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 おかげさまでアクセス数が2万ヒットを超えました。
 脱「日本版PFI」のススメ というタイトル〔仙台市の白岩さんに命名してもらいました)で「世界標準のPFIの仕組みを解説する拙著」も、近々出版される予定です。

 今年は、地域総合整備財団(ふるさと財団)の自治体PFI推進センター専門家委員会委員にも任命され、リスクについて検討をすることになっています。
 
PFI事業とリスクについて一言まとめておきましょう。
 本来ハコモノ部分に生じる不具合リスクを移転するのがPFIの仕組みです。
 どうも誰かが、ハコモノ部分からはVFMが出ないという説を唱えて、それが独り歩きを始めてしまったようですが、PFI手法の本来の姿を理解してもらうためには、このハコモノ部分に生じるリスクをハザードとしてではなく、将来の不確実性として捉えることからはじめる必要がありそうです。
 リスクとは、「何らかのアクションをとったときの将来の結果の不確実性」ですので、不確実性があることが問題なのであって、結果だけを見ると、良い結果となるか、悪い結果となるかは、時間が経過してみないとわからないのです。
 爆弾処理の専門家がいて、爆弾が爆発しないように処理をするか、爆発しても影響が小さくて済むような処置をとると申し出ているとします。
 その専門家に対して支払う費用は、爆発するかどうかわからない爆弾を自分で抱えて爆発したときの代償(多分死んでしまうでしょうが・・・)よりも安いコストだとします。
 そのような状況において、あえて爆弾を抱えているということが将来の自分の命に対してのリスクなのです。
 PFI事業の数も、276件です。そろそろ、自転車操業のための割賦払いPFIをやめて、本来のVFMの源泉となるリスク移転を本気で考える時期にさしかかっていると思われます。

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登録日:2007年 07月 26日 01:32:14

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プロフィール
Hiroshi Kumagae
Hiroshi Kumagae
(男)
1959年05月06日
アビーム コンサルティング㈱             ディレクター
著書:脱「日本版PFI」のススメ 相模書房 ISBN978-4-7824-0705-9
ESADE大学院 国際経営修士
慶應義塾大学院 特別招聘講師(非常勤)
三田図書館・情報学会会員、PMFJ会員 公益事業学会会員
平成18年度内閣府PFI事業の総合評価検討委員会委員
平成19年度自治体PFI推進センター専門家委員会委員
日刊建設工業新聞 所論/緒論コラムニスト
東京LEC 法律文化 連載中 
剣道3段、居合道3段(夢想神伝流)
福岡県生まれ横浜市在住
連絡先:
hkumagae-mobile@softbank.ne.jp
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