iPhone4はジョジョ立ちでジョブス持ちがお勧め?


華々しく発売され、我が国でも深夜行列を作ったiPhone4だが、早くも根本的な機能的問題が指摘されている。その主なものは、持ち方によっては、感度が低下してしまうというもので、ジョブスは持ち方による感度低下は多くの携帯電話にある問題で、特にiPhone4だけの問題ではないとして、その解決のためにいくつかの方法を紹介している。

@なぜ感度低下するのか?
まずはなぜ感度が低下するのか?という問題だが、これはiPhone4独特の外部アンテナ構造によるものだ。iPhone4の周囲は金属製のバンドが囲んでいるが、これは普通の鉄の5倍の強度を持つもので、アンテナとしての機能も持っているという。このスチールバンドは左下に切れ込みがあり、この切れ込みをまたいで持つことで電波が低下するようだ。アップルでは、これを避ける持ち方をするか、ケースを使ってくれと、この問題に対して回答しているという。

@「ジョブス持ち」登場!
この問題を解決する模範的な持ち方として、ジョブス氏は自ら電話の上下だけを持つ持ち方をするように指導している。なかなかに奇妙な持ち方であり、ちまたでは「ジョブス持ち」という名前を冠されており、これをからかう、ジョジョ立ちでジョブス持ちの画像が一部の情報サイトなどにアップロードされている。まあ、ジョブスにジョジョ立ちが通じるかどうかは疑問ですが。

@社内テスト時もジョブス持ち?まさかね。
このような事件が起きると疑問になるのは、アップルはiPhone4の開発において、手で持った状態での感度テストなどをまったく行っていないのか?ということだ。何しろ、アップルは、このアンテナによって感度が向上しているようなことをアピールしていたと記憶しているので、このテストが行われていないことには違和感を覚える。まさか、社内感度テスト時も、ジョブス持ちだったわけではあるまい。

@マジョリティとなったアップルの責任
ジョブスは天才的なプランナーではあるが、その製品作りにおいて実用的な部分のつめが甘いことがしばしばあり、これはアップルにとって、大して珍しいことではない。これはアップル製品を20年以上使い続けている僕には明白だ。従来、たいした問題にもならなかったのは常にアップルがマイナーで、みんながジョブスが好きだったからに過ぎない。

今ではアップルはややマジョリティ化しており、人々はより実用的なことを求めている。次のiPhoneでは、ぜひもう少し注意深くなっていただきたい。

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登録日:2010年 06月 29日 06:31:02

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一条 真人
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■職業:作家&ITジャーナリスト
■著作: 「Androidスマートフォン「超」ビジネス活用術」(技術評論社)絶賛発売中。50冊ほどの著書を持つ。
■経歴:ソフト開発、パソコン雑誌「ハッカー」(日本文芸社)編集長を経てフリーに。「パッセンジャー」で作家デビュー。オーロラを見にアラスカに行ったりマラソンを走ったりエクストリームなことが大好き。iPhoneとXperia使用中。ツイッターユーザーIDは@ichijomasahito
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