Amazon+ZenはiPod+iTunesStoreに勝てるか?

クリエイティブ、黒字維持に暗雲 - シンガポール

【シンガポール 4日 AFP】デジタル製品メーカーのクリエイティブテクノロジー(Creative Technology)は、競合するアップル(Apple)との特許論争で和解し、巨額の資金を得て第2四半期を増益で終えた。しかし、今後の見通しは決して明るくない。市場におけるアップル「iPod」の優位性は依然として高く、コスト削減を図るも、第3四半期の黒字維持は困難との見方も出ている。写真は、1月31日、シンガポールの店舗に陳列される同社製のMP3プレーヤー。(c)AFP/ROSLAN RAHMAN

AFPBB News


現在、ポータブルサウンドプレイヤーはビデオの再生をサポートするものがほとんど。そして、ブロードバンドによるオンラインビデオ販売とのリンクにより、購入したコンテンツをどこでも見られるような使い方ができるようになるなど、今までよりも使い方が大きく広がっている。そして、現在、そこにはiPod+iTunesStoreとクリエイティブメディアZen+Amazonという2大勢力がある。

@誰もが使っていたサウンドブラスター
かつて、DOSの時代のAT互換機のゲームの動作環境を見ると、サウンド条件には必ずと言っていいほど「サウンドブラスター」という文字があった。他のサウンドカードメーカーはサウンドブラスター互換モードを搭載し、これらのゲームに対応していた。サウンドブラスターがなければゲームで音が出ない。それほどにPCゲームサウンド界におけるサウンドブラスターは絶対的な存在だったのだ。

@サウンド機能は統合の時代に
CPUメーカーとして有名なインテルだが、インテルはCPUだけでなくPCの動作の基盤となるチップセットメーカーとしても強固な立場を築いている。他社との差別化の意味もあったのか、基本チップセットは従来、拡張カードで拡張した機能を飲み込んでいった。当然、サウンド機能もごく普通のチップセットの機能となった。そして、Windowsはオーディオ機能のソフト的インターフェースを統一し、どんなサウンドカードでも使えるようにした。かくして、サウンドブラスターは絶対の存在ではなくなってしまった。

@そして、ポータブルオーディオに
そのため、クリエイティブメディアは次の主力製品をいろいろと模索していたが、なかでも有力と思えたのがポータブルサウンドプレイヤーだ。Zenという日本的なネーミングのそのポータブルプレイヤーはマーケットでも好意的に受け止められ、善戦してきた。とはいえ、そこには常にiPodの壁があった。そのiPodが最近ではビデオ方面に対応メディアをのばし、同様にZenもビデオの再生機能を取り入れたモデルをリリースしている。

@Amazon+Zen
ビデオの販売も始めたiTunesStoreとiPodの組み合わせでアップルはビデオ市場も狙っている。これに対して、Zenは米国Amazonのオンラインビデオ販売(日本ではサービスが開始されていない)と組み、ダウンロードした著作権保護コンテンツをZenで再生できるようにしている。シェアの大きなiPod有利とする声が多いが、Amazonのコンテンツは十分に魅力的。オンラインダウンロードビデオ分野においては、Amazon+Zenにも勝機があるのではないか?と思う。

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登録日:2007年 02月 06日 00:21:01

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一条 真人
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■職業:作家&ITジャーナリスト
■著作: 「Androidスマートフォン「超」ビジネス活用術」(技術評論社)絶賛発売中。50冊ほどの著書を持つ。
■経歴:ソフト開発、パソコン雑誌「ハッカー」(日本文芸社)編集長を経てフリーに。「パッセンジャー」で作家デビュー。オーロラを見にアラスカに行ったりマラソンを走ったりエクストリームなことが大好き。iPhoneとXperia使用中。ツイッターユーザーIDは@ichijomasahito
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