スマートメールがマーケティングを革新する?

メールアドレスなくても送信先発見、米大でスマートメール開発

【1月29日 AFP】米スタンフォード大学(Stanford University)などの研究チームは、メールアドレスではなく、メッセージを送信したい条件を元に送信する相手を見つけ出し、受信側には、送信元が受信者のアドレスを知って送っているのかどうかを通知するメールシステムを完成した。
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(c)AFP/Glenn Chapman

AFPBB News


スタンフォード大学を中心とした研究チームが、セマンテック技術によって、相手のメールアドレスを知らなくてもメールを送れるメールシステムを開発したという。これは未来のメール環境をどう変化させる可能性があるのだろうか?

@メールアドレスが重要な現在のメールシステム
現在のメールシステムでは、メールアドレスを利用してメールの送信相手を確定して送信する。メールアドレスには付帯情報がないため、その相手がどのような相手なのかを知ることはできない。そのため、特定のジャンルに興味のあるユーザーに対してマーケティングメールを送りたいような企業は、なんらかの方法でメールアドレスを収集する必要があるわけだ。

@セマンテック技術とは?
セマンテック技術は、ホームページなどの情報を解析し、その傾向をはじき出すような技術だ。この技術の研究は特に最近のものではないが、今まではあまり実用的に使われることはなかったように思う。スマートメールでは、インターネット上のホームページ情報を解析し、特定のメールアドレスのユーザーがどのような傾向を持っているか?を判断することに使われていると想定される。

@スマートメールの活用分野は?
ニュースによれば、この技術に大企業が興味を持っているということだが、それも当然だ。今までは大金をかけて特定ジャンルに興味のあるユーザーのメールアドレスを収集していたのが、スマートメールシステムだけで目的のセグメントのユーザーにメールを送信することができるのだから、ダイレクトマーケティングのためのコストを大幅に下げることができる可能性がある。

@ユーザーの意志の反映の余地
とはいえ、ユーザー側からすれば、企業から大量に販促目的のメールが届いたのではかなわない。これを防ぐための手段が、送信元が受信者のアドレスを知って送信しているのか?を通知する機能ということだろう。これによって、ユーザーがセマンテック技術によって検知されて送られたメールをフィルタリングできれば、ユーザーは自分の意志でこれらのメールを見ないで済ませることができるだろう。

実際に登場するときにどんな形になるかはわからないが、スマートメールは現在のメールの使い方をなんらかの形で改革するものになる可能性がありそうだ。

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登録日:2009年 02月 04日 10:46:12

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