2008年 06月 18日
運が悪ければ先はない
【6月17日 AFP】(一部更新)アフリカ北部からイタリアへの不法渡航を試みた移民希望者のボートが15日、地中海のマルタ沖で転覆し、6人が死亡、28人が救助された。
イタリア沿岸警備隊によると、同国最南端のペラージェ(Pelagie)諸島ランペドゥーサ(Lampedusa)島には同日中に、7隻の膨張式ボートに乗った計404人が到着した。
マルタ沿岸警備隊によると、生存者は全員、ソマリアから乗り込んでいた。転覆後、マグロ漁用のカゴ網につかまっているところを、イタリアの漁船に救助された。(c)AFP
今回、大量の不法渡航をしようとした人たちの一部が、目的地に着くことも出来ずに命を落としている。
アフリカでは、頻繁にヨーロッパの国々に不法渡航を試みる人たちがいる。
以前、チュニジアにいたとき、現地の人たちから聞いた話では、イタリアは少人数の不法入国者グループが見つかった場合、拘束することもなく3ヶ月以内に国外に出るように言うだけで、強制帰国させることはまず無い、とのこと。
地理的にアフリカ大陸に一番近いこと(もちろん、ジブラルタル海峡があるが、監視が厳しいので、渡る事は難しい)、イタリアが寛容な行動をしているために、こぞってイタリアを目指すのではないかと思われる。
チュニジア人の友人の知り合いのチュニジア人も、プレジャーボートを盗んでイタリアに渡り、その後、ドイツに入ってドイツ人と結婚し、ドイツで暮らしているとのこと。
今回みたいに、大勢で見つかったり、途中で命を落としてしまったりしては、ヨーロッパでの生活は無理。
多くはソマリア人の移住希望者であろうということだが、ソマリアに帰らなければならなくなるだろう。
不法渡航でヨーロッパで生活が出来ている人は運に恵まれている。
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登録日:2008年 06月 18日 02:26:33
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