一度科学的に捕鯨について考えねばならない!

豪環境相、商業捕鯨めぐる日本政府の対応は「子どもじみたかんしゃく」

【6月3日 AFP】オーストラリア政府が3日、商業捕鯨の一時禁止(モラトリアム)を支持する内容の決議を採択して前週閉幕した国際捕鯨委員会(IWC)の決定に対する日本政府の対応が「子どもじみたかんしゃく」のようだとして非難した。
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(c)AFP

AFPBB News


 この記事について、好ましい部分は、一応、豪州の利害を捕鯨について浮き彫りにしていること……

……
……
 政治的・文化的には、ようするに、日本の場合は、かなり単純に「クジラ食べて儲けたい派」であり、豪州などは「希少動物保護を掲げつつ観光で儲けたい派」なのであろう。

 つまり、どちらもクジラで儲けたいのである!

 まったく同じ目的なのだ(このあたりの展開はかなりムリがある!?・笑)。

 ただ、儲け方が180度違うので、反目しあうのであろう。

 で、科学的なクジラというのは、いわずもがなの地球上でももっとも巨大な動物である。
 基本的にはイルカも同じ仲間で、この区別は明確ではないらしい。
 つまり体の大きさだけの問題

 ヒゲクジラ類ハクジラ類で区別されていて、ヒゲクジラ類は小魚の他にプランクトンを食べる。ハクジラ類は、小魚やイカなどを食べる。
 最近のDNAの研究では、クジラはブタやウマよりもカバにもっとも近いとか。

 一般にヒゲクジラ類は巨大化する。
 (このあたりは肉食と草食動物の場合に似ている)

 保護動物としてクジラが問題になったのは、シロナガスクジラで、絶滅危惧種としてIWCの捕鯨が禁止の種なのだが、その数は元々50万頭だったが、現在7000頭あまりではないかといわれている。
 
 一方、日本などが調査捕鯨として捕獲しているのは、ミンククジラで、その数ははっきりしていなくて、100万頭とも75万頭とも50万頭…、さらにもっと少ないともいわれている。
 (このあたりの曖昧さが争点のひとつでもあるようだ。) 

 基本的に、1回の妊娠、出産に一頭という子供を誕生させるのだが、シロナガスクジラ3、4年に1回ミンククジラで1年に1回10ヶ月の妊娠期間のペースで繁殖するらしい。
 
 (このあたりが、頭数が増加しない原因のよう。)

 と、いうことで、知的レベルが高いとか、コミュニケーションを取り合うということも確認はされているが、その程度については、確実なデータとして残っているわけではないようだ。

 つまり、科学的なクジラについては、データ不足で不明な部分が多いのが実情だろう。
 それは広大な海(深海を含めて)を回遊しているという研究対象としては観察が難しいという点が上げられる。
 そんな中で論争を繰り広げているのは、ナンセンスのような気がする。

 ……と、いうことで、なんだか人間だけが騒いでいるという感じがしなくもない。
 クジラからみれば「海洋汚染を止めて、ほっといてくれ」というだけだろう。

 やっぱり、地球上でもっとも邪魔な動物は人間なのだと思う結論になってしまう(笑。
 

 【関連リンク】
・ウィキペディア/捕鯨問題(※ http://ja.wikipedia.org/wiki/捕鯨問題 )
・ウィキペディア/クジラ(※ http://ja.wikipedia.org/wiki/クジラ )
・ウィキペディア/シロナガスクジラ(※ http://ja.wikipedia.org/wiki/シロナガスクジラ )
・ウィキペディア/ミンククジラ(※ http://ja.wikipedia.org/wiki/ミンククジラ )

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カテゴリー[ zoology ], コメント[2], トラックバック[0]
登録日:2007年 06月 05日 08:56:13

コメント

http://www.heiwaboke.com/2007/06/post_947.html#l229
色々な意見が見れて参考になりますよ。

kon @ 2007年 06月 29日 17:25:30

>konさん。

コメントありがとうございます。
参考になりました♪

森山 @ 2007年 07月 02日 14:40:27

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プロフィール
森山レイ
(男)
竜馬が行く!
Lectures on Flyfishing
19××年06月28日生まれ。
現在都会を離れて熱海在住。
音楽情報誌編集者、編集プロダクションを経てフリーライターに。
以後、トレンド雑誌、アウトドア雑誌、通信社などで現在も執筆中。
文系の大卒ながら先端技術と科学、宇宙の記事も多数執筆している。
趣味は、フライフィッシングと坂本龍馬研究。
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