海中は宇宙空間だ!?

NASAが海底で、宇宙空間のシミュレーション訓練 - 米国

【フロリダ/米国 18日 AFP】米航空宇宙局(NASA)の宇宙飛行士らが、海面下18メートルで「友好的な」サメやカメに囲まれながら海中訓練を受けている。
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(c)AFP/NASA

AFPBB News


 たしかに海中では人間はそのままでは呼吸できないし、浮力もある。違うのは……


……
 水圧で、つまり重力がかかるということが、もっとも宇宙空間とは違うところ!(って一番問題だけど・笑)

 海底の水圧については、海面では一気圧だが、体の表面積と水深によって水圧が増してくる。
 同時に浮力があるので、たぶん、このNASAの海底実験室(!?)では、このバランスを取って水深の浅い地点で訓練をやっているのだと思う。

 波については、一応プール状にしていているんだろう(たぶんネ)。

 で、今回は月面なので、地球の1/6の重力、地球で100gのものが月面上では17gとなる。
 ちなみに地球の重力加速度は標準では9.80665 m / s2、月面では1.622m/s2となるそうだ。
 
重力加速度というのは自由落下速度のことで、あの月面などの映像でふんわりと宇宙飛行士が飛び上がって下りてくるあの落下速度のこと。

 で、賢明な読者は気づいていると思うのだが、重力(引力)のほとんどない宇宙空間では、すべての物体が浮かぶことになり、たとえば、地球上ではものすごく重い建築資材も軽々と人間の力だけで移動させることができるのだが、同時に自分の体も不安定なので、この移動作業が意外に難しいらしい。

 だから、スペースシャトルや国際宇宙ステーションなどでも、シャトルやステーション本体に足などを固定して作業をすることになる。
 そうしないと思った力が資材などに伝わらないのだ。

 よく、スペースシャトルの外での宇宙飛行士の作業を歯がゆい感じで見ることがあるが、あれは作業を確実に安全に行うということ以外に、上記のことがあるからなのだ。

 その点、月面では地球よりは重力が少ないとはいえ、あるので、宇宙空間よりは作業がしやすいはずだ。
 月面基地用の資材さえ、月面に持って行けば、おそらくその作業自体は地球上で重機が必要な場面でも人間の力でなんとかなると思われる(固定する器具程度で大丈夫かも)。
 
 ということで、海中での作業訓練というのがある程度効果があるというわけだ。
 (長々と内容のない記事すまぬm(_ _)m という気分になってきたのでこのヘンで……笑)


 【関連リンク】
・ウィキペディア/水圧(※ http://ja.wikipedia.org/wiki/水圧 )
・ウィキペディア/月(※ http://ja.wikipedia.org/wiki/月 )
・ウィキペディア/重力加速度(※ http://ja.wikipedia.org/wiki/重力加速度 )
NOAA(公式サイト)
Aquarius Underwater Laboratory(公式サイト)
 

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登録日:2007年 05月 20日 08:48:13

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プロフィール
森山レイ
(男)
竜馬が行く!
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19××年06月28日生まれ。
現在都会を離れて熱海在住。
音楽情報誌編集者、編集プロダクションを経てフリーライターに。
以後、トレンド雑誌、アウトドア雑誌、通信社などで現在も執筆中。
文系の大卒ながら先端技術と科学、宇宙の記事も多数執筆している。
趣味は、フライフィッシングと坂本龍馬研究。
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