それは階級を超えた進化

さらに小型化、「しゃべる」新型iPodシャッフル

【3月12日 AFP】米アップル(Apple)は11日、携帯音楽プレーヤー「iPod」シリーズで最小の「シャッフル(iPod shuffle)」の新製品を発表した。
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(c)AFP

AFPBB News


iPod Shuffleの第3世代となる新機種が登場した。ShuffleはiPodのラインアップのなかではローエンドなわけだが、音声による革新的なユーザーインターフェースなど、見るべき所のある製品だ。このShuffleがアップルにとって意味するものとは?

@特異なポジションを持つShuffle
Shuffleは第1世代からしてiPodのなかでは異端な存在だった。USBメモリにも見えるスティック状のボディ(実際、USBコネクタに接続して曲が転送できる)には液晶ディスプレイを持たなかった。曲の選択が難しいのを逆手に取り、アップルはShuffleはランダム再生モードで使うものとした。曲の順番が予測不能なため、その意外性から気分転換レベルが高く、ユーザーは液晶ディスプレイがないことに不満を持たなかった。見事な戦略だ。

@新しいライフスタイルを提案した第2世代
第2世代も液晶ディスプレイを持たなかったが、第1世代より小型化し、クリップで服や帽子に装着することができた。まさにウェアラブルである。当然、Shuffle再生を継承したため、僕にとっては気分転換のための散歩のいいお供だった。そして、第3世代のさらに小型化したボディは当然、液晶ディスプレイを持たないが、ボイス・オーバーという新ユーザーインターフェースを搭載した。

@第3世代の冒険的進化
このボイスオーバーは、ヘッドフォン付属のコントローラによって操作することができ、プレイリストを音声によって選択できる。つまり、ユーザーは今までのShuffle再生から、自分の目的にあった曲を再生できるようになったわけだ。このボイスオーバーではアーティスト名や曲名も音声で知らせてくれる。第2世代までの運まかせな使い方から、ある意味、普通になったわけだが、その音声によるユーザーインターフェースはやはり革新的だ。

@ヨーロッパの小型車に通じるファンな感覚
Shuffleはその誕生から実に冒険的なデバイスだったわけだが、凄いのはローエンドだからといって、機能的な制限があってユーザーが不満を持つようなことがないことだ。むしろ、ShuffleにはShuffleの楽しみかたが提案されており、より上位機であるiPod Touchのユーザーでも興味を持つようなものだ。単なるコストダウンではなく、独自のファンな感覚を持って作られることでは、ヨーロッパの小型車にも通じるものがあるかも知れない。

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登録日:2009年 03月 20日 06:13:54

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一条 真人
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