2007年 03月

北日本新聞 掲載投書です

正月に帰省ができなかった敵討ち(?)に、社員旅行で氷見に行った。
三連休の大忙しの時期、親戚筋の老舗旅館に、
無理を言って予約を押し込んでもらってである。

「寒ブリ尽し」のおいしい料理に、また温泉にと、
満足の一語に尽きる本当にいい旅行であった。

朝、ロビーでくつろいでいたら、庭木の雪吊りが見えた。
暖冬とて積雪もない庭に、雪のない雪吊りだ。

雪など無縁の埼玉から来ている私には、この雪吊りはまことに珍しい。
一体どんな作業が施されているのか、雪がないゆえに、かえってよく分かって面白い。
荒縄と竹や木を使った見事な職人芸である。
自然の素材が営々と使われてきたわけだが、
これをワイヤーなどの近代的な資材で行なうと、かえって具合が悪いと聞いて面白い。

自然の素材は、雪の重みでいい具合にたわむのだそうだが、
人工的な素材では、硬直してうまくないのだそうだ。

考えて見れば人の世も同じかもしれない。
肩肘張って我を押し通せば、到る所できしみが生じる。
やはり「無我観」は必要だ。
尖った自我さえ抑えれば、自分という枝も、折れはしまいということだろう。
まさに「柳に雪折れなし」である。

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登録日:2007年 03月 19日 20:43:32

小春屋の団子

茨城県常総市元石下(旧石下町)の
県道357号線沿いにある
「小春屋」
ここの団子は、真に絶品である。

私が子供のころからまったく変わっていない。
本当に昔ながらの味を保っている。
店の周りの景色も、
数十年前の面影がいまだ残っている。
幼いころ、店先から眺めた景色の残滓が、
はっきりと見て取れるのだ。

ところで、ここが扱っているのは、
餡団子だけである。
また、通常の団子と異なり、
クシにも刺さっていない。

B5サイズの折り詰めに、
びっちりと敷き詰められた団子。
その上に満遍なく餡がまぶしてある。
イメージとしては、
あの伊勢名物の「赤福」を連想してもらえばよいだろうか。

違いは、「赤福」が、団子ではなく餅であることと、
さらに内容量であろうか。
「小春屋」の方は、
「赤福」の、優に2倍は入っているだろう。
それでいて価格は525円に過ぎない!
お買い得過ぎるのだ。

それでも、味が悪ければ購入するに値しないのだが、
個人的好みとしては、この「小春屋」は、
「赤福」が顔色を無くすほどの味である。

赤福ほどには、餡は晒していない。
垢抜けない田舎の味だといわれれば、
確かにその通りだ。
だが、変に澄ましていない。
素朴な味には、本当にホッとするのである。

そして、大量生産品である「赤福」の餡が、
甘すぎるきらいがあるのに対して、
完全な手作りである「小春屋」の甘みには、
及第点を上げられるだろう。

おばちゃん二人が箱詰めするのだが、
作業は、注文してから行われる。
お客の眼前で、団子を丸め、箱詰めし、
そして餡をまぶしていく。

この手作り感とボリューム。
安価なことを考えると、お買い得なのは間違いない。

十箱以上、まとめ買いする光景も、よく見るほどだ。

茨城に行く機会がある方は、
ぜひご賞味されることをお勧めしたい。

団子で小春屋を凌駕することは、
至極困難である。

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登録日:2007年 03月 06日 23:02:06

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プロフィール
隊長
隊長
(男)
1959年07月13日
飯田商会ホームページ
メルマガ「自動車整備の本当の話」
「仕事だから」という言い訳しながら、悪いことしてる人は
古今東西後を絶ちません。
色々な投機話や健康グッズ、百鬼夜行の如くに
欲にまみれた妖怪のオンパレードです。
それは自動車業界でも同じです。
しかし、市場経済至上主義とは、儲かれば何をしてもいいことではないと
私は思ってます。
仕事とは、それを通じて社会に奉仕すること。
自らの発展の過程において、社会全体の幸福にも寄与できること。
当社は大発展を目指しつつ、それが社会全体の幸福に繋がるべく
努力して参ります。

飯田 剛
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