学校に、塾並の競争力を
「塾の勉強は楽しいけど、学校の勉強はつまらない」
知人のお子さんの弁である。
「塾」での授業ならば「勉強がわかる」ゆえに楽しいが、
残念ながら「学校」の授業では、
勉強の面白さなど味わうべくもないのだろうか。
その原因、分からなくもない。
塾では、子供の理解と学力の向上がなければ倒産してしまう。
必死の工夫は当り前だ。
一方の学校では、文部科学省の音頭取りの下、日本全国、画一的な授業である。
個人の進度に合わせた配慮など示されはしない。
形式的に完璧な「平等」、そして結果としての「停滞」が展開されているだけである。
高度な教育を期待する保護者にとっては、
もはや公立学校は頼むに足りない。
はなはだしきは、昼間の学校には社会勉強のために通い、
学力は夜に塾でつけるというのだ。
緊急避難としては仕方がないが、
本来、本末転倒もはなはだしい。
公立の小中学校では、生徒一人当たり、
年間80から90万の公費が投入されている。
それらの公費が「社会勉強」のためにだけ費やされていると考えると、
なんとも腹立たしい。
学校がこの現状から脱却し、
子供たちにとって、真に有益となるためには、
その方法はただ一つだ。
それは、公立学校自身が再生する以外にはない。
個別化の原理を導入し、一人一人を大事にすること、
そして、学力増進を目標とすることである。
営利企業に過ぎない「塾」でも可能なのだ。
天下の人材と莫大な公費を投入している「公立学校」に、
不可能なはずはないと、
そう信じたいものである。
コメント[1], トラックバック[0]
登録日:2006年 09月 11日 21:45:24
コメント
何のために学校があるのか、特に公立でなければいけない理由を考えるべき時期なのかもしれません。
精神注入棒と称して木刀持っていた体育教官は怖かったけど、やっぱり学ぶことは多かった気がします。競争原理はこういう教官を排除していまうのか。
人生如朝露 @ 2006年 09月 11日 23:13:54
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