「悪だくみ」としての道州制導入
行政組織は、時を経るにつれて確実に肥大する。
それも明治以来、積もりに積もった制度疲労だ。
現状では既に覆い難かろう。
「小泉改革」で行政府のリストラが模索されているが、
外部の国民の目から見れば、官僚の抵抗は頑強で、
着地点の「小さな政府」は、未だ可能性すら見えてこない。
徐々に改善を図るという官僚と組織の「漸減作戦」は、
種々の後退戦術で対抗されて、
消耗戦、長期戦の様相を呈するに違いないのだ。
そうなれば、政治家や一般国民の
「日本政府根本リストラ作戦」に、勝ち目は薄くなる。
長期的に息長く活動することでは、官僚組織に勝てるはずはないからだ。
解体されたはずの特殊法人が、
看板を架け替えて民間会社として生き残っているなど、
官界は既得権益の保護のためには智慧の限りを尽くしているだろう。
だからこそ、行政府の枠組みを根こそぎ変えるような、
根本的なリストラを求めたい。
ルールを根本から変えてしまえば、これまでの戦術は一切が無と化すからだ。
その意味で、道州制の導入に、大きく期待したいのだ。
冬季競技のルール変更で、日本人選手が割りを食ったように、
「道州制ルール」施行で、官界プレーヤーは寄って立つ基盤を失うだろう。
そして日本全体の仕組みを白紙に戻したあかつきに、
ゼロから体制を積み上げていけばいいのだ。
既存の枠組みの体系的な廃棄。
このリストラ中のリストラとなりえる「道州制の導入」に、
日本国政府の再生の可能性を見いだし得たと思うのである。
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登録日:2006年 08月 29日 20:28:15
コメント
まったく同感です。
fhtri @ 2006年 08月 30日 00:26:37
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