XBOX360が欧米ではウケる理由

追撃の一手? Xbox 360、米・カナダで保証期間延長へ - 米国

【サンフランシスコ/米国 23日 AFP】米マイクロソフト(Microsoft)社は、過熱する米国およびカナダのゲーム機市場における販売促進のため、家庭用ゲーム機「Xbox 360」の同地域内での保証期間を90日間から1年間へ延長する方針を発表した。
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(c)AFP/Yoshikazu TSUNO

AFPBB News


アメリカやカナダでのXBOX360のメーカー保証期間が3ヶ月から1年に延長されたそうだ。それはそれでいいことである。しかし、この記事を読むと、XBOX360が競争相手の次世代機であるPS3やWiiに比べて売れていないかのような印象を与えそうな感じがしないでもない。日本国内ではXBOX360があまり売れていないのは事実だが、欧米ではまったく状況が違う。それではXBOX360はなぜ欧米でウケているのだろう。

@PS3の店頭在庫がないのは生産できないだけ
まず、PS3の店頭在庫がないのは、売れているのではなく、単純に生産できずに販売できる台数がないからに過ぎない。これは日本国内の状況と同じで、買いたい人もまったく買えない状況だ。期待の次世代機を発売しながらも、商品が供給しながらも、売る物がないとはどういうことか?しかし、来年になり、まともに製品を供給できるようになれば、かなり売れるはず。日本国内では次世代ゲーム機のトップシェア争いはPS3とWiiの戦いになり、Wiiがややリードするのではないか? というのが僕の予想だ。しかし、世界ではまったく事情が違う。

@欧米と日本で異なるゲーム事情
コンシューマがリードしている日本と異なり、欧米のゲームマーケットにおいては、近年までPCゲームがハバをきかせていた。コンピュータゲームと言えばPCゲームが主流だったのである。このPCゲームメーカーたちが、近年のPCのハードウェア(主にビデオカード)の進化や、サポートせざるをえないOSのバージョンの多さやハードウェア環境に対して、開発リソースの増大とサポートの面倒さで悲鳴を上げた。

@ゲームソフトハウスにとってPCよりも手間のかからないコンシューマ機
そんなPCに対して、単一のハードウェアに対して開発すればよく、ディスクを入れれば起動するコンシューマ機は、開発ターゲットとして、より魅力的に思えた。このため、ある時点で、今度はコンシューマ機にハンドルを切るようになった。

@PCゲームと同時開発がしやすいXBOX
PCのOSメーカーであるマイクロソフトが販売するXBOX360はその開発環境についてもPCとXBOXの同時開発がしやすい環境を提供している。そのため、PCを主にしていた欧米のゲームケーカーたちは、プレステよりも簡単にXBOXのゲームを移植、開発しやすくなる。コンシューマに乗り出したいPCゲームメームメーカーがこれに乗っかったわけだ。そのため、XBOXは後発にもかかわらず、欧米のゲームソフトハウスが多くの優れたゲームを供給した。

@欧米ゲーマーも大歓迎なXBOX
ゲーマーにしても、今までPCで遊んでいたゲームが安価なコンシューマ機でできるようになるのだから大歓迎だ。何しろ、最近の高価なビデオカードは安いPCよりも高い。かくして、XBOXはすべての流れにのって、あっという間に欧米のゲームマーケットでシェアを伸ばした。これでわかるように、XBOX普及の流れは日本のゲームマーケットとは異なるところで回っている。日本人には実感できないかも知れないが、XBOX360は世界的には大きな影響力を持ったゲーム機であり続けるだろう。

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登録日:2006年 12月 27日 23:34:50

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一条 真人
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