注目すべきは「クリーンディーゼル車」!

東京モーターショー開催、「クリーンさ」を競う自動車メーカー

【10月22日 AFP】タイヤのついたナイトクラブから帽子の形をした車まで、東京モーターショー(Tokyo Motor Show)では毎年奇抜な「新型車」がお披露目されてきたが、ハイブリッド車は登場から12年たった今年の同ショーで引き続き「主役」として脚光を浴びそうだ。
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(c)AFP/Daniel Rook

AFPBB News


 東京モーターショーが10月27日(土)から千葉市・幕張メッセで開催される(一般公開)。コンセプトカーなどは見てても楽しいのだが、個人的に今年、気になるキーワードは「クリーンディーゼル車」!……

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 東京モーターショーは、フランクフルトモーターショー(ドイツ)北米国際オートショー(米国)などに並ぶ世界三大モーターショーといわれている。

 まだ、晴海でやっていたころから、何度か仕事で行ったことがあるのだが、経済の浮き沈みによってその表情はやはり違う。

 バブル時代は、やっぱり派手で、省エネ、環境保全なんて考えはあまりなく、遊びに使えるクルマが主体だったような気がする。

 ということで、昨今は、やっぱり先の省エネ、CO2削減のためのエコカーが先端技術の中心だろう。

 ハイブリットやバイオ燃料、電気、燃料電池などのエンジンを積んだクルマのオンパレードであろう。
 で、今年気になるのは『クリーンディーゼル』なる言葉!

 ディーゼルエンジンの構造は、燃料に軽油を使い、燃焼室内での圧縮により高温になった空気に燃料を噴射して自然着火させ、燃焼させるというもの。
 ガソリンエンジンのようにスパークプラグによる点火はしないのが特徴。

 このため、メリットとしては、熱効率が良く燃費がいいこと。そして相対的に二酸化炭素(CO2)の排出はおさえられる。
 一方のデメリットとしては、粒子状物質(PM・パティキュレートマター)や窒素酸化物(NOx)を多く排出すること。PMというのは、炭素からなる黒煙に、燃え残った燃料や潤滑油の成分(SOF)、さらに軽油燃料中の硫黄分から生成される硫黄化合物(サルフェート)などが吸着しているものだといわれている。つまりは、あの黒煙モクモクの排気ガスが出ること。
 この様子をみて、東京都石原知事は、ディーゼル車の規制をかけたりした
わけ(今となっては一面的な見方ではあったが・笑)。
 さらに一般的に騒音が出る。あのトラックなどで聞こえるガラガラとした音だ。

 ディーゼルエンジンの特性として、PMを減らすためには完全燃焼させるために燃焼室の圧力を上げればいいが、反面NOxが増えてしまう。この反対にNOxを減らすためには、不完全燃焼を起こせばNOxを減らすことができるが、反面PMが増えるというジレンマがある。

 このために、現在ではその両方のバランスを取りつつ、エンジン性能を損なうことが少ない排ガス後処理装置を取り付けるというやり方が一般的だ。

 MPについてはフィルターのようなもので比較的簡単に除去が可能らしいが、NOxは一般にはアンモニア(尿素水)を使った方法で、化学的に無害なNOxにする方法が使われている。ようするに尿素水を使う後処理装置を使う。つまりは、尿素水が必ず必要となるわけで、大きなデメリットといわざる得ない。

 そこでこの方式を変えようとしたのが、ホンダ。
 ホンダは、2層構造の触媒を使った。1層で希薄燃焼時に発生するNOxを吸着させて、溜まった状態になると濃い燃焼モードにシフトして、アンモニアへ転化する。これを別の1層の触媒に貯蔵して使用するという方式だ。
 つまり従来必要だった尿素水を燃焼から作り出して使用するもの。

 う~む……頭いいなぁ~♪
 
 ……などという、クリーンディーゼルエンジンのクルマがたぶん、今回の東京モーターショーなどに展示されているのだと思う。

 残念ながら、個人的には見に行く暇もお金もないので、いけないのだが(笑、読者の方でもし行けたなら、コンセプトカーばかりを見るのではなくて、こんな渋いがスゴイ技術を見てきてください(笑。

 【関連リンク】
TOKYO MOTOR SHOW WEB SITE(公式サイト)
わかる!環境にやさしいディーゼル車(NEDOのサイトから)
ホンダが世界一クリーンなディーゼルを発表(allaboutのサイトから)
・ウィキペディア/東京モーターショー( http://ja.wikipedia.org/wiki/東京モーターショー )

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登録日:2007年 10月 23日 08:53:17

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プロフィール
森山レイ
(男)
竜馬が行く!
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19××年06月28日生まれ。
現在都会を離れて熱海在住。
音楽情報誌編集者、編集プロダクションを経てフリーライターに。
以後、トレンド雑誌、アウトドア雑誌、通信社などで現在も執筆中。
文系の大卒ながら先端技術と科学、宇宙の記事も多数執筆している。
趣味は、フライフィッシングと坂本龍馬研究。
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