「馬込の月」と「池上本門寺之塔」

タイミングよくアンテナに引っかかった。
川瀬巴水の風景版画展である。

今回は江戸東京博物館。

2-3年前の夏にニューオータニ美術館で行われた展覧会に比べたら、規模の小さいものではあるが、巴水の風景版画の素晴らしさをコンパクトにまとめたなかなかよいないようだったと思う。

今回は原画も試し刷りも並べて展示して、比較できる作品がいくつかあった。

で、「馬込の月」を観たさに行ったわけだ。

この作品については、そんなに大きな違いはなかったようだ。原画に近い再現性。
この再現性も作品により違いがあって、巴水が得意とする雪の表現や水面の表現については、版画での再現時に原画と結構異なる場合もあった事が比較できる。
なかなかどうして興味深い。

今回新たな収穫が「池上本門寺之塔」。
昭和三年ではない。昭和二十九年版の方だ。
「馬込の月」と似たようなテイストの版画である。
どちらも、青の表現が素晴らしい。

巴水の作品については、版元のwebでぜひ。
 渡辺木版美術画舗 新版画 川瀬巴水

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登録日:2008年 03月 20日 23:15:57

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