2007年 04月 26日

大阪日日新聞 「散歩道」掲載投書です

 「いじめに警察の対応を」

お隣の韓国でも、「いじめ」が社会問題となっているようである。

今般、「いじめ」で暴力行為にさらされている被害生徒に対して、韓国警察が保護する制度を開始したようだ。被害生徒を真剣に保護するならば、あって当然の制度かもしれない。米国のように、通学には保護者があたり、また学校内においては警官が常駐して犯罪行為を抑止している、という状態からは一線を画しているだろうが、「いじめ」という名の暴力行為が、警察の管轄である犯罪行為であることが、今回の韓国の制度ではっきりとするのではなかろうか。

こうした暴力行為を伴う傷害事件が、もし一般社会で行なわれたならば、警察による逮捕、立件は当然のことだ。だが日本においては、学校内でこのような暴力行為が行なわれても、教育的配慮の保護もと、犯罪としてではなく「いじめ」として指導されるのみである。その決着は加害者への厳しい指導ではなく、往々にして被害者側の転校や不登校という、ある意味「泣き寝入り」によって解決されるのだ。

これは考えて見ればおかしい。なぜ加害者にきちんとした処罰がなされずに、被害者側が「泣き寝入り」しなければならないのか。どうして、犯罪行為を犯しても罰せられないという「治外法権」が、学校内においてだけ認められるのだろうか。

その「治外法権」が学校内で認めれるためには、その前提として、学校は自らの手で治安と正義を校内に実現するべきだ。その秩序の維持がなされないならば、米国や今回の韓国のように、警察とのリンクが必要なのは当然のことである。

学校内において、「いじめ」という名の犯罪行為に慣れ、しかも加害者側にきちんとした「罰」が与えられず、犯罪行為が野放しにされているままならば、はたして子供たちはどのような大人に成人するのだろうか。正邪も規範も正義すら教えられず、どうして良識ある社会人となれようか。

学校に正義と秩序の回復を。それなくして社会に正義も秩序もありえないからだ。公立学校や教育委員会が無為無策を継続すれば、それこそ「いじめ自殺」に追い込まれる児童生徒を、みすみす看過することとなりかねない。教育関係者に自浄作用が期待できない今、警察と学校のリンクは避けられない選択ではなかろうか。

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登録日:2007年 04月 26日 22:19:18

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自らの発展の過程において、社会全体の幸福にも寄与できること。
当社は大発展を目指しつつ、それが社会全体の幸福に繋がるべく
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飯田 剛
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