をします。それは、「グローバール・スタンダード」(実のところ米国のローカル・ルール)と呼ばれる悪貨によって、日本がアジア文化圏の中で長年にわたってはぐくんできたすばらしい伝統(良貨)が破壊される<さま>を指します。
もちろん、日本の伝統の中には、現在では悪弊・旧弊となってしまったものも一部にありますが、おおむねすばらしいものです。
それはなぜかと言えば、徳川家康という傑出したリーダーの創り上げた社会システムによって、おおよそ300年間という世界の歴史の中でもほとんど例の無い、平和で安定した江戸時代を経て出来上がった伝統だからです。
明治維新は江戸幕府を否定して成立しました。また、戦後の新政府は太平洋戦争以前の政治体制を糾弾しました。「歴史は常に勝者によって書かれる」ので、打ち倒した政府のことを良く書くはずがありません。それに関わらず、江戸時代の社会には学ぶべきものがたくさんあります。
戦後の、公には歴史の伝統を否定した環境の中でも、企業と社員の信頼をベースにした終身雇用制度や、まさに、<大上は、下これあるを知るのみ>を実践した、<上司は、君臨すれども統治せず>方式の<おみこし型マネージメント>などの傑出したマネージメントを、厚みのある日本の伝統から生み出しました。
しかし、バブル崩壊の後、これらのすばらしいシステムが、いかにも諸悪の根源のように言われ、「グローバルスタンダード=アメリカン・ルール」がもてはやされましたが、それは、歴史と伝統をもたず、人々の相互の信頼関係があまり無い米国と言う社会に当てはまっても、日本の社会には不適切です。
日本人の大多数は、信頼されれば、その期待にこたえて努力をし、成果を出してくれます。
規則あるいはコンプライアンスで従業員をがちがちに縛ったり、監視するのがはやりのようですが、どのような組織でも相互の信頼関係が無ければ、崩壊への道をたどります。第一、相互の信頼関係が無い組織での管理・監督はどんどんエスカレートし、コスト的にも見合わないものになります。
上司が「よきに計らえ・・・」と安心して言うことができる組織が、理想であるはずです。
もちろん、それは上司がいざとなれば部下の責任を取ってくれるという信頼関係が無ければ成り立たないはずですが・・・
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登録日:2008年 07月 24日 15:09:20
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- プロフィール

- 大原浩
- (男)
- 「証券新報」グローバル投資
- なんでも地動説
- 1960年、静岡県に生まれる。1984年、同志社大学法学部を卒業後、上田短資㈱(上田ハーロー)に入社。
1989年、フランス国営クレディ・リヨネ銀行入行。フューチャーズ・ブローキング・ディビジョン課長などを歴任し、主に金融・債券先物、デリバティブなどを担当。
1994年㈱大原創研を設立し独立。
2003年より証券新報社(証券タイムズ)顧問。
著書には
『韓国企業はなぜ中国から夜逃げするのか』(講談社)
『100万円を確実に1億円にする中国株投資術』(講談社)
などがある。
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