ソーラーカーもそろそろ限界!?

学生チーム、豪大陸縦断目指し独自にソーラーカー開発 - チリ

【サンティアゴ/チリ 16日 AFP】チリの学生19人によるチームが独自に設計、製作したソーラーカー「Eolian」が公開された。10月にオーストラリアで開催される「ワールド・ソーラー・チャレンジ 2007(World Solar Challenge 2007)」への出走を目指しており、素材にはグラスファイバーとカーボンファイバーを用いている。写真は首都サンティアゴ(Santiago)で12日、「Eolian」を披露する製作チームの1人、Claudio Vergaraさん。(c)AFP/MARTIN BERNETTI

AFPBB News


 一時もてはやされたソーラーカーも、少し落ち着いたかなぁ~……という感じではある。その理由は……


……
 まず、なかなか太陽電池の能力が上がらないこと。
 高出力が出せるソーラーパネルは、単結晶のシリコンを超えるものがなかなか出てこない(これを二層にしたり、など工夫はされているが…)、つまり効率が基本的に悪いのだ。

 そのため、ソーラーカーの大きな面積を取っているのが、ソーラーパネル。

 さらに、出力された電気を蓄電するバッテリーの能力が低くてさらに重い。

 つまり二重苦の中でソーラーカーはあえいでいるわけだ(笑。

 結局、ソーラーカーの速度や距離は、ソーラーパネルとモーターの効率アップやバッテリーの高性能化、そして車重をできるだけ軽くしタイヤの転がり抵抗と空気抵抗を少なくし、長距離を走るだけの耐久性があるクルマが上位を得ることになる。

 すでにそういう意味では、ソーラーカーレースは上位部分ではわずかな科学技術の進歩の中でチマチマとしのぎを削っている。

 ある程度見るひとが見れば、上位進出のクルマは想定できるだろう。

 このニュースのチリの学生が作ったソーラーカーも、おそらくレシプロエンジンのクルマが買えるほどの資金を使って開発されていると思われる。なんの目的のためにレースに参加しようとしているのかは記事は伝えてはいないのが残念で、知りたい部分ではある。

 ソーラーカーレースはエコエネルギーに対しての啓蒙については、今日(こんにち)当初の目的を十分に達成しただろう。

 ソーラーカーとして実用化されるには、高能率の太陽電池と高蓄電率で軽量のバッテリーが出来ない限り無理で、現在では電気自動車の蓄電について補助するまでにも達していない。 

 某4チャンネルでのソーラーカーでの日本一周も、基本的には太陽電池パネル面積が小さいので、太陽が一日中照っていたとしても、それだけで走り続けることはできないと思われる。
 
 ということで、ソーラーカーの未来はどーなるんだろう!?

 【関連リンク】
・ウィキペディア/ソーラーカー(※ http://ja.wikipedia.org/wiki/ソーラーカー )
WSC2007(公式サイト・英語)
ソーラーカーの可能性(ブログ形式の一考察)
ソーラーカー日本一周の旅(日テレの『ザ・鉄腕!DASH!!』ページ)

(※ウィキペディア日本語版ではURLに2バイト文字が含まれるため、ココのシステムでは自動的にリンクされないため、コピペしてリンク先へ移動してください)
(※現在スパムトラックバック対策のためトラックバックは不可にしています)

カテゴリー[ Technology ], コメント[0], トラックバック[0]
登録日:2007年 04月 17日 08:22:15

コメントを追加

Trackback

この記事に対するトラックバックURL:

カレンダー
< 2007年 04月 >
1 2 3 4 5 6 7
8 9 10 11 12 13 14
15 16 17 18 19 20 21
22 23 24 25 26 27 28
29 30




プロフィール
森山レイ
(男)
竜馬が行く!
Lectures on Flyfishing
19××年06月28日生まれ。
現在都会を離れて熱海在住。
音楽情報誌編集者、編集プロダクションを経てフリーライターに。
以後、トレンド雑誌、アウトドア雑誌、通信社などで現在も執筆中。
文系の大卒ながら先端技術と科学、宇宙の記事も多数執筆している。
趣味は、フライフィッシングと坂本龍馬研究。
最近のトラックバック
お気に入りリンク
検索