ロボット普及に必要なキラーポイントは?

東芝、リモコン操作する卓上型ロボット開発

【3月31日 AFP】(4月1日 一部更新)日々複雑化するリモコンの操作にうんざりしている人には朗報だ。
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(c)AFP

AFPBB News


東芝が音声インターフェースで学習し、リモコン操作をするロボットを開発しているという。現在、多くの家電、IT企業が家庭向けのロボットを開発しているが、ロボット普及のためのキラーとなる要素は何なのだろう?

●ロボットは音声インターフェースが基本だが
通常は、いちいちキーボードなどを使って入力するわけにはいかないロボットでは人間の操作や結果の出力には音声を使うことになる。言うまでもなく、難しいのは音声による入力だが、現時点での技術力では日常会話程度の入力であれば、かなり精度が高く入力できるようになってきているようだ。しかし、問題は単にデータ入力することではない。

●人間との自然なやりとりが問題
PCソフトは人とのやりとりで、自分のユーザーインターフェースを人に強要する。この処理はこのメニューのこのコマンド、この処理はあのメニューのこのコマンドという感じだ。しかし、これではそのソフトの使い方を学習し、熟練しなければ、素早く使うことができない。ロボットにこのようなスキルだ必要であれば、普及は難しい。理想は普通に話す言葉で、処理を実行してくれるいわゆる「自然言語入力」だ。

●インタラクティブな学習能力がキラーポイント
自然言語入力で人間の必要とする情報を返してくれたり、必要な処理をしてくれたりというのが理想型のロボットだと言える。この東芝のロボットはどの程度のものかはわからないが、人間とのインタラクティブなやりとりで学習し、その学習によって自分の仕事(この場合はリモコン処理)をしてくれるという。このような自然言語によるコマンド、自動的な学習こそ、ロボット普及におけるキラーポイントなのではないかと思う。

●何ができるか?
それさえクリアすれば、後は「ロボットに何をさせるか?」だけだ。できるだけ、現在、困難なことを簡単にしてくれるほど、ロボットの必要性が認められるだろう。現代の家庭にはリモコンが多く、操作もさまざまななので、東芝のターゲットとしたリモコンはなかなか面白い考えだ。願わくば、日本の家電メーカーにありがちな、自分のメーカーの製品にしか対応しないということがないようにしていただきたい。

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登録日:2008年 04月 02日 16:39:33

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一条 真人
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一条真人の人生デジタルリマスター
■職業:作家&ITジャーナリスト
■著作:50冊ほどの著書を持つ。近著は次世代DVD技術を解説した「図解 Blu-ray HD DVDがわかる」(技術評論社)、DVDビデオ作成を説明した「かんたんパソコン生活 ビデオ編集&DVD作り」(技術評論社)など。
■経歴:ソフト開発、パソコン雑誌「ハッカー」(日本文芸社)編集長を経てフリーに。「パッセンジャー」で作家デビュー。
PC、ビデオカメラ、DVDHDDレコーダーなどデジタルAVに詳しく、AllAboutのDVDHDDレコーダーガイドでもある。
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