乳牛をウツにさせると乳がよく出る!?

牛乳増産の安価な方法を発見 「ウシをうつ状態にする副作用もなし」

【10月9日 AFP】成長ホルモンに頼らずに牛乳の生産量を増やす安価な薬品の製造に成功したとの研究結果が、8日発行の米科学アカデミー紀要(Proceedings of the National Academy of SciencesPNAS)に発表された。
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(c)AFP

AFPBB News


 日本では生産調整をしていたというのを雪印問題のときにニュースでやっていたけど、米国では増産が必要なほど切迫しているのかな!?……

……
……
 たしかに、米国の家庭では牛乳はなくてはならない飲み物のようで、TVドラマとか映画なんかでかならず冷蔵庫からでっかい牛乳ボトルを取り出して、飲んでいるシーンが見られたりする。

 子供のころは、そんなシーンだけでも裕福なイメージを米国家庭にみたものだったが……

 牛乳自体の栄養については、疑問視する研究もあるようだけど、そんなに簡単に食生活を変えられるはずもなく、また乳製品なんかの消費量はたぶん日本とはケタが違うんだろうなぁ~。

 と、まあ、そんな下世話な話しはおいといて、
このニュースのキーワードはセロトニンだ。

 このセロトニンは、モノアミン神経伝達物質(なんのことやら・笑)で、要するに脳内の神経伝達をするモノで、たとえば、よくしられているドーパミンやノルアドレナリンを含めたの総称になる。

 ホルモンにも影響していて、セロトニンは眠りに関連があるといわれるメラトニンなどホルモンを合成している。
 つまり、簡単にいうと動物の生理活動を左右する物質ということ。

 この脳内伝達物質が、牛乳の生産を遅らせる(つまり生産を制御)ことを突き止めたというのがこのニュースのキモ
 
 ただ、セロトニンを低下させるとうつ病や神経症などの精神疾患を招く要因のひとつとされているので、一応、この研究では、脳内ではその活動(症状)はみられないとしている(がどうかちょっと怪しい気もする・笑)。

 まだ、研究は乳牛ではその成果を確認していないようだが(この実験をしていないという方がちょっと疑問ではある)、いずれその成果は発表されるのではないかとは思う。

 結局は、このセロトニンの分泌量を減らすということで、結果的にはホルモンに影響を与えているとは思うのだが、従来の成長ホルモンを促す薬との違いは、積極的に乳の生産量を増やすということから、生理的に乳の生産量を制御する機能を低下させるというある意味消極的方策を取ったことと、安価に製造でき簡単に服用させることができる、ということにあるようだ。
 
 少しわかりずらいが、なんとなくイメージ的にはウツな乳牛が牛舎にずらりと並んで乳を増産しているような感じがして、ちょっと不気味な想像をしてしまう(笑。

 そんな牛乳飲んで大丈夫なの!?
 
 という、素朴な疑問が浮かんでくる……

 【関連リンク】
・ウィキペディア/セロトニン( http://ja.wikipedia.org/wiki/セロトニン )
・ウィキペディア/トリプタミン( http://ja.wikipedia.org/wiki/トリプタミン )
・ウィキペディア/メラトニン( http://ja.wikipedia.org/wiki/メラトニン )
神経伝達物物質(「脳とトラウマ」より※比較的わかりやすく解説してある)

(ウィキペディア日本語版では、2バイト文字がURLに含まれるため、ここのシステムではハイパーリンクされないため、コピペして移動してください)
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登録日:2007年 10月 10日 08:35:54

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プロフィール
森山レイ
(男)
竜馬が行く!
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19××年06月28日生まれ。
現在都会を離れて熱海在住。
音楽情報誌編集者、編集プロダクションを経てフリーライターに。
以後、トレンド雑誌、アウトドア雑誌、通信社などで現在も執筆中。
文系の大卒ながら先端技術と科学、宇宙の記事も多数執筆している。
趣味は、フライフィッシングと坂本龍馬研究。
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