次世代ビデオカメラ戦争を制するメディアは?

ビクター、新型ビデオカメラ「Everio GZ-HD3」を発表

【8月10日 AFP】日本ビクター(Victor Company of JapanJVC)は10日、新型デジタルビデオカメラ「Everio GZ-HD3」を発表した。57万画素の3CCDと60GBのハードディスクドライブを搭載し、約7時間の動画撮影が可能。発売は8月末。(c)AFP

AFPBB News


以前はDVテープが標準的な地位を築いていたビデオカメラだが、最近では、それ以外にハードディスク、フラッシュメモリ、8cmDVD、8cmBDなどさまざまなメディアに対応したビデオカメラが登場しており、ユーザーを悩ませている。結局、この次世代ビデオカメラ戦争の勝者はどうなるのだろう?

@DVはHDVに
従来、ビデオカメラで標準的に使われていたDVテープは、テープというアナログなメディアでありながら、実際の記録はデジタル方式だった。DVはそもそもデジタル・ビデオの略なのである。このDVでは1枚1枚の静止画像を圧縮し、記録する方式で動画を記録している。圧縮方式自体はJPEGなので、言わばMotionJPEGのようなものだ。これに対し、HDVでは時間軸方向に圧縮するMPEG2を採用し、同じテープにハイビジョン映像を記録できるようにしている。

@選択肢の増えるメディア
DVがHDVに進化した一方、同様にMPEG系列の動画圧縮を使い、HDD、フラッシュメモリなどを記録メディアに使ったビデオカメラが増えている。これらの記録メディア自体はPCで見慣れたものであるが、その勝敗はビデオカメラとしての使い勝手、コストなどで決まると僕は考えている。

@DVDからBDに
このなかでビデオカメラに搭載するメディアとして不利なのは8cmDVDだ。なぜなら、サイズが大きいため、ビデオカメラ自体を小型化するのが難しく、他のカメラよりハンドリングが難しく、しかも容量が小さい。8cmBDは容量が大きいというアピールポイントがあり、DVDよりは見込みがある。しかし、サイズ的な問題はやはり変わらない。しかし、ディスクをそのまま今後、普及するであろうブルーレイディスクプレイヤーで再生できるメリットは大きいだろう。

@最終的な勝者は?
現時点では容量が大きく、サイズも小さく、コスト的に有利なハードディスク方式がもっとも有利だと思う。しかし、強敵はフラッシュメモリを使ったビデオカメラだ。フラッシュメモリは大容量低価格化が急速に進んでいるため、ある時点を超えるとフラッシュメモリ搭載機がハードディスク搭載機より戦闘力が高くなる。振動に強いし、PCへの取り込みも楽だ。そのため、僕は最終的にはフラッシュメモリタイプが勝つ可能性が高いと予想しているが、現実の未来はどうなるだろう?

カテゴリー[ デジタルガジェット ], コメント[0], トラックバック[0]
登録日:2007年 08月 12日 17:44:20

コメントを追加

Trackback

この記事に対するトラックバックURL:

カレンダー
< 2007年 08月 >



1 2 3 4
5 6 7 8 9 10 11
12 13 14 15 16 17 18
19 20 21 22 23 24 25
26 27 28 29 30 31
プロフィール
一条 真人
一条 真人
(男)
一条真人メモ(ブログ)
家電チャンネル:一条真人
一条真人のお買い物ブログ
■職業:作家&ITジャーナリスト
■著作: 「Androidスマートフォン「超」ビジネス活用術」(技術評論社)絶賛発売中。50冊ほどの著書を持つ。
■経歴:ソフト開発、パソコン雑誌「ハッカー」(日本文芸社)編集長を経てフリーに。「パッセンジャー」で作家デビュー。オーロラを見にアラスカに行ったりマラソンを走ったりエクストリームなことが大好き。iPhoneとXperia使用中。ツイッターユーザーIDは@ichijomasahito
最近のトラックバック
検索